☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-05-31
 
【平成17年5月30日(月)】
【午前】11時2分、公邸発。3分、官邸着。

【午後】12時18分、官邸発。25分、東京・三番町の千鳥ケ淵戦没者墓苑着。30分、千鳥ケ淵戦没者墓苑拝礼式 参列、献花。44分、千鳥ケ淵戦没者墓苑発。51分、官邸着。2時30分、尾身幸次衆議院議員。3時、棚橋泰文IT(情報技術)担当相、IT戦略本部情報セキュリティ基本問題委員会 金杉明信委員長ら。30分、二橋正弘官房副長官。45分、藪中三十二 外務省外務審議官。4時5分、細川興一 財務省事務次官、藤井秀人主計局長、福田進主税局長。57分、報道各社インタビュー。5時1分、官邸発。2分、国会着。5分、自民党役員会開始。25分、自民党役員会 途中退席。29分、国会発。30分、官邸着。35分、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)開始。6時41分、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)終了。7時51分、官邸発。8時1分、東京・芝公園の東京プリンスホテルパークタワー着。すし店「濱芝」で山崎拓元自民党幹事長、冬柴鉄三公明党幹事長と会食。13分、二階俊博自民党総務局長 加わる。10時11分、東京プリンスホテルパークタワー発。18分、公邸着。


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「靖国神社が自発的に(A級戦犯の御霊を)『 分 祀 』する。それで中国もイエスと言うだろう・・・・。」と中川秀直自民党国対委員長、民放政治番組にて。

さらに「両国とも外圧に屈した形は取れない。(靖国参拝と常任理事国入り)問題をセットで解決した方がいい !!」とも述べ、靖国神社側が自主的判断でA級戦犯ご遺族と話し合いのうえ『 分 霊 』、『 分 祀 』すると同時に中国政府も日本の常任理事国入りに賛成する方式がベストでは・・・・と提案。

一方、「白桜忌」〈 祖母 晶子の命日[ 昭和17年(1942)5月29日 ] 〉のこの日、別の民放報道番組 出演の与謝野馨 自民党政調会長、「(靖国参拝は)一定の外交的効果を持った問題、内政(問題)とだけとらえるのは狭すぎる。」と指摘、「(総理も)政治は現実的な解決をいつも考えないといけない、(日中)双方がそこそこの満足度を得るのが正しい。」と妥協点を見出すよう促した。

「公明党がこれだけ何回も言っているのだから、総理はそれを踏まえて判断しなくてはいけない !!」と再三、靖国参拝中止要請の井上義久 公明党政調会長、同じく民放報道番組で発言するも連立離脱までは言明せず。

先の参議院予算委員会で「個人の心情として参拝している。」との総理答弁を引き合いに「大平、鈴木元総理がこういう形(私人)で参拝した時、中国はあまり問題にしなかった。その状態に戻す意思表示と取れる。」と中国側の理解を何とか得たい総理側近の中川自民党国会対策委員長なのだが・・・・・・。

『 分 霊 』・『 分 祀 』で、外交上も『 無 礼 』な振る舞いの中国側不満『 分 子 』が納得しましょうか ?

『 神 』をも畏れぬ安易な提案では、罰当りで祟られますゾ ?!

2005-05-30
 
【平成17年5月29日(日)】
【午前・午後】東京・千代田区永田町の公邸。終日来客なく「イラクの斎藤昭彦さん拘束事件」に関する情報収集・報告を受け待機。


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「小さなケンカのやりとりみたいなものだ。堂々たる、世界に訴えるようなもので物事が動かされるという状態ではない。それを見て歯がゆく思っている。」と27日、87歳の誕生日を祝う会開催の東京都内ホテルで中曽根康弘元総理。

旧海軍記念日(5月27日)と奇しくも誕生日を同じくする元海軍主計少佐、今年は日本海海戦(明治38年)から丁度、百年の節目。

現在の日中関係を心配し、中選挙区ライバル(旧衆議院群馬3区)の愛弟子、現職総理の姿勢に苦言を呈す、政界ご意見番、大勲位氏健在。

自らも『内閣総理大臣たる中曽根康弘』と記帳し靖国参拝、「公人 ?」or「私人 ?」かよく判らない曖昧な肩書きでの参拝となったのだが、隣国を刺激。
総理在任中の昭和61年には靖国参拝中止を決断(?)。(余儀なくさせられたのかも・・・・ ?!)

