☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-12-31
 
【平成16年12月30日(木)】
【午前・午後】東京・高輪の高輪プリンスホテルで静養。終日、来客なし。


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紀宮さまのご婚約 内定発表。

「発表できることを大変うれしく思います。」と述べながらも「高松宮妃殿下がお亡くなりになり、この日をご一緒に迎えることができなかったことが残念です。」と言い添え、(スマトラ沖大地震・大津波で多くの犠牲者が出ている時期の発表を)「心苦しく思っております」とも語られた紀宮さま。

「両陛下に温かく見守っていただき、秋篠宮同妃両殿下には格別のご配慮をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。」とお相手の黒田慶樹さん。(東京都庁 都市整備局建設業課主任)

細田官房長官が「誠におめでたいことと存じます。国民の皆さんとともに心からお祝いを申し上げます」と政府談話発表。

新潟県中越地震・高松宮妃ご逝去と2度の発表延期を経ての宮内庁正式発表。

2度の『 苦労だ(クロウダ)』の後、今年は「いろいろ」ありました雲の上、二重橋の向こう「菊のカーテン」の皆さま方もこの慶事を契機に元の『 サ~ヤ 』に納まって目出度し、メデタシ・・・・・。

2004-12-30
 
【平成16年12月29日(水)】
【午前・午後】東京・高輪の高輪プリンスホテルで静養。終日、来客なし。


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「神社で祭神が気に入らない、替えてくれと誰も言わない。」と秋に就任したばかりの南部利昭 靖国神社9代目宮司(旧盛岡・南部藩45代当主)は言う。

当たり前のハナシだが、わざわざ『総理名代ではない !!』と断り今月初旬に面会に行き、この分祀を頼んだ人物がいる。

南部宮司は続けて「A・B級戦犯など連合国が極東軍事裁判で勝手に認定、日本人が言うことでない !!」

さらに「(毎年8月15日の)全国戦没者追悼式はいわゆるA級戦犯らも含まれる。天皇・皇后両陛下、総理も出席するが、誰も文句を言わない。」と内政問題にことさら対中配慮を気遣う政府対応を訝る。

最近官邸にも顔を見せず、てっきり福岡で忘年会シーズン「居酒屋政治トーク」のハシゴで地道なドブイタ運動中かと思いきやこの分祀要請を依頼した人物、やはり『 公 務 (?)』も真面目にこなしていた ?!

『 ○ 選 』か『 ○佐官 』か ?、二足ワラジは難しいですよ。

新春1月5日は大安吉日で早くも地元で「出陣式」とか・・・・・・。

『 ヤ~マッタク !! 』、頑張らないと『 ○ 欠』どころか政界退場になりますョ ?!

2004-12-29
 
【平成16年12月28日(火)】
【午前】9時41分、公邸発。55分、官邸着。10時1分、閣議開始。25分、閣議終了。
 
【午後】12時4分、内閣記者会加盟各社 首相番記者との昼食会。2時13分、報道各社インタビュー。4時6分、内閣記者会との懇談会。5時4分、首相官邸職員の御用納め会。41分、官邸発。43分、東京・永田町のキャピトル東急ホテル着。「村儀理容室」にて散髪。8時6分、キャピトル東急ホテル発。20分、年末年始、静養先 東京・高輪の高輪プリンスホテル着。宿泊。


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「郵政民営化法案は与党側ともよく協議し、来年の通常国会で成立させる。これが一番の課題 !!」と決意を語る総理。

「何が起こるか分からない不測の事態に備える心構えは常時。緊張感、重圧は変わらない、厳しい1年だった。」と地震や風水害多発の年を回顧する総理。

明日(29日)から正月3日まで都内ホテルで静養・冬休み。
今年元旦のように靖国神社参拝は中国側との「固い(?)」約束により行わず、外遊予定もなく寝正月 ?!

1月24日、召集予定の通常国会、最大焦点となる「郵政民営化」法案成立戦略を練る貴重な休暇となりそうだ。

正月4日の仕事初めは年頭記者会見後、恒例の伊勢神宮参拝予定。
1月下旬には通常国会召集や近畿地方への視察なども予定されており再びハードな政治日程に逆戻り。

☆ 最後に今年のジンクスをひとつ ?!

  【 総理が映画鑑賞すると大地震が起こる ?! 】


(新潟中越地震しかり、スマトラ沖地震もしかり。そんなこと『 エ~ガな 』とはいかず、被災者各位には改めて衷心よりお見舞い申し上げます。)

2004-12-28
 
【平成16年12月27日(月)】
【午前】9時51分、公邸発。10時13分、東京・野沢の故福田赳夫元総理夫人、三枝さん宅訪問。27分、故福田赳夫元総理宅発。51分、官邸着。11時20分、竹中平蔵経済財政担当相。41分、棚橋泰文科学技術担当相、阿部博之総合科学技術会議議員ら。

【午後】12時7分、報道各社インタビュー。9分、内閣記者会加盟報道各社キャップと懇談。1時、内閣記者会加盟報道各社キャップ懇談終了。49分、武部勤自民党幹事長。2時2分、総合科学技術会議開始。57分、総合科学技術会議終了。3時6分、全国体育指導委員連合の斉藤斗志二会長、深瀬茂夫事務局長。31分、竹中平蔵郵政民営化担当相、加藤寛郵政民営化情報システム検討会議座長。59分、大泉隆史公安調査庁長官。4時26分、北川弘治前最高裁判事。33分、水口弘一中小企業金融公庫総裁。5時9分、杉浦正健、山崎正昭、二橋正弘各官房副長官。12分、細田博之官房長官。6時53分、報道各社インタビュー。57分、官邸発。7時9分、東京・東五反田の出井伸之ソニー会長邸着。出井会長、鈴木忠雄メルシャン会長、安西祐一郎慶応大塾長、ピアニストの中村紘子さんらと会食。9時59分、出井伸之ソニー会長邸発。10時1分、公邸着。


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推古(33代)・皇極(35代)・斉明(37代)・持統(41代)・元明(43代)・元正(44代)・孝謙(46代)・称徳(48代)・明正(109代)・後桜町(117代)天皇。

以上、歴史上 10人の女帝(天皇)が存在した。

政府は総理の私的諮問機関として「皇室典範に関する有識者会議」設置を発表。

学識経験者や財界人ら10名で構成。
来年1月、初会合、秋をめどに報告書をまとめる予定。

議論の中心は女性天皇の是非。
女帝容認ならば、その継承順位や女性宮家創設の可否などが問題となってくる。

「今、私が結論めいたことを言うのはいいことでない。」と総理。

細田官房長官も「政府主導型でこうして下さいではなく、有識者の方々に自由な検討・討議をお願いする。」と強調。

記者団から「(天皇家には)相談したのか ?」の質問あり。

「冷静に議論できる時期、宮内庁とも調整している。」と答える、総理。

総理、またひとつタブーに挑戦である。

『ジット』していても皇室典範改正には『コウケン』できぬので有識者会議を見切り発車で出発『スイコー』というところか・・・・・ ?!

2004-12-27
 
【平成16年12月26日(日)】
【午前】8時46分、公邸発。9時6分、東京・大塚の豊島岡墓地着、故高松宮妃喜久子さま「葬場の儀」参列。10時43分、豊島岡墓地発。11時1分、公邸着。

【午後】3時34分、公邸発。48分、東京・築地の映画館「東劇」着。映画「隠し剣 鬼の爪」鑑賞。6時19分、「東劇」発。28分、東京・銀座のホテル西洋銀座着。日本料理店「吉兆」で作家の宮尾登美子さんらと会食。9時17分、ホテル西洋銀座発。32分、公邸着。


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いよいよ衆議院も押しボタン投票、導入か ?!

川崎二郎 衆議院議院運営委員長提案を議運理事会で来年通常国会中に結論を出すことに決定。

投票の効率化目的だが、野党側は与党との対決法案で投票を長引かせる『 牛歩戦術 』が取りにくくなることへの警戒から導入に慎重姿勢だ。

参議院は既に平成10年、押しボタン投票導入済み。

衆議院でも自民党側が再三にわたり、導入を野党側に働きかけてきたが野党の抵抗意思表示として「国会戦術」選択幅が縮小する懼れがあるとして反対、現在に至る。

今年6月の衆院本会議でも衆院厚生労働委員長 解任決議案が与党の反対多数で否決されたが、野党側が『 牛 歩 』で対抗、採決までに約2時間かかった。

記名投票は議員が壇上で賛否の木札を投票箱に入れるため順調に進んでも約20分、一方押しボタン式ならば約30秒で採決結果が判明する。

採決がほぼ瞬時に判明するようになった参議院だが、記名投票方式も存続させたため、平成11年には採決終了まで約1時間半もかかった前例もあるだけに、与党側理事からは「記名投票」廃止論議まで出ている始末。

国民からは採決のスピード化でなく、立法・審議の慎重かつ迅速化が望まれているのだが・・・・・・。

巷では『 牛 歩 論 議 』よりBSE対策でもう1年近く食べられない『 牛 丼 』を何とかしろとの声しきり ?!

2004-12-26
 
【平成16年12月25日(土)】
【午前・午後】東京・品川の公邸。終日、来客なし。


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武部勤『 一 座 』が民営化紙芝居興行 初上演、クリスマス・イブの24日、一字違いの『 一 味 』(失礼)、『 連 座 』で永田町三美人のひとり(?)鎌田さゆり代議士(宮城2区・民主党)が河野衆院議長に辞職届提出、許可。

事の発端は、昨秋の衆院選で鎌田氏派運動員のNTT労組東北総支部前委員長らが公選法違反で逮捕、連座対象の「組織的選挙運動管理者」と認定され最高裁で上告棄却、刑確定。
仙台高検が当選無効の行政訴訟を起こす前に自ら辞職の道を選んだ。

同一選挙違反事件に問われた今野東代議士(宮城1区・民主党)は「電話作戦を選挙違反認定は不当、支援ボランティアの思いに応える。」と党方針に従い、行政訴訟で争う。

自発的辞職なら他選挙への立候補が可能だが、行政訴訟敗訴・失職となると同一選挙区から5年間立候補禁止となる。

両氏の対応が異なり、都築譲前代議士(東海比例・民主党)も同様に11月に議員辞職、民主党方針の不可解さが際立つ形となったが、鎌田氏の決断を「本人意思を尊重」と容認。

来春の衆院補選2選挙区確定、いずれも民主党議員の不祥事での辞職に伴うもの。
総理盟友、補佐官相手の福岡2区を含め「補選必勝」が至上命題の岡田民主党執行部、鼎の軽重が問われることになりそうだ。

ところで、冒頭の『 永田町三美人 ?! 』って残りは誰だ・・・ ?

「優子」チャンは結婚しちゃったし、ハマコー倅相手に善戦、「愛子」チャン・・・・・・・ ?

おっと、先に大臣経験者(マキコ・セイコ・現職:チエコ)は除外しとかなきゃ ?!

2004-12-25
 
【平成16年12月25日(金)】
【午前】9時8分、公邸発。22分、官邸着。26分、安全保障会議開始。39分、安全保障会議終了。46分、行政改革推進本部開始。51分、行政改革推進本部終了。10時1分、閣議開始。16分、閣議終了。20分、少子化社会対策会議。58分、中川昭一経済産業相。
 
【午後】12時4分、報道各社インタビュー。8分、細田博之官房長官、谷垣禎一財務相、福井俊彦日銀総裁ら。33分、竹中平蔵経済財政担当相。1時16分、再び竹中平蔵経済財政担当相。3時19分、政府広報番組「小泉総理ラジオで語る」収録。40分、岡本行夫元首相補佐官。4時30分、村上誠一郎規制改革担当相、宮内義彦規制改革・民間開放推進会議議長。5時2分、報道各社インタビュー。7分、経済財政諮問会議開始。42分、経済財政諮問会議終了。6時2分、官邸発。19分、東京・高輪の高松宮邸着。故高松宮妃喜久子さま通夜 参列。
49分、高松宮邸発。7時9分、東京・虎ノ門のホテルオークラ着。宴会場「ケンジントンテラス」で自民党の武部勤幹事長、青木幹雄参院議員会長、公明党の神崎武法代表、冬柴鉄三幹事長ら与党幹部と会食。8時54分、ホテルオークラ発。9時5分、公邸着。


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「アンタが来年1年、我慢すれば何事もうまくいく !!」と語気強く迫る青木党参院議員会長。

「結構我慢している、お互い我慢が大事。やるべきことはヤル。」と応じる総理。

「勝負はやってみないと分からない。桶狭間・関ヶ原の戦いも事前に結果は分からなかった !!」とさらに畳み掛ける総理。

とても自公連立与党幹部のクリスマスディナーで和気藹々とはいかず、総選挙前の与野党 党首討論会並みのチョー険悪ムード。

一方、忠犬・武部幹事長発案の「郵政民営化」紙芝居が東京・銀座(有楽町)で初上演した話題には「盛況でヨカッタな !!」と慰労。

「ホント、覚悟してやらなイカンワな」とはイロイロ面白くない青木氏。

その武部幹事長指揮、「民営化」紙芝居が実行隊員らで興行スタート。

「よく分かる、絵が楽しい。」と女高生たち。
黄色い歓声とは裏腹に「ウ~ン、チョットね ?!」と首傾げる、数少ない背広の社会人観客。

それもその筈、激励に駆けつけた武部幹事長、竹中平蔵大臣がド真ん中に座り、周囲はコワモテの警視庁・所轄のS・Pと私服警官が厳しい眼つきで取り囲んでは、一般人は中々、輪の中に入れず。

寒風吹き荒ぶなか、虚しくはためく幟と師走の街に無味乾燥に響く拍子木の音、口上の声だけがカラ元気。

『 紙 芝 居 』だけにタダ、薄っぺらいだけで終わらなければよいのだが・・・・・・・・。

2004-12-24
 
【平成16年12月23日(木・祝)】
【天皇誕生日】 (祝 日)


【午前】東京・品川の公邸。来客なし。

【午後】12時23分、公邸発。38分、皇居着。天皇誕生日宴会の儀出席。1時48分、皇居発。2時2分、公邸着。


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「面白い、良い出来ばえ !!」

「子供のころよく紙芝居見ていた、面白い発想だ。ドンドンやればよい !!」と武部幹事長発案、『郵政民営化』紙芝居をヨイショの総理。

「相談なしに決めるんじゃない !!」(与謝野政調会長)、「やるからには覚悟してやりなさい。」と青木参院議員会長。

党内からは批判続出、抵抗派を刺激するだけと中止を求める申入れを武部幹事長が黙殺。
執行部内にも不協和音が漂い、ギクシャクムード。

「反発勢力は元々、民営化反対。承知の上での決行、めげちゃダメ !!」と励まし、盛んにエールを送るは総理のみ。

結局、明日(24日)、東京・銀座(有楽町)で安倍晋三幹事長代理、宮路和明副幹事長らで結成の「郵政民営化紙芝居実行隊」による初上演決定。
すでに拍子木や法被、幟など小道具準備し用意万端。その後、全国行脚予定。

「紙芝居」に続く第2弾は『 手 紙 ?! 』

『郵政民営化が小泉内閣の進める改革の“本丸”であるというのはなぜでしょうか』と題する「民営化」メリットをコンパクトにまとめた手紙を自民党所属全国会議員に年内に送ることを決めた総理。

来年の通常国会で焦点となる「郵政民営化法案」審議に理解を求めるのが狙いなのだが・・・・・・・。

「現状を変えることには抵抗感があるものですが、国民全体の立場に立って、郵政民営化に向き合っていただきたい。」と締めくくる内容だ。

総理、これは『 信 書 』ですから郵便(日本郵政公社)配達ですよネ !!

まさか、『 D・M (ダイレクトメール)』とか言って、宅配業者(トナミ運輸とか ?!)に配達させるんではないでしょうな・・・・・・・・。

2004-12-23
 
【平成16年12月22日(水)】
【午前】9時36分、公邸発。58分、官邸着。10時5分、杉浦正健官房副長官。20分、二橋正弘官房副長官。22分、細田博之官房長官。11時2分、経済評論家 田中直毅氏。37分、石原邦夫NHK経営委員長。
 
【午後】12時1分、報道各社インタビュー。5分、報道各社政治部長 懇談。2時1分、堂道秀明駐イラン大使ら中東各国駐在大使。3時6分、内閣広報誌「Cabiネット」新春対談。4時3分、二橋官房副長官。31分、内閣、内閣府永年勤続者表彰式。5時18分、麻生太郎総務相。23分、シェスタコフ・ロシア柔道連盟会長表敬。麻生太郎総務相同席。6時5分、竹中平蔵経済財政担当相。55分、報道各社インタビュー。59分、官邸発。7時3分、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテル着。旧館 宴会場「福の間」で小泉純一郎事務所・官邸秘書官室メンバーと会食。8時41分、赤坂プリンスホテル発。57分、公邸着。


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― 面積、2.5倍に !! ―

新年度、予算折衝で財務省は衆参両院が求めていた新議員会館整備費に衆院、3億8,700万円。参院、1億9,900万円を認めた。

建て替え計画は民間資金を活用。建設から管理、運営まですべて民間委託し、コスト削減を図るPFI方式。

昭和38年から40年に建てられた現在の衆院2棟、参院1棟の議員会館(地上7階・地下3~4階)は欧米の議員会館と比べ老朽化が激しく手狭(床面積40㎡)と不評。

新議員会館は地上13階、地下3~5階で、一議員室あたり床面積は現在の2.5倍、100㎡に拡大。平成18年度着工、22年度完成予定。

「欧米諸外国と比べ狭く、政策立案作業ができない !!」と不満タラタラの議員センセイ方には念願のクリスマスプレゼント ?!

『 真剣に議員立法など法案作成してるの、ホント ?! 』と国民はゼイタクな新議員会館建設の理解に「クルシミマス」。

2004-12-22
 
【平成16年12月21日(火)】
【午前】8時45分、公邸発。9時1分、自民党本部着。2分、党本部 正面玄関前 党新憲法制定推進本部の看板掛け。9分、新憲法制定推進本部。22分、党役員会。47分、党本部発。50分、官邸着。10時1分、閣議開始。20分、閣議終了。21分、経済連携促進関係閣僚会議開始。43分、経済連携促進関係閣僚会議終了。53分、堀内光雄自民党前総務会長。11時42分、フェトゥーリ駐日リビア大使。

【午後】12時5分、報道各社インタビュー。11分、杉浦正健官房副長官。1時48分、官邸発。2時1分、東京・大手町の経団連会館着。日本経団連評議員会 出席、挨拶。30分、経団連会館発。39分、官邸着。3時5分、自民党ホームページ 新春用メッセージ収録。45分、与謝野馨自民党政調会長。4時6分、船橋洋一 朝日新聞コラムニスト。30分、近藤剛日本道路公団総裁。5時16分、村上誠一郎行革担当相。48分、細田博之官房長官、町村信孝外相、藪中三十二 外務省アジア大洋州局長。6時31分、報道各社インタビュー。35分、官邸発。40分、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテル着。宴会場「紺青」で警視庁警護課 (首相担当警察官組織)「表門会」出席。52分、赤坂プリンスホテル発。7時9分、公邸着。


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「(李氏は)公職から退いたとはいえ(中台の)分裂活動の急先鋒。」と王毅・駐日中国大使。

「台湾独立の支持取り付けと中日関係破壊 !!」と程永華・駐日中国公使。

来日した場合、「制裁措置」検討も示唆。

政府は台湾の李登輝前総統に入国査証(ビザ)を正式発給、中国側は猛反発だ。

町村外相は再三、「(李氏に)ビザを出したから日本政府が台湾独立を認めるわけでない。」と中国側に冷静な対応を求めた。

また、町村外相は自民党 外交部会・調査会合同部会に出席、「(李氏は)家族旅行、政治活動は困ると言ってある。面会は自粛を・・・・。」と要請。

李登輝前台湾総統は27日に名古屋空港から来日、来月2日まで京都・金沢を観光予定。妻の曽文恵さん(78歳)、同居している長男の妻、留学先の英国から台北に戻っている孫娘(23歳)と訪日。

「孫娘と日本の温泉に行くのが楽しみ。」と観光旅行を強調する李登輝氏。
帰国時も名古屋空港経由、成田利用は首都・東京に近く政治的な思惑を避けるため利用せず。

「一私人が日本への観光旅行、神経質過ぎる。」と不快感あらわの総理。
中国側も勇退した一老人の温泉旅行と『 些 少 』のことは大目に見ては・・・・・・・・・・・・。

2004-12-21
 
【平成16年12月20日(月)】
【午前】8時16分、公邸発。27分、官邸着。31分、経済対策閣僚会議開始。46分、経済対策閣僚会議終了。9時、臨時閣議開始。15分、臨時閣議終了。17分、麻生太郎総務相。10時59分、日・チリ賢人会議 寺田輝介日本側座長ら。11時29分、竹中平蔵経済財政担当相。58分、報道各社インタビュー。

【午後】1時34分、経済財政諮問会議開始。3時37分、経済財政諮問会議終了。42分、町田顕最高裁長官。4時、上田秀明駐オーストラリア大使、岡本博美駐ガボン大使。43分、武部勤自民党幹事長。5時3分、月例経済報告関係閣僚会議開始。34分、月例経済報告関係閣僚会議終了。6時42分、二橋正弘官房副長官。7時3分、報道各社インタビュー。8分、官邸発。18分、東京・赤坂の日本料理店「津やま」で、山崎拓首相補佐官、冬柴鉄三公明党幹事長、二階俊博自民党総務局長と会食。10時7分、「津やま」発。26分、公邸着。


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「総理、退陣に追い込む !!」

「総理の盟友、相手候補に勝って日本の政治の流れを大きく変える !!」と意気込むは岡田民主党 代表。

この日、福岡市内で開催の定期党大会終了後の記者会見でのこと。

来春の衆院福岡2区補欠選挙での公認候補者お披露目・補選総決起集会を兼ね、あえて福岡での定期党大会となった。

一方、相手陣営の動きも慌しくなった。

午後、腹心の武部勤自民党幹事長(山崎派)が官邸へ・・・・・・。

「郵政解散」では表向き厳重注意の形だが、「絶対、訂正するナヨ !!」と耳打ち、指南さえしたともされる総理。

今日は「ユーセイ(郵政)」でなく「福岡2区補選」の自陣営『 優 勢 』かの確認。

夜、赤坂で当の本人、総理補佐官殿と冬柴公明党幹事長、党の選挙実務責任者、二階総務局長(元保守新党幹事長)との会食。
顔ぶれ見ればお判りの通り、旧連立3党時代からの「戦友」で『選挙通』のお歴々ばかり。

福岡2区補選対策会議は明白。

「いろんな話が出たネ、(選挙の話は)う ~ ん ・・・・ ?!」は白々しいですね、総理。

山崎派や地元後援会からは、総理補佐官を辞め補選に即した地元政治活動に専念すべきとの声が日増しに大きくなる中、「やりかけている仕事があり、(補佐官は)辞めない。」と公言するのだが、もしものことがあれば派閥瓦解、政権にもダメージ大だ。

地元の総意は「博多祇園山笠」ならぬ早期の『 山 拓 』巡行では・・・・・・ ?!

2004-12-20
 
【平成16年12月19日(日)】
【午前・午後】東京・品川の公邸。終日、来客なし。


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政治が「混合診療解禁」、「臓器移植法」云々などと空疎に論じているうちに医学の進歩は顕著、人の生き死にを数日、コントロールすることぐらい容易だ。

高松宮妃喜久子さま ご逝去。

謹んで哀悼の意を表します。

高松宮妃喜久子さまは、明治44(1911)年12月26日、徳川15代将軍慶喜の七男で継嗣となった旧公爵・徳川慶久氏の二女としてご出生。女子学習院本科卒業後、昭和5年2月、大正天皇の三男 高松宮宣仁殿下と結婚。

皇族有栖川宮家出身の実母、実枝子さまを昭和8年、42歳の若さで癌で亡くされたご体験からその半生をがん撲滅活動に取り組まれた。昭和43年春、財団法人「高松宮妃癌研究基金」設立、名誉総裁就任。以後、基金をもとに学術賞贈呈と研究助成を続けられた。

昭和62年、夫君の高松宮宣仁殿下を肺がんで失くし、継嗣なく高松宮家も途絶えることになる。

畏れ多いことであるが、昭和天皇ご崩御のときもそうであったように御隠れ(お亡くなり)になる日時が極めて作為的に感じはしないであろうか ?

新潟県中越地震に配慮、当初11月初旬発表であった紀宮清子さまのご婚約内定発表当日早朝のご逝去でまたもやの延期。

たまたまと言えばそうなのだが、恣意的な見えない力の存在を察するのは杞憂か ?!

亡くなった高松宮妃喜久子さまも紀宮さまご婚約発表を病床から心待ちにされていたとの由。

【 慶 喜 】なことで国民の【 大 勢 、 好 感 】をもって歓迎する、喪明けのご婚約正式発表が待ち遠しい。

2004-12-19
 
【平成16年12月18日(土)】
【午前】午前8時現在、鹿児島県指宿市 ホテル「指宿白水館」宿泊。10時、盧武鉉韓国大統領と白水館庭園散策、歓談。19分、盧大統領、町村信孝外相、潘基文韓国外交通商相らとお茶会。11時14分、盧大統領らをホテル玄関で見送り。33分、ホテル「指宿白水館」発。40分、鹿児島県指宿市 市営陸上競技場着。42分、陸上自衛隊ヘリコプターにて市営陸上競技場発。

【午後】12時8分、鹿児島空港着。34分、政府専用機にて鹿児島空港発。1時45分、羽田空港着。54分、羽田空港発。2時13分、皇居着。高松宮妃 喜久子様ご逝去、弔意の記帳。18分、皇居発。35分、東京・高輪の高松宮邸着。妃殿下ご逝去 弔問、記帳。39分、高松宮邸発。47分、公邸着。


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高松宮妃喜久子さまは12月18日 午前4時24分、敗血症のため東京都中央区の聖路加国際病院でご逝去。92歳。


【高松宮妃喜久子さま ご逝去 ・ 総理 謹話】

ご訃報に接し、悲しみの念を禁じ得ません。高松宮さまをよく支えられ、医療など幅広い分野で貢献され、中でもがん撲滅のため献身的な努力を続けられた。高松宮さま逝去後もお心を大切に受け継がれ、国民と親しく接し、著書などを通じお気持ちを国民に伝えられた。国民は飾らないお人柄に敬愛の念を抱き、再び元気な姿に接することを願っていましたが、誠に哀惜に堪えません。国民とともに謹んで哀悼の意を表します。

2004-12-18
 
【平成16年12月17日(金)】
【午前】9時43分、公邸発。59分、官邸着。10時2分、閣議開始。19分、閣議終了。20分、中川昭一経済産業相。48分、官邸発。11時6分、羽田空港着。28分、日韓首脳会談出席のため政府専用機にて羽田空港発。
 
【午後】1時8分、鹿児島空港着。28分、陸上自衛隊ヘリコプターで鹿児島空港発。54分、鹿児島県指宿市 市営陸上競技場着。56分、市営陸上競技場発。2時1分、ホテル「指宿白水館」着。44分、ホテル玄関にて盧武鉉大統領、権良淑夫人 出迎え。3時32分、盧武鉉大統領との日韓首脳会談開始。町村信孝外相、潘基文外交通商相ら同席。5時39分、日韓首脳会談終了。6時18分、盧大統領との共同記者会見。7時30分、首相主催晩餐会開始。9時16分、首相主催晩餐会終了。10時34分、ホテル内「砂蒸し風呂」入浴。「指宿白水館」宿泊。


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「アンニョンハセヨ !!」、小学生たちが日韓両国の小旗を振り、この時期には珍しい程、暖かい気候で沿道は菜の花満開。

鹿児島県指宿市で開催の日韓首脳「温泉」会談。

「(小泉総理の)経済制裁に慎重な立場を高く評価。」と盧武鉉・韓国大統領。

六ヵ国協議早期再開や日韓自由貿易協定(FTA)の来年中妥結、日韓シャトル便増便などで両首脳は合意。

7月の韓国・済州島会談と同様、ノーネクタイのラフなスタイルで約2時間10分の会談は和気藹々ムード。

一方、会場外。鹿児島県警は警視庁はじめ九州警察局管内 各県警応援の5,000人規模の警官動員で空港・会場周辺警備。第十管区海上保安本部も多数の巡視船艇で海上警備、厳戒態勢でテロ等不測事態に備えた。

会談・歓迎晩餐会終了後、砂蒸し風呂でゆっくり寛ぐ総理であったが・・・・・・・。

総理留守の永田町は大変だ !!

「こんなもん、皮ばっかりでアンコがない !!」と憤る、綿貫民輔 郵政事業懇話会長。

党郵政改革関係合同部会が取り纏めた「郵政民営化に関する独自案」の報告に訪れた与謝野馨政調会長に不満爆発。

経営形態に全く触れぬ「独自案」など『 目くらまし 』と無視。

「3分社化案」を落としどころと見ていた与謝野政調会長の予測が狂いだしたのは武部『解散』発言。
少数の党内民営化容認派からも一斉反発、抵抗勢力をさらに勢いづけることに・・・・・。

その武部幹事長発案の「郵政民営化紙芝居」、お蔵入りか ?!

「(党決定なく)民営化前提は行きすぎだ !!」
「最重要政策を紙芝居説明、国民をバカにしている !!」などと民営化反対派から批判集中、安倍晋三幹事長代理ら有志議員(約10名)の紙芝居実行隊も困惑気味。

最強硬派の荒井広幸参議院議員は『 紙芝居でなく猿芝居 』と切って捨てる、残念 !!

武部勤幹事長の選挙区は北海道12区、利尻・礼文島から稚内、網走そして知床半島までオホーツク海沿岸約600kmの日本最大(面積)の衆院小選挙区。

荒井センセイ、「猿芝居」でなく『 田舎芝居 』では・・・・・ ?!

2004-12-17
 
【平成16年12月16日(木)】
【午前】9時45分、公邸発。10時3分、官邸着。5分、緒方貞子国際協力機構(JICA)理事長。32分、竹中平蔵経済財政担当相。45分、西室泰三・日米財界人会議日本側議長。11時7分、谷垣禎一財務相、細川興一 財務省事務次官ら。

【午後】12時4分、報道各社インタビュー。9分、自民党 当選1回生議員と会食。2時2分、細田博之官房長官、町村信孝外相、藪中三十二 外務省アジア大洋州局長。23分、二橋正弘官房副長官加わる。31分、町村外相、高野紀元駐韓国大使、田中均 外務省外務審議官、西田恒夫 総合外交政策局長、藪中三十二 アジア大洋州局長。3時、内田俊一内閣広報官。15分、佐藤剛男衆議院議員。32分、兼元俊徳内閣情報官。4時7分、韓国新聞各社 合同インタビュー開始。45分、韓国新聞各社 合同インタビュー終了。5時5分、知的財産戦略本部開始。6時8分、知的財産戦略本部終了。11分、松岡利勝衆議院議員。34分、川口順子首相補佐官。56分、逢沢一郎外務副大臣。7時37分、報道各社インタビュー。42分、官邸発。54分、公邸着。


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『 桃李不言 下自成蹊 』(桃李物言わずとも その下自ずと蹊(みち)を成す) 【史記・李将軍列伝】

桃や李(スモモ)は何も言わないが、その花や実にひかれて多くの人々が集まり木の下に自然に小道ができるとの訳。(仁徳のある人は自ら求めなくても人々がその徳を慕って集まってくるの意)

同じ李でも李登輝 前台湾総統の日本来日の道は中々、開けなかった。

「断る理由ない。」
「9月と12月、月が違う !!」と秋 9月の訪日要請には査証発給せず、今回は発給姿勢を示したことについて惚ける総理。

記者団、さらに畳み掛けると「(台湾立法委員選挙終了)諸情勢が違う。」とボソリ呟く。

「李登輝は退職した一老人にあらず、中国を分裂方向に狂奔している代表人物。その人物の日本入国は日本政府が支持する『1つの中国』政策に反する。理解できず受け入れがたい。」と外務省に猛抗議、王毅・駐日中国大使。

町村外相、都内講演にて「今や一私人になった人が観光目的で来日、断る理由がない単純簡明な理由。」と述べるが「『一つの中国』との基本政策に変化なし。」とも付け加えた。

総理、あの国に『 私 人 』だ『 公 人 』だと言っても通用せず、一番よくご存知ではないですか。

ところで正月参拝(?!)は『私 人』OR『公 人』ですか ?、と野暮な質問で今日は THE END.

2004-12-16
 
【平成16年12月15日(水)】
【午前】9時44分、公邸発。59分、自民党本部着。10時、名古屋市長選立候補予定者推薦証交付。武部勤幹事長、安倍晋三幹事長代理同席。8分、党本部発。11分、官邸着。40分、北側一雄国土交通相、岩村敬 国土交通省事務次官、岩崎貞二 航空局長。11時1分、大島賢三国連大使、西田恒夫 外務省総合外交政策局長。30分、伊藤達也金融担当相、五味広文 金融庁長官、佐藤隆文 監督局長。

【午後】12時4分、報道各社インタビュー。7分、自民党 当選1回衆院議員と会食。2時15分、CNNテレビ インタビュー開始。3時10分、CNNテレビ インタビュー終了。4時3分、サクスコブルクゴツキ・ブルガリア首相との首脳会談開始。39分、サクスコブルクゴツキ・ブルガリア首相との首脳会談終了。41分、共同声明署名式。44分、正面玄関にて見送り。55分、尾辻秀久厚労相、村上誠一郎行革担当相。細田博之官房長官同席。5時15分、荒井寿光知的財産戦略推進事務局長。30分、田中均 外務省外務審議官、藪中三十二アジア大洋州局長、井戸清人 財務省国際局長、伊藤健一 農水省総括審議官。6時54分、報道各社インタビュー。58分、官邸発。7時11分、東京・神田神保町の中国料理店「新世界菜館」で秘書官と食事。8時58分、「新世界菜館」発。9時17分、公邸着。


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「大事争うべし、些事構うべからず。」と師匠、福田赳夫元総理の言葉を引用、したり顔の総理。

この日(15日)、昼の自民党1回生衆院議員(13名)との昼食会にて、「もっと説明責任を・・・。」との要望に天下国家 指導者論をブチ上げ、これも説明にならず。

「独裁者と丸投げの間のさじ加減が大事 !!」と自らに対する批判を逆手に長期政権維持法を伝授。

魑魅魍魎、百鬼夜行、妖怪変化が跋扈する永田町でも、これ程の「奇人・変人」がいようか ?
しかし、『 異 人 』になれても『 偉 人 』には・・・・・ ?

いくら総理が「忠臣蔵」好きといっても討ち入り当日(14日)の真夜中(午後10時頃)に泉岳寺 赤穂義士墓前に墓参するとは・・・・・・ ?!。

秘書官・SPの皆さま方、ご苦労さまのことで ?!

一説には、高輪プリンスホテル 寿司店で二橋正弘官房副長官、柴田雅人内閣総務官と会食、酔った勢いでの泉岳寺行きとなったとか ?!

郵政民営化、三位一体改革はじめ混合診療解禁等、改革遂行は反対・抵抗が凄まじく一筋縄ではいかぬことばかり、非情な選択もあり『 本 懐 』を遂げることは容易ではありませぬ。

総理、1回生代議士との会食、政治手法伝授など大変結構なこと。

しかし、政治は『 ニンジョウ(人 情) 』でござる、お忘れなく !!

2004-12-15
 
【平成16年12月14日(火)】
【午前】9時15分、公邸発。31分、自民党本部着。33分、党役員会開始。55分、自民党役員会 途中退席。56分、自民党本部発。58分、官邸着。10時2分、閣議開始。25分、閣議終了。27分、犯罪対策閣僚会議開始。58分、犯罪対策閣僚会議終了。11時13分、「日韓友情年2005」の、朴晟容(パク・ソンヨン)韓国側諮問委員長。平山郁夫 日本側実行委員長同席。59分、報道各社インタビュー。

【午後】12時4分、村田吉隆防災担当相、林田彪内閣府副大臣、江渡聡徳内閣府政務官、野田健内閣危機管理監ら。2時、細川興一 財務省事務次官、福田進 主税局長。3時、畠中誠二郎 総務省行政管理局長。22分、笹森清 連合会長と政労会見。尾辻秀久厚生労働相同席。58分、竹中平蔵経済財政担当相。4時24分、奥田碩日本経団連会長。30分、「日本活性化のための経済連携を推進する国民会議」代表世話人 伊藤元重東大大学院教授、奥田碩日本経団連会長ら。5時2分、経済財政諮問会議開始。58分、経済財政諮問会議終了。6時55分、報道各社インタビュー。7時、官邸発。15分、東京・高輪の高輪プリンスホテル着。すし店「松風」で二橋正弘官房副長官、柴田雅人内閣総務官と会食。9時35分、高輪プリンスホテル発。41分、東京・高輪の泉岳寺着。赤穂浪士 墓参。10時13分、泉岳寺発。21分、公邸着。


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「解散など考えていない !!」

「幹事長として、解散のカの字も口にすべきじゃない。」と専権事項越権の武部幹事長を批判するは任命した総理ご自身。

「自民党は自由闊達、いろんな意見があってよい。」と当初、鷹揚に構えていた総理であったのだが・・・・・・。

「あらゆる苦難を乗り越え本懐を遂げる、なかなかできないこと。」と吉良邸討ち入り日(元禄15年 旧暦12月14日)に忠臣蔵ファンの総理は感慨深げに語る。

(総理自身の『本懐』を問われ)
「(郵政民営化を含む)改革の実現、批判に耐え与えられた任務に邁進すること。」と強い決意表明。

日本歯科医師連盟(日歯連)から旧橋本派(平成研究会)への1億円ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反(不記載)に問われた元会長代理、村岡兼造(元官房長官)被告の初公判が東京地裁で開かれた。

「全く関与しておらず、無罪を確信 !!」と全面否認の村岡被告。

赤穂四十七義士並みの「一致団結、箱弁当」と謳われた旧橋本派だが、元同志たちはみな一様に、村岡氏に冷たい。

「コメントできる立場ではございません。」とキザな紙切れ一枚出しただけの橋本元総理。

「村岡さんのことはコメントできない。」と素っ気無い、青木参院議員会長。

かつての『 鉄の結束 』は見る影もなく、「アルミ弁当箱」以下に錆付いてしまったようだ。

2004-12-14
 
【平成16年12月13日(月)】
【午前】10時1分、公邸発。16分、官邸着。11時、江畑忠彦 共同通信社編集局長、八木柾 編集局総務、吉田文和 政治部長。15分、グスマン・東ティモール大統領との首脳会談。59分、報道各社インタビュー。

【午後】12時2分、政府与党連絡会議。1時55分、伏屋和彦官房副長官補、肥塚雅博、堀内文隆両内閣審議官。3時、須田寛 前NHK経営委員長(JR東海相談役。)24分、二橋正弘官房副長官。4時2分、アブドラ・ヨルダン国王との首脳会談開始。43分、アブドラ・ヨルダン国王との首脳会談終了。44分、正面玄関にてアブドラ国王見送り。6時28分、報道各社インタビュー。34分、河野洋平衆院議長、中野寛成衆院副議長、扇千景参院議長、角田義一参院副議長、細田博之官房長官らと会食。8時41分、官邸発。52分、公邸着。


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「幹事長がそんなことを言ってはだめだ !!」ときつくたしなめた青木幹雄党参院議院会長。

いつもの『・・・・・いかんワネ !!』口調でなく厳しかった。

ことの発端は9日、都内講演にて武部勤幹事長が「(郵政民営化に関し)私は解散を恐れていない。場合によって(総理は)解散権を発動すべき。」と発言、党内に波紋を広げていた。

続けて青木氏、「党内取りまとめ役が幹事長。絶対に言ってはならぬ発言、言い訳通用せず。」と苦言呈す。

「反省し以後、誤解受けぬよう気をつける。」と武部幹事長陳謝。

軽口、軽挙妄動、日常茶飯事の武部幹事長、農水相時代と相も変わらず。

青木参院議院会長が、早足で歩み寄ろうとした瞬間、何か悪い予感がしたのか武部幹事長、反射的に反対方向に逃げるような格好を呼び止められての1コマ。

その時、青木氏が激怒。


『 帰さん(カイサン)!! 』 と言ったとか、言わないとか ?!

2004-12-13
 
【平成16年12月12日(日)】
【午前・午後】東京・品川の公邸。終日、来客なし。


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在独日本大使館ホームページ掲載の「君が代」歌詞ドイツ語訳が「君」の部分に「君主」を意味する言葉を誤使用していたことが判明。

外務省は指摘を受け、直ちにドイツ語訳をホームページから削除、全在外公館対象に「君が代」の政府解釈周知徹底を指示。

平成11年、「『君』は、日本国、日本国民統合の象徴で、主権の存する日本国民の総意に基づく天皇のことを指す。」と小渕総理(当時)が国旗・国歌法成立時、国会答弁。

巷で、「君」とは『 暴君・小泉 』なりとの囁きがあるのだが・・・・・ ?!

その外務省でトップ人事。
町村外相、竹内行夫外務事務次官勇退を認め、後任に谷内正太郎官房副長官補を起用。28日に閣議決定、来年1月4日発令。

また、藤崎一郎外務審議官(経済担当)も退き、後任に薮中三十二アジア大洋州局長が昇格。

日朝交渉担当責任者の昇進、転出で「ニセ遺骨」の真相は、『 藪の中 』 ?!

2004-12-12
 
【平成16年12月11日(土)】
【午前】10時32分、公邸発。47分、東京・有楽町の東京宝塚劇場着。11時、宝塚歌劇団星組公演「花舞う長安」観劇。扇千景参院議長、森喜朗前首相、青木幹雄自民党参院議員会長同席。

【午後】2時18分、東京宝塚劇場発。35分、公邸着。7時10分、公邸発。24分、東京・新橋の第一ホテル東京着。ホテル内 スイートルームで扇千景参院議長、森喜朗前首相、青木幹雄参院議員会長、宝塚歌劇団星組 湖月わたるさんらと会食。9時31分、第一ホテル東京発。44分、公邸着。


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「いやあ良かったね。久しぶり」と上機嫌の総理。

東京宝塚劇場にて宝塚歌劇団星組公演「花舞う長安」を観劇後、率直な感想述べる。

ヅカガールには失礼かもしれぬが、良かったのは観劇か、一緒に鑑賞の森元総理、青木党参院議員会長との関係修復の端緒ができたためなのか・・・?

他に宝塚O.Gの扇千景参院議長もご招待。

夜には星組、湖月わたるさんらも交えて食事と終日、宝塚三昧。

第2次小泉改造内閣発足時の党・閣僚人事や、国・地方財政 三位一体改革での義務教育国庫負担金削減問題で疎遠になっていた元「後見役」の森・青木両氏と和解と相成るか ?

「ああ、和やかだったよ。」と会食後、ご満悦の総理だが・・・・・・。

はたして両者の蜜月ムード、郵政民営化天王山となる来春、『 スミレの花咲く頃 』まで続くかどうか・・・・・・・。

2004-12-11
 
【平成16年12月10日(金)】
【午前】9時11分、公邸発。26分、官邸着。32分、安全保障会議開始。50分、安全保障会議終了。52分、麻生太郎総務相。10時1分、閣議。25分、都市再生本部。11時26分、官邸発。29分、自民党本部着。31分、津島雄二 自民党税制調査会長、伊吹文明小委員長。51分、安倍晋三自民党幹事長代理。58分、武部勤自民党幹事長。

【午後】12時12分、自民党本部発。15分、官邸着。19分、報道各社インタビュー。27分、杉浦正健、山崎正昭両官房副長官。2時3分か、全国犯罪被害者の会 岡村勲代表幹事。杉浦官房副長官同席。35分、安藤隆春 警察庁官房長。3時3分、小池百合子環境相。32分、中川秀直自民党国対委員長。4時40分、兼元俊徳内閣情報官。5時16分、大泉隆史公安調査庁長官。6時28分、報道各社インタビュー。34分、官邸発。38分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ着。ホテル内中国料理店「Taikan En」で武部勤自民党幹事長、佐田玄一郎筆頭副幹事長、柳沢伯夫政調会長代理らと会食。8時55分、ホテルニューオータニ発。9時12分、公邸着。


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住友生命 歳末恒例の『創作四字熟語』発表。

各作品とも非常に良き出来具合に感心しきり。

政治関連のみピックアップ、11月の「新札発光」で世界最高水準の偽造防止技術と新肖像に気分一新、経済活性化に繋がればと期待。

12月、自衛隊イラク派遣延長 閣議決定。「戦火滞平」・「人働使円」はあまり有り難くない。


◇ 結びは自前創作の「変幻自在」をならぬ『 変 人 自 在 』


 ※ 今年も総理の発言・行動、突拍子なきパフォーマンスに永田町の面々は思惑通りに踊らされ、動かされ、働かされるなど・・・・、自在に操られ身も心もフラフラになりました。

2004-12-10
 
【平成16年12月9日(木)】
【午前】9時41分、公邸発。57分、官邸着。59分、田中均 外務省外務審議官、西田恒夫総合外交政策局長、小松一郎 欧州局長、井戸清人 財務省国際局長、金沢悟 国土交通省自動車交通局長。11時13分、細川興一 財務省事務次官、藤井秀人 主計局長。34分、沢井英一 都市再生本部事務局長。

【午後】1時41分、特別応接室で、神崎武法公明党代表と与党党首会談。武部勤 自民党幹事長、冬柴鉄三 公明党幹事長、細田博之官房長官同席。59分、政府与党連絡会議。2時20分、岡田克也民主党代表、志位和夫共産党委員長、福島瑞穂社民党党首と野党党首会談。川端達夫民主党幹事長、市田忠義共産党書記局長、又市征治社民党幹事長、細田官房長官同席。58分、安全保障会議。3時32分、臨時閣議開始。38分、臨時閣議終了。4時15分、記者会見。5時3分、シュレーダー独首相と首脳会談開始。55分、日独首脳会談終了。6時1分、シュレーダー首相と共同記者会見。46分、官邸発。7時4分、東京・高輪の高輪プリンスホテル着。ホテル内 「ステーキハウス桂」でシュレーダー首相との夕食会。9時20分、高輪プリンスホテル発。28分、公邸着。



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安全保障会議と臨時閣議にて自衛隊イラク派遣の1年間延長が正式決定。

「状況をよく考え、適切に判断する。」と自衛隊『撤収』時期、総理明言せず。

「自衛隊入隊しサマワに行けば、3ヶ月で瞬く間に人間変わる !!」と自衛隊入隊勧誘員如きは、都内で青少年教育問題で講演の武部自民党幹事長。
また物議を醸しそうな発言が飛び出した。

真珠湾開戦(昭和16年12月8日)から丁度、60年目の奇しき因縁か。

ご年輩の方はご記憶あるであろうか、「撤収」、「撤退」などという言葉は戦前は禁句。

総理、改めてお伺い致します。

自衛隊『 転進 』時期は何時になりますでしょうか ?

2004-12-09
 
【平成16年12月8日(水)】
【午前】9時34分、公邸発。50分、官邸着。10時5分、安全保障会議開始。55分、安全保障会議終了。57分、竹中平蔵経済財政担当相。11時7分、戸苅利和 厚生労働省事務次官、辻哲夫 審議官。42分、滑川雅士構造改革特区・地域再生推進室長、伏屋和彦官房副長官補。
 
【午後】12時9分、報道各社インタビュー。14分、杉浦正健官房副長官。2時5分、野田健内閣危機管理監。26分、武部勤自民党幹事長、冬柴鉄三公明党幹事長。3時8分、細田博之官房長官、二橋正弘官房副長官。16分、構造改革特区・地域再生認定書授与式。50分、山崎潮内閣審議官、4時10分、沼田貞昭駐カナダ大使。19分、村上誠一郎行政改革担当相、宮内義彦規制改革・民間開放推進会議議長。5時2分、経済財政諮問会議開始。6時26分、経済財政諮問会議終了。7時26分、報道各社インタビュー。30分、官邸発。32分、東京・永田町のキャピトル東急ホテル着。ホテル内「村儀理容室」で散髪。8時27分、ホテル内 中国料理店「星ケ岡」で秘書官らと食事。9時14分、キャピトル東急ホテル発。26分、公邸着。


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「(めぐみさんが)死亡したということではないので、希望はある。」と総理。

「虚偽資料提出は極めて遺憾。」と付け加えたのだが・・・・・・・。

なんともピントはずれのコメント ?!

横田めぐみさんご両親やご親族の悲痛な叫びをご理解頂けるのだろうか ?

拉致被害者家族会はじめ与野党からも即刻、食料支援打ち切りほか、経済制裁発令の声高まる。

『 骨 』のある政治家が少なくなったものだ、残念 !!

だから『 D(ダメ)・N(ヌケタ)・A(アホ)官邸 』と揶揄されるのですヨ !!

2004-12-08
 
【平成16年12月7日(火)】
【午前】9時15分、公邸発。28分、自民党本部着。35分、党役員会開始。53分、党役員会途中退席。54分、党本部発。57分、官邸着。10時、閣議開始。20分、閣議終了。22分、佐藤行雄日本国際問題研究所理事長に国家公安委員辞令交付。26分、大野功統防衛庁長官、町村信孝外相、細田博之官房長官、二橋正弘官房副長官。45分、IT戦略本部評価専門調査会座長 庄山悦彦日立製作所社長、棚橋泰文IT担当相、伏屋和彦官房副長官補。11時4分、「文化外交の推進に関する懇談会」出席。34分、「文化外交の推進に関する懇談会」途中退席。52分、報道各社インタビュー。

【午後】1時46分、カルロス・ゴーン日産自動車社長、稲村隆二 神奈川新聞社長による神奈川新聞・テレビ神奈川 新年用共同インタビュー。3時34分、ムカパ・タンザニア大統領との会談開始。杉浦正健官房副長官ら同席。4時17分、二橋官房副長官。5時2分、麻生太郎総務相。21分、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)開始。6時16分、IT戦略本部終了。20分、沢田秀男神奈川県横須賀市長。31分、兼元俊徳内閣情報官、飯原一樹 防衛庁防衛局長、太田文雄 情報本部長。57分、細田官房長官。7時11分、報道各社インタビュー。15分、官邸発。21分、東京・虎ノ門のホテルオークラ着。宴会場「メイプルルーム」で日本経団連の今井敬名誉会長、奥田碩会長ら「首相を囲む会」メンバーと会食。8時49分、ホテルオークラ発。59分、公邸着。


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「派遣延長で良いのではないか。大野(防衛庁長官)さんの目からみて、いかなる方向から(砲弾が)飛んできても大丈夫と判断された。」と語るは町村外相、閣議後の記者会見でのこと。

「予断は許されないが、かなり安定しており自衛隊員の士気も高く、人道復興支援活動が引き続き重要だ !!」と陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワを駆け足視察の大野功統防衛庁長官が官邸報告。

武部自民・冬柴公明両党幹事長もクウェート経由でイラク南部サマワ入り。陸上自衛隊宿営地を訪問、隊員激励し懇談。

「現地治安は安定、現地住民から歓迎されている。また、自衛隊の安全確保策も高度なレベル。そういう報告を受けた。」と総理。

総理は9日午後、神崎公明党代表、野党党首とそれぞれ会談、陸自イラク派遣の1年延長方針を伝え、臨時閣議を開き派遣延長を決定。記者会見を行い、延長理由を広く国民に自ら説明予定となった。

当初、10日の閣議決定予定であったが派遣延長へ向けた環境整備が整ったため繰り上げたという説明は甚だ疑問 ?

約5時間チョットのサマワ滞在で「現地治安安定、自衛隊は現地民に歓迎されている。」とは流石、防衛庁長官になるエライ人はちがうネ !!

『 招かざる客 』で歓迎されなかったのは閣下、前線視察で戦死では山本五十六元帥・連合艦隊司令長官に申し訳なく即刻、平和な本国へお帰り下さいと相成った訳。

それが、迅速な報告となり派遣延長決定が早まるとは、あまりの皮肉。

『 もしものこと ?! 』が起これば、集中砲火で長官辞任どころか、内閣がフッ飛ぶ一大事も予測されるのだが・・・・・・。

まぁ、町村外相の言うように「大野長官はいかなる方向から(砲弾が)飛んできても大丈夫と判断。」されたようですので心配ありませんネ。

2004-12-07
 
【平成16年12月6日(月)】
【午前】10時36分、公邸発。50分、官邸着。54分、根本匠自民党広報本部長。11時59分、報道各社インタビュー。

【午後】12時2分、杉浦正健官房副長官。2時、佐藤重和 外務省経済協力局長、北村俊昭 経済産業省通商政策局長。41分、全国トラックドライバー・コンテスト総理大臣賞受賞者 三宅正浩さんら。4時31分、日本経団連機関誌 新年号企画で奥田碩会長と対談。5時34分、報道各社インタビュー。6時6分、ブーテフリカ・アルジェリア大統領との首脳会談開始。6時54分、ブーテフリカ・アルジェリア大統領との首脳会談終了。57分、ブーテフリカ大統領との夕食会開始。8時49分、ブーテフリカ大統領との夕食会終了。50分、正面玄関にてブーテフリカ大統領見送り。9時、官邸発。12分、公邸着。


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「キヤン村長」をヨロシク !!

「ギチヨカオル」に清き一票を !!

同姓同名かつ同音候補が立候補 ?!

12月5日投開票の沖縄県北中城村長選での珍事。

現職村長の喜屋武馨(きゃん・かおる)候補(62歳)と新人で元村議会議長 喜屋武薫(きゃん・かおる)候補(67歳)が立候補。

両陣営は混同を避けるため肩書きでの投票呼びかけ、村選管も肩書き記載票も有効と認めたのだが、当選したのは以外にも新人の元村職員 新垣邦男氏(48歳)。投票総数の60%近い4,408票を獲得し圧勝、初当選。

当日有権者数は1万1,803人、投票率は64.26%。

よく銀行窓口や医療機関受付で「ヨシダ・シゲル」さんや「サトウ・エイサク」さんにお目にかかる。

「今太閤」に肖り自分の子供に「角栄」と命名した田中某家の両親がロッキード事件発覚後、家裁に氏名変更を願い出たなどというニュースが嘗てあったような記憶が・・・・・・。

果たして総理に肖り、『小泉純一郎』や『純一郎』という名の子供の未来は如何に ?!

少なくとも家裁に改名の願いだけは出されませぬように・・・・・・・。

2004-12-06
 
【平成16年12月5日(日)】
【午前】東京・品川の公邸。来客なし。
 
【午後】12時6分、公邸発。28分、羽田空港着。55分、第18回 国際自由労働組合連盟(ICFTU)世界大会出席のため,SNA115便にて羽田空港発。2時31分、宮崎空港着。40分、宮崎空港発。3時、宮崎市のフェニックスシーガイアリゾート着。ワールドコンベンションセンターサミットで第18回ICFTU世界大会出席、挨拶。16分、第18回ICFTU世界大会 途中退席。19分、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート着。44分、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート発。46分、ワールドコンベンションセンターサミット着。50分、ソマビア国際労働機関(ILO)事務局長。尾辻秀久厚生労働相同席。4時6分、笹森清連合会長。22分、ワールドコンベンションセンターサミット発。44分、宮崎空港着。5時26分、SNA120便にて宮崎空港発。6時31分、羽田空港着。42分、羽田空港発。7時8分、公邸着。


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先月30日、ラオス首都 ビエンチャンにて開催 ASEANプラス3首脳会議時に行われた日中首相会談。
両国政府が当初、発表した会談内容が双方で国内報道時、大幅に違うことが判明、国内世論に配慮したためだ。

『 雪上加霜 』(日本語訳:泣きっ面にハチ) ― 総理の「ODAは卒業時期 !!」発言に対し、温家宝・中国首相が発した不快感いっぱいの言葉。

日中関係の更なる悪化懸念を表現、「中日友好の大局に立ち判断を・・・」と継続を求めた。

日本外務省は当初、「ODAは中国経済建設に貢献」と役割評価のみ発表。

また、「靖国」問題においても、『鈴をとくのは鈴を結んだ人しかできない』との中国諺を引用、参拝中止を求めたが報道発表されなかった。

一方、中国外務省も国内向けに「来春3月の愛知万博に温首相を招請」と報道するが、実際には日本側は訪日時期を明示しなかった。

中国国内向けに日本が早期訪日を求めたことを強く印象付ける国内世論操作だ。
新華社通信は「中国がODAを受け取るのは、日本の間違った歴史感を受け入れ日本政府指導者の靖国参拝を認めることではない。」との論評記事を配信、ODAと引き換えに「靖国」問題譲歩なしを強調。


『 自国のために嘘をつくという愛国芸 』 (DIPLOMACY [外交術] )

  ― Ambrose Bierce ―  「悪魔の辞典」

2004-12-05
 
【平成16年12月4日(土)】
【午前・午後】東京・品川の公邸。終日、来客なし。


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昨日、臨時国会が閉幕したばかりなのだが、次期通常国会は来年1月21日召集方針のようだ。
会期は6月19日までの150日間となる。

災害復興目的の平成16年度補正予算案処理後、新年度予算案審議に入る。焦点の郵政民営化法案は来年3月頃、上程か ?

来年、国会の名物男がひとり、永田町を去る。

故郷、「日本で一番ゲンキのある街」の政令市長選出馬のためだ。

微妙な時期にさしかかるので名前は敢えて言わず。

ここに良き好敵手がいなくなり、男泣きするテレビ朝日『TVタックル』常連、これまた名物男「ハマコー」氏 。

選挙戦、やはり自転車に幟立てて市内疾走か ? 、と想像する。

『 頑張ってチョ~ヨ 』と心に念じ、ご健闘を祈る !!

2004-12-04
 
【平成16年12月3日(金)】
【午前】8時43分、公邸発。56分、国会着。9時1分、閣議開始。22分、閣議終了。23分、クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券チーフ・ストラテジスト 水野温氏氏に日銀政策委員会審議委員 辞令交付。25分、竹中平蔵郵政民営化担当相。58分、参議院本会議場。10時1分、参議院本会議開会。6分、参議院本会議 途中退席。7分、国会発。10分、官邸着。20分、武部勤自民党幹事長。37分、バリアフリー化推進功労者表彰式。

【午後】12時9分、報道各社インタビュー。14分、杉浦正健官房副長官。55分、官邸発。56分、国会着。1時、衆議院本会議場。2分、衆議院本会議開会。7分、衆議院本会議 途中退席。8分、国会発。10分、官邸着。2時、細川興一 財務省事務次官、藤井秀人主計局長、福田進主税局長、牧野治郎理財局長。47分、尾身幸次元沖縄・科学技術担当相。3時1分、官邸発。3分、自民党本部着。6分、党機関紙「自由民主」 新年号企画座談会。54分、党本部発。57分、官邸着。4時11分、麻生太郎総務相。5時5分、村上誠一郎行政改革・規制改革担当相、伏屋和彦官房副長官補、松田隆利 内閣府行政改革推進事務局長。25分、坂篤郎 内閣府審議官、林洋和 内閣審議官、滑川雅士 地域再生推進室長。55分、細田博之官房長官、二橋正弘官房副長官。56分、報道各社インタビュー。7時2分、官邸発。5分、東京・虎ノ門のホテルオークラ着。宴会場「松風」で自民党の武部幹事長、片山虎之助参院幹事長らと会食。8時26分、安倍晋三自民党幹事長代理加わる。38分、ホテルオークラ発。50分、公邸着。


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「私に解散させるな !!」と総理。

第161臨時国会が53日間の会期を終えて閉幕、慰労をかねての武部自民党幹事長、片山党参院幹事長らとの夕食でのハナシ。

『 伝家の宝刀 』をちらつかせて郵政民営化への支持を求めた。

この日、午前に官邸訪問した武部幹事長。

武部幹事長が臨時国会閉幕直後、イラク・サマワ視察の相談との観測あり。退避勧告が出ているイラクを政治家が訪問することに賛否両論があるなか、明日(4日)大野防衛庁長官が激励・視察のためイラク入り、時同じく武部自民・冬柴公明両党幹事長もサマワ視察する予定なのだが・・・・・。

「何も聞いてない、今国会の話と郵政民営化説明の紙芝居作成の件だ。」と総理。

「劇場型政治」と揶揄される総理、忠犬幹事長は『 紙芝居 』ですか ?!

2004-12-03
 
【平成16年12月2日(木)】
【午前】7時47分、公邸発。8時、官邸着。14分、山崎正昭官房副長官。56分、官邸発。57分、国会着。59分、参議院第1委員会室。9時、参議院決算委員会開会。11時51分、参議院決算委員会休憩。53分、国会発。55分、官邸着。
 
【午後】12時56分、官邸発。57分、国会着。59分、参議院第1委員会室。1時、参議院決算委員会再開。5時6分、参議院決算委員会散会。8分、国会発。10分、官邸着。33分、経済財政諮問会議開始。6時25分、経済財政諮問会議終了。43分、二橋正弘官房副長官。7時2分、報道各社インタビュー。10分、二橋正弘官房副長官、守屋武昌 防衛庁事務次官、藤井秀人 財務省主計局長。55分、官邸発。8時9分、東京・高輪の高輪プリンスホテル着。すし店「松風」で杉浦正健、二橋正弘 両官房副長官、伏屋和彦、谷内正太郎、柳沢協二 各官房副長官補と会食。8時40分、山崎正昭官房副長官加わる。9時51分、高輪プリンスホテル発。59分、公邸着。


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「迂回献金あった。」と受託収賄など1審で実刑判決を受けた鈴木宗男元沖北開発庁長官が都内で開催のシンポジウムにてパネリストとして出席、身振り手振りにて暴露。

「善意で応援してくれる方の献金が法律の変更で党に入っただけ、法律の範囲内でやましくない。」と強調、悪びれた様子なし。

衆議院政治倫理審査会の弁明で橋本龍太郎元総理が明らかにした旧橋本派の存在しない「架空繰越金」について、旧橋本派運営幹事会にて協議。

昨年度の旧橋本派政治資金報告書には18億5千万円もの繰越金が計上されているが、領収証を取らない所属議員への資金供与や会合経費などが「繰越金」として処理されてきたとされている。

運営幹事会では、公認会計士や弁護士などの専門家も交えて調査、公表することに決まった。

一方、民主党は政倫審の弁明で明白となった「派閥架空繰越金」で橋本元総理を政治資金規正法違反容疑(虚偽記載)で検察当局に告発する方針を固めた。7月にも民主党は橋本氏を同法違反容疑で告発した経緯あり。

橋本元総理得意の剣道の如く、『 コテ先 』だけの弁明は通用せず『 メン・ドウ 』なことになりそうだ。

2004-12-02
 
【平成16年12月1日(水)】
(12月1日=現地時間)


【午前】ラオス首都 ビエンチャン ワッタイ国際空港を政府専用機にて出発。


(12月1日=日本時間)


【午後】5時42分、ラオス首都 ビエンチャンからの政府専用機にて羽田空港着。53分、羽田空港発。6時16分、皇居着。帰国の記帳。21分、皇居発。39分、公邸着。


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流行語大賞が決定、年間大賞にはアテネ五輪競泳 金メダリスト 北島康介選手の「チョー気持ちいい」が選ばれた。

「自然に出た言葉がこんなに浸透しビックリ」と感想を語る北島選手。

政界用語関連では「サプライズ」・「自己責任」・「中二階」が選ばれた。

「サプライズ」入賞の代表として現れたは武部勤自民党幹事長。

今秋の内閣・党人事で「驚天動地」、自民党NO.2、党幹事長に指名された武部氏。

表彰式のお礼でも「超サプライズ、超 驚天動地 !!」を連発、終始ご機嫌だった。

「女性天皇の検討事実ない」と報道否定の細田官房長官。

総理は先月、記者団に対し「(自民党憲法改正大綱素案の女性天皇制に関連して)大半の日本国民がよいと思っているのでは・・・・。」と賛意を示していたのだが・・・・・。

波田陽区ふうに言えば『 女性天皇って言うじゃない・・・、時期尚早、残念 !!  女性天皇 斬(ぎ)り! 』

2004-12-01
 
【平成16年11月30日(火)】 〈 外遊日程詳報 〉
(30日=現地時間)


【午前】宿泊先のドンパサック・レジデンス発。ビエンチャン市内の国際貿易展示コンベンションセンターで日・ASEAN首脳会議。温家宝・中国首相と会談。ハワード オーストラリア首相と会談。

【午後】カムタイ ラオス大統領主催 昼食会。 ドンパサック・レジデンスで日本青年海外協力隊員らと懇談。 国際貿易展示コンベンションセンターでブンニャン ラオス首相と会談。フン・セン カンボジア首相、ブンニャン ラオス首相、ファン・バン・カイ ベトナム首相と会談。国際協力研修センターにて内外記者会見。


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「良い条件と環境の中で訪日できることを希望する。」と温家宝・中国首相。

ビエンチャン市内での日中首脳個別会談、総理の再三にわたる来春開幕 愛知万博招請をかねての訪日に毅然と回答。

「(靖国参拝は)中国人民の心を傷つける。」、「(参拝は)不戦の誓いを新たにするもの。」と日中双方の応酬が続き、会談は予定の25分を大幅超過、約1時間に及んだ。

一方、国内は時間厳守で消化不良にて終了、疑惑は深まるばかり・・・・。

衆議院政治倫理審査会での橋本龍太郎元総理の弁明はわずか80分にて終了。

いつものキザでエーカッコシィの橋龍氏と違い、こわばった表情で左脇に顧問弁護士を従え小声でうつむき加減にメモを読むが審査会会場の衆院議長応接室の隅まで声が届かず中々、聞き取れなかったそうだ。

「事実なんだろう」と人ごとのような答弁で焦点の1億円授受を語る橋本氏なのだが、同席者を尋ねられると「記憶にない。」と極めて苦しい不自然な答弁に終始。

与党議員からも「それでも派閥会長だったのか ?! 、疑惑解明には程遠い。」との囁き。

野党側の来年、通常国会冒頭での証人喚問要求は必至の状況となった。

「当初、『記憶なし』と言っていたがようやく思い出し始めたか」と皮肉めいた感想は村岡兼造元官房長官。

橋本兄弟には「兄弟仁義」でなく『 兄弟信義(真偽) 』が今、求められている。


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