☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-08-15
 
【平成16年8月14日(土)】
【午前・午後】静養先の高輪プリンスホテル。終日、来客なし。


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108年ぶりに発祥の地に戻った第28回 近代オリンピック夏季アテネ大会 開幕。選手・役員総勢513人の大選手団が日章旗を先頭に堂々の入場行進。母国の栄誉のため「ガンバレ ! ・ ニッポン !!」

さて、永田町では特別の思惑をもって五輪観戦の方々もいる。第20回 参議院議員通常選挙は終わったばかりだが、3年、6年先の参院選比例代表選挙で大量得票が見込める有望新人発掘を目指す党・派閥役員たちである。

古くは東京五輪で「東洋の魔女」を率いた故大松博文氏、現職大臣では小野清子国家公安委員長兼内閣府特命担当大臣も女子体操団体 銅メダリスト。今回の参院選初当選の荻原健司議員も冬季五輪 2大会連覇の金メダリスト。スピードスケートと自転車で夏・冬両大会出場の橋本聖子議員や釜本邦茂元議員もサッカーで日本をメキシコ五輪で銅へと導いた。現役時代の華々しい活躍が人々の脳裏に焼きつき好印象が大いに国民受けするわけだ。

「ひとり忘れちゃ困る !!」と口をいがませ(失礼)、ベランベェ調で口を尖がらせているご仁を忘れていた。華麗なる一族、祖父は名宰相、岳父は元総理、妹は宮家へ嫁し、親戚辿れば日本の大方の閨閥と縁戚関係となりそうな元日本JC会頭。
政治家としても政策、実務とも家業(すぐ固まる)の如く手堅く、経済にも滅法強い偉いセンセイである。本当は平沼君に任せたいポストであったが、亀と引退し強引に息子に地盤を継がせた錘馗風眉毛のオヤジが反対し幸運にもポストが巡ってきたわけだ。

実はこのセンセイにはもう一つ華麗なキャリアがあった。モントリオール五輪 クレー射撃日本代表でもあったのだ。
先述した通り、政策・実務とも十ニ分、なにしろ一緒に総裁選に出たぐらいなのだから・・・・。
しかし、大磯の爺ちゃん譲りの口の悪さが物議を醸すが、正直すぎてあまりに発言が的を得すぎているのは元射撃代表としてなせる業からなのか・・・・? 
そういえば鉄砲にご縁があるらしく秘書官宅にタマが撃ち込まれたこともあったなぁ・・・・・。

主管大臣としてご苦労さん。例の民営化の件は平蔵に任せるとして、秋以降は議長就任で指導者不在のグループに戻ってガンバッテ頂きたい。

政界通の賢明なる読者はもう、お判りだろうか ? このモントリオール五輪 クレー射撃日本代表だった方を・・・・・・・・・・・・!?

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