「日中国交回復を切り開いたは公明党、価値判断が問われている !!」と仙谷由人 民主党政調会長、民放政治討論番組内で公明党に連立政権離脱を視野に入れた強い姿勢で総理の靖国参拝中止を迫る誘い水。

むかし『 風見鶏 』、いま『 風力発電政党 』の忠告も肩で『 風 』切る総理、まったく耳貸さず ?!

2005-05-29
 
【平成17年5月28日(土)】
【午前】東京・千代田区永田町の公邸。来客なく「イラクの斎藤昭彦さん拘束事件」に関する情報収集・報告を受け待機。

【午後】1時45分、公邸発。2時46分、神奈川県横須賀市の研究開発集積施設「横須賀リサーチパーク」着。47分、報道各社インタビュー。50分、沢田秀男横須賀市長、和田紀夫NTT社長、中村維夫NTTドコモ社長らと視察。4時17分、「横須賀リサーチパーク」発。36分、横須賀市の農業体験型テーマパーク「長井海の手公園ソレイユの丘」着。沢田横須賀市長、小谷昌京浜急行電鉄社長らと視察。5時、「長井海の手公園ソレイユの丘」発。24分、横須賀市のフランス料理店「アリス・ヴィラ・リゾート」着。沢田横須賀市長、小谷京浜急行電鉄社長らと会食。7時50分、「アリス・ヴィラ・リゾート」発。8時50分、公邸着。


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― 二つの未確認情報 ―

「フィリピン・ミンダナオ島、元日本兵」と「イラクの斎藤昭彦さん拘束事件」どちらも今のところ生存は未確認。

どちらも人命の問題、「まだ確認されていない、いろいろ情報が交錯しているが、事実確認をしっかりしなければいけない。」と語る総理。

赤紙一枚で応召、「神国日本」の不敗を信じ異国で孤独な戦いを戦後60年もの永きにわたり続けてきた元日本兵、片や新生日本の戦後、平和国家に生まれ「専守防衛」の任に当たる自衛隊活動に飽き足らず外国傭兵部隊の道を歩んだ元陸自隊員。

「政治は権力闘争。相手の乱れを突く戦術もあるが、必ずしも賛成ではない。民営化でどうするか民主党は主張を明確にすべき、自分の主張がなくただ審議しないと言うのは国民にわかりにくい。」と審議拒否の民主党執行部を批判する小沢一郎民主党副代表、神奈川県寒川町の講演にて。

自民党役員連絡会でノーベル平和賞受賞者 ワンガリ・マータイ女史提唱の環境保護運動『 もったいないキャンペーン 』を全党挙げて取り組むことを正式決定、官邸へ武部勤幹事長が直々に総理報告。

「良いことだ !!」と即座に総理、と同時に「(野党)審議拒否も勿体ない ?!」と大いに皮肉る。

戦前・戦後教育の違いか、「フィリピン」と「イラク」の元日本人兵士の未確認安否情報。

『国家・陛下』のため「滅私奉公」、散華を強いられた戦前兵士が、命の大切さを尊び『平和教育』のもと憲法9条の教えを叩き込まれた戦後兵士が自らリスクを冒し戦地へ赴く・・・・・・。

『あぁ、命がもったいない !!』

2005-05-28
 
【平成17年5月27日(金)】
【午前】8時26分、公邸発。27分、国会着。31分、閣議開始。59分、閣議終了。9時、町村信孝外相。4分、谷垣禎一財務相。6分、国会発。7分、官邸着。10時25分、安倍晋三 自民党幹事長代理、塩崎恭久衆議院議員ら。11時4分、柴田進駐アンゴラ大使、片岡林造駐ギニア大使。

【午後】12時1分、報道各社インタビュー。3時、武部勤自民党幹事長。46分、甘利明自民党知的財産政策小委員長ら。4時1分、兼元俊徳内閣情報官、飯原一樹防衛庁防衛局長、椋木功統合幕僚会議情報本部長。35分、中川秀直自民党国対委員長。58分、官邸発。5時4分、東京・日比谷公園の日比谷公会堂着。自民党 都議選必勝総決起大会 出席、挨拶。15分、日比谷公会堂発。21分、官邸着。35分、杉浦正健官房副長官。6時15分、報道各社インタビュー。41分、官邸発。42分、公邸着。


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「『エッ !! 、うそだろ』という感じ。横井(庄一)さんや小野田(寛郎)さん(発見時)と似たような衝撃を受けた、よく今まで生きて頑張ってきた。生きておられるのなら、本人たちの希望がかなえられるようにしたい。」と総理。

戦後60年の節目、フィリピン・ミンダナオ島山中に2名の元日本兵生存情報。
政府は在フィリピン大使館員を首都 マニラからミンダナオ島ジェネラルサントスへ派遣、面談・安否確認を急がせたが未だ確認報告は入っていない。

また、その他にも2名の元日本兵生存情報が厚生労働省 社会・援護局調査資料室に昨秋、戦友会団体からもたらされている。

断片情報から2名の元日本兵は、昭和18年6月に朝鮮・平壌で編成の旧日本陸軍 第30師団(「豹兵団」・総員約1万6,000人) 捜索第30連隊所属の第2中隊長、山川吉雄中尉(87歳)[大阪市西区出身]と中内続喜伍長(85歳)[高知県越知町出身]ではないかと推測される。

当初、第30師団は対ソ連戦に備え編成された精鋭師団だったが、昭和19年4月に南方戦局悪化によりミンダナオ島守備のため出動命令。

捜索第30連隊は470人規模の偵察部隊、昭和19年6月、ミンダナオ島派遣、密林や山岳地帯で偵察活動を行ったが、昭和20年3月に米軍がミンダナオ島上陸し米軍制空下、島内各所で激戦、ゲリラ戦突入し最後は「切り込み突入」。

精鋭師団の8割が戦死、捜索第30連隊も473名中、帰還者は186名。勝敗が決してからも旧日本軍将兵にはマラリアなどの伝染病や飢えに苦しめられ終戦。

山川中尉、中内伍長は現在「戦死」扱いとなっており帰国実現ならば戸籍復活等の手続きが必要。

また別情報の元日本兵2名のうち一人は、第30師団 第4野戦病院所属 桜井令一軍医中尉(92歳)と推測、「ワタナベ」と名乗る元兵士の詳細不明。

今年2月、旧日本陸軍 第30師団所属 戦友会から厚生労働省 尾辻大臣宛に救出を求める嘆願書が出されていたのだが、元日本兵発見の第一報が昨夏、日本にもたらされていたにもかかわらず正確でないと放置、「戦後60年」・「日・中・韓の歴史感」・「総理靖国参拝問題」・「A級戦犯分祀」など国内外で大東亜戦争関連の様々な問題が再燃、提起されるなか突然の発表に官邸情報操作の疑念を拭い去ることができない。

国に対する忠誠心一筋で自らの半生を犠牲に異国の地で戦い続けてこられた元兵士の方々の苦難を思うと敬意と平和日本の礎として現在、私たちが安全・安定した国で生活できることを感謝する以外、申し述べる言葉もなし。

「日本に生きて帰ると、軍法会議にかけられて銃殺される !!」と当初、帰国はおろか、所属・名前を明かすことも拒んだという元日本兵。

昭和47年1月、米グアム島から帰還の元日本兵 横井庄一氏(名古屋市中川区出身)の帰国第一声は『 恥ずかしながら・・・・・・ 』

今回帰国(予定)の元日本兵の方々に『 恥ずかしながら 』と申さなければならないのは戦後60年、軟弱・混乱の日本社会に生きる我々ではないか。

2005-05-27
 
【平成17年5月26日(木)】
【午前】10時2分、公邸発。3分、官邸着。11時3分、サンパイオ・ポルトガル大統領と首脳会談。浜中秀一郎ポルトガル大使、小松一郎外務省欧州局長 同席。

【午後】1時26分、官邸発。27分、国会着。32分、衆議院本会議開会。2時57分、衆議院本会議散会。59分、国会発。3時8分、東京・大手町の経団連会館着。日本経団連定時総会 出席、挨拶。21分、経団連会館発。29分、官邸着。55分、バドル・エジプト駐日大使。4時25分、官邸発。26分、国会着。34分、ルラ・ブラジル大統領夫妻歓迎会。5時5分、国会発。7分、官邸着。9分、塩川正十郎前財務相、日本画家 福王寺一彦氏。6時9分、報道各社インタビュー。31分、ルラ・ブラジル大統領と首脳会談開始。堀村隆彦ブラジル大使、西田恒夫 外務省総合外交政策局長、坂場三男中南米局長、北村俊昭 経済産業省通商政策局長 同席。7時46分、ルラ・ブラジル大統領との首脳会談終了。56分、ルラ・ブラジル大統領との夕食会開始。9時13分、ルラ・ブラジル大統領との夕食会終了。17分、正面玄関にてルラ・ブラジル大統領 見送り。30分、官邸発。31分、公邸着。


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「日本ではA級戦犯はもう罪人ではない !!」と自民党代議士会で森岡正宏厚生労働政務官が発言。

「中国に気遣いして、A級戦犯がいかにも悪い存在だという処理をされている。A級戦犯、BC級戦犯いずれも極東国際軍事裁判で決められた。平和、人道に対する罪など、勝手に占領軍がこしらえた一方的な裁判だ。戦争は一つの政治形態で、国際法のルールにのっとったものだ。国会では全会一致で、A級戦犯の遺族に年金をもらっていただいている。国内では罪人ではない。靖国神社にA級戦犯が祭られているのが悪いように言うのは、後世に禍根を残す。」などとも語る。

森岡正宏厚生労働政務官は衆議院比例 近畿ブロック選出、当選2回。タカ派政治家として文相・法相・国土庁長官などを歴任した奥野誠亮元代議士(旧衆議院奈良全県区選出・当選13回)秘書出身。

奥野誠亮氏自身、昭和63年5月に竹下内閣の国土庁長官を日本戦時下の朝鮮占領政策に関する発言が隣国、韓国などから猛反発を受けて大臣辞任している。

燻ぶり続ける日中関係、さらに火に油を注ぐような政権内部からの中国批判に政府は沈静化に躍起。

「政府の一員として話したということはあり得ない、事実関係には種々誤りも含まれ論評する必要なし。過去の(政府)見解と大いに異なっている。(東京裁判について)日本として受諾したは事実だ。」と定例記者会見で細田官房長官。

発言者 森岡正宏厚生労働政務官は「政府の取るべき立場を申し上げた。総理の靖国神社参拝を後押しする発言が、政府見解と違うということはあり得ない !!」と正論(?)を信念で語るのだが・・・・・。

当の総理は「聞いていない、今、そんな発言採り上げてもしょうがない。東京裁判は済んでいる。私の参拝とは関係なし !!」と毎度の矢継ぎばや、靖国参拝関連質問にうんざり顔。

「(靖国参拝は)ヒトラーの墓に参拝するドイツ首相と同じだ !!」と参議院予算委員会で発言の公明党 福本潤一参議院議員(比例区・当選2回)を冬柴公明党幹事長が厳重注意。

福本議員は参議院事務局に不適切発言として議事録削除を申し出る。

福本潤一参議院議員は公明党きっての農政通、東京大学農学部卒の農学博士。愛媛大学助教授などを経て政界入り。

はたして東条英機 元総理らは『 A級戦犯 』なのか『 永久戦犯 』であるのか ? 、『 神 』のみぞ知る ?!

2005-05-26
 
【平成17年5月25日(水)】
【午前】10時20分、公邸発。25分、東京・日比谷公園の日比谷公会堂着。26分か、麻生太郎総務相、河野洋平衆院議長ら。32分、全国市議会議長会定期総会 出席、挨拶。48分、全国市議会議長会定期総会 途中退席、日比谷公会堂発。55分、官邸着。11時20分、日本・チリ賢人会議 アンドラーカ・チリ側座長、寺田輝介日本側座長 表敬。57分、細田博之官房長官。

【午後】12時3分、官邸発。11分、東京・内幸町の帝国ホテル着。てんぷら料理店「天一」で、アブドラ・マレーシア首相歓迎昼食会。町村信孝外相、中川昭一経済産業相 同席。1時44分、帝国ホテル発。55分、官邸着。2時28分、笹森清連合会長と政労会見。尾辻秀久厚生労働相、細田官房長官、伏屋和彦官房副長官補 同席。3時20分、「公務員給与改革断行を求める若手議員の会」 石田真敏会長、葉梨康弘事務局長。4時、西田恒夫 外務省総合外交政策局長、坂場三男中南米局長、北村俊昭 経産省通商政策局長、伊藤健一 農水省総括審議官。42分、エイサギレ・チリ財務相、カンポス農相。5時14分、中川秀直自民党国対委員長。29分、川口順子総理補佐官。6時44分、報道各社インタビュー。48分、官邸発。57分、東京・芝公園の東京プリンスホテルパークタワー着。宴会場「ボールルーム」で国際交流会議「アジアの未来」出席、挨拶。7時32分、東京プリンスホテルパークタワー発。41分、東京・永田町のキャピトル東急ホテル着。「村儀理容室」で散髪。10時5分、キャピトル東急ホテル発。6分、公邸着。


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「事態を沈静化させるためには、小泉総理が靖国神社参拝を自粛する、靖国神社に合祀されているA級戦犯を分祀する、国立の追悼施設をつくる。この解決法しかないと思う。」と記者会見で神崎武法 公明党代表。

「日中関係に悪影響を及ぼしている以上、総理には大局観に立った行動をしてもらいたい !!」とクギを刺す。

竹入義勝 元公明党委員長時代から中国側に独自のパイプを持つ公明党、7月の「首都決戦」 東京都議会議員選挙を前にこれ以上の日中関係悪化は与党の一員として得策でないとの判断からか ?

信濃町(最大支持団体)から官邸側に何らかのメッセージが発せられる可能性も・・・・・・ ?!

「(中国側対応について)外交上、『 非 礼 』でなく『 異 例 』だ !! 、承知の上、国内感情や世論も考慮し、安易に妥協したと思われないよう打ち切ったのだろう。」とも解説する神崎氏。

一方、総理、「重い意見も色々な意見もある、様々な意見があるからいい。」と受け流す。

さらに「(日中関係は)友好重視、未来志向でいった方がいい。(靖国参拝は)適切に判断する。」といつもの如く記者団に。

総理、『 無 礼 』、『 非 礼 』の類でなく友党代表は『 異 例 』だと危惧されております、こんな事態が『 恒 例 』となりませぬよう『 適切にご判断を 』・・・・・・・・・。

2005-05-25
 
【平成17年5月24日(火)】
【午前】8時55分、公邸発。56分、国会着。9時1分、閣議開始。14分、閣議終了。15分、町村信孝外相。21分、新国家公安委員 辞令交付。細田博之官房長官、村田吉隆国家公安委員長 同席。23分、中川昭一経産相。31分、国会発。32分、官邸着。11時、佐々江賢一郎 外務省アジア大洋州局長、小島高明駐シンガポール大使ら。川口順子総理補佐官 同席。31分、官邸発。37分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ着。47分、すし店「久兵衛」でリー・シェンロン シンガポール首相歓迎昼食会。町村外相、川口総理補佐官 同席。
 
【午後】1時8分、リー・シェンロン シンガポール首相歓迎昼食会 終了。10分、ホテルニューオータニ発。20分、官邸着。3時6分、6月末、フランス開催 世界投資会議にて放映予定のビデオレター撮影。33分、大泉隆史公安調査庁長官。5時29分、報道各社インタビュー。34分、経済財政諮問会議 開始。7時2分、経済財政諮問会議終了。3分、経済財政諮問会議民間議員 奥田碩日本経団連会長。37分、官邸発。50分、東京・二番町のイスラエル大使館着。トランペット奏者らの演奏 鑑賞。9時16分、イスラエル大使館発。26分、公邸着。


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「中国が中日関係の発展と改善を真剣に求め、努力を続けている中で、日本の指導者は関係発展を損なう発言を繰り返している。こうした状況下で、両国首脳が会談するのに必要で適切な雰囲気がなくなった。」と孔泉・中国外務省報道局長。

総理や訪中時の武部勤自民党幹事長の靖国・内政干渉発言が中国側を刺激、呉儀副首相の急遽、会談中止-帰国となったことを公式に認める。

訪中時、人民大会堂で胡錦濤・中国国家主席と会談の武部幹事長ら一行に「目にしたくない動きがある !!」と総理の靖国参拝や歴史教科書表記を厳しく批判、再度の総理靖国参拝を繰り返し中止要請。

これより前、王家瑞 中国共産党対外連絡部長と武部勤自民党幹事長が、「靖国問題への口出しは『内政干渉』だ !!」と激しく意見対立。

はじめは威勢のよかった武部氏だったのだが、激怒した王部長が「撤回して頂きたい !!」と要求、あな情けなや負け犬の如く最後はシッポを巻いて小声で「撤回します。」と幹事長。

撤回するぐらいなら最初から言うな !! 、今回の国辱は「一死、大罪を謝す。」の覚悟必要。

武部氏所属派閥の創設者は、現衆議院議長のご尊父、故河野一郎元農相。

シベリヤ抑留同胞を救うため漁業交渉にかこつけ、当時の鳩山総理の密命を受け訪ソ、日ソ国交回復の橋渡し役に。

全く酒が飲めない下戸の河野一郎氏、度数の高いウォッカを無理して一気飲みしフルシチョフとのサシでの会談実現、早期の国交回復が多くの抑留同胞の命を救った逸話は有名。『 ハラの据わった 』大物政治家だった。

「郵政民営化特別委員長」だけでなく最大政権与党幹事長も『 ハラの据わった 』人物をお願いしたい。

キャンキャン吠えるだけで、ご主人にだけシッポ振る忠犬、フラフラの足腰で腰砕けの『タ(ワ)~ケ』ベは即刻、保健所行きでは ?!

2005-05-24
 
【平成17年5月23日(月)】
【午前】10時31分、公邸発。32分、官邸着。11時6分、全米日系人博物館理事長 ダニエル・イノウエ米上院議員ら 表敬。シーファー駐日米大使、川口順子首相補佐官ら 同席。40分、竹中平蔵経済財政担当相、伏屋和彦官房副長官補、浜野潤内閣府政策統括官ら。

【午後】12時6分、報道各社インタビュー。2時、アッサム・駐日クウェート大使。28分、中川秀直自民党国対委員長。44分、武部勤自民党幹事長、中川秀直 自民党国対委員長、二階俊博 自民党総務局長、冬柴鉄三 公明党幹事長。3時26分、杉浦正健官房副長官。45分、藪中三十二外務審議官。4時56分、官邸発。57分、国会着。5時2分、自民党役員会開始。19分、自民党役員会途中退席。20分、国会発。22分、官邸着。48分、ズリンダ・スロバキア首相との首脳会談開始。6時32分、ズリンダ・スロバキア首相との首脳会談終了。7時22分、報道各社インタビュー。26分、官邸発。34分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ着。日本料理店「なだ万本店山茶花荘」で細田博之官房長官、武部勤自民、冬柴鉄三公明両党幹事長、衆議院郵政民営化特別委員会 二階俊博委員長らと会食。9時13分、ホテルニューオータニ発。22分、公邸着。


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「分かりませんねえ ?」

「ホント、分かりませんねえ ?」

「まあ、そういう(靖国参拝中止)議論はあっても通じないですけどねえ、分かりませんねえ ?」

「いや、(中国側からの正式理由説明)そこまではいいでしょう。」

怒りを押し殺して極めて冷静に装うが不愉快さを隠し切れない表情の総理。

本日(23日)、午後4時より総理官邸で予定されていた呉儀・中国副首相との会談が『 緊急の公務 』(中国側説明)でドタキャン、滞在予定を1日早めて急遽帰国。

呉儀・中国副首相は愛知万博ナショナルデー記念式典出席などのため17日午後、来日し24日まで滞在、次の訪問国モンゴルへ向かう予定だった。

23日も午前中は河野洋平衆議院議長と議長公邸で会談、正午からの奥田碩 日本経団連会長らとの会食までは予定通りの日程、総理会談後、夕刻セットの岡田克也民主党代表との会談も当然お流れに・・・・。

『 緊急の公務 』での突如帰国なのだが、首都 北京には戻らず遼寧省・大連に。明日(24日)からのモンゴル訪問は予定通りとはナントまぁ、不可思議なこと ?!

中国版 「鉄の女」と言われライス米国務長官とも堂々と渡り合う外交・通商上手の4人いる中国副首相(対外経済貿易・国内衛生問題担当)のひとりだが、9人の中国共産党 政治局常務委員枠には入っていない。

いわば党内序列が高くない格下の副首相との総理会談、それも中国側からの申入れ。

「呉儀さんは日本の滞在を楽しまれたと聞いていた。そして、先方が是非会いたいということだったから、私も喜んで会いますと予定を作ったんだが、分からないんですよね。」と不快感あらわの総理。

「(来日目的は)達成した !!」 、これが彼女(呉儀・中国副首相)の日本最後に発した言葉だ。

今回の来日最大目的は、『 総理を袖にしてドタキャン帰国すること ? 』

靖国参拝固執の総理面子を潰してウー・イー( 呉 儀 )気持ち ?!

2005-05-23
 
【平成17年5月22日(日)】
【午前・午後】東京・千代田区永田町の公邸。終日来客なし。


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「『解任するなら、おれの首をとれ。首をとらなければ、おれが辞める !!』と(民営化消極派 総務省幹部更迭を)なぜ、体を張って阻止しなかったのかと厳しい口調で批判する元郵政族のドン、野中広務 元自民党幹事長。

野中氏の挨拶中、会場からは大きな拍手、対照的に来賓の大きなリボンを胸に曲がったヒョットコ口をさらに捻じ曲げ、押し黙ったままの麻生太郎総務大臣。

「全国特定郵便局長会(全特)」(高橋正安会長)総会が大阪市内で開催、約8000人が【郵政民営化】反対を大アピール。

なぜか ? 、自民党三役は呼ばれず、「過去の事実を重く受け止め反省したい。」と前身の全逓時代より永年にわたり敵対関係にあった日本郵政公社労組(JPU) 菰田義憲委員長が来賓として初出席、59年ぶりの歴史的和解で一致団結して【郵政民営化】阻止へ・・・・・。

「今なぜ郵政民営化しなければならないのかとの疑問への答えが全くない。最後まで断固戦い抜く !!」(高橋正安 全特会長)

「大きな役割を果たしてきた郵便局について単に効率、利益という物差しだけで方向を決めることは断じて許されない !!」(綿貫民輔 郵政事業懇話会長)

「徹底して法案を廃案に追い込むべき !!」と法案成立責任のある衆議院議院運営委員会 自民党筆頭理事、山口俊一代議士までも声高々と反対宣言。

「(麻生)大臣は断腸の思いだった。今、本当に戦わなければならない相手は小泉総理だ !!」と長谷川憲正参議院議員(郵政省O.B)が麻生氏の立場を擁護したものの針のムシロの主管大臣。

「経営の自由度を確保しなければならない。今回の法案はその点でそれなりのものが提出できた。」と言い理解を求めるのが精一杯の麻生大臣。

皆さん、『 あっ、ソウですか。 』とは聞いてくれません ?!

2005-05-22
 
【平成17年5月21日(土)】
【午前・午後】東京・千代田区永田町の公邸。終日来客なし。


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「衆議院解散・総選挙は小泉政権のブラフと言う人もいるが、解散になって一番困るのは先月当選したばかりの私だ !!」

「解散されたらたまらない、私が防波堤になって阻止しなければならない。そのために法案を必ず成立させる。」と自民党沖縄県連パーティーでの挨拶の中で決意表明する総理補佐官を辞め、衆議院郵政民営化特別委員会 与党筆頭理事(内定)に専念する山崎拓代議士。

「総理の並々ならぬ決意を一番よく知っているのも私、法案成立は小泉政権の進める構造改革の総仕上げになる !!」と締め括った盟友、山崎氏。

盟友の気心知らずか、「最終的には選挙で判断すればいい、任期の中で実績を判断、しかるべき時に選挙で審判を受ける。多数を得たものが政権を取る。」とあいも変わらず強気一本やりで『 イザとなれば・・・・ ?! 』と議員心理を巧みについた発言連発の総理。

最後は「(【郵政民営化】法案は)ベストだ !! 、修正する必要がないぐらいよくできている。」と何時もの如く重ねて強調する総理。

7月3日 投開票の首都決戦、東京都議会議員選挙で初めて伊豆諸島「島部選挙区」に候補者擁立の民主党。

岡田克也民主党代表が伊豆諸島5島をヘリコプター遊説、街頭演説や座談会を行い立候補予定者をテコ入れ。

「(【郵政民営化】法案が)廃案になってしまえば延長はできない、無意味なことを言っている。」と政府・与党内から出ている【郵政民営化】法案審議のため8月のお盆前後までの大幅会期延長を牽制、法案反対・廃案を目指す強い決意を言葉の端々に滲ませる岡田代表。

週明け、イヨイヨ与野党、賛成派・反対派が入り乱れ、ガチンコの激突か ?!

ところで『選挙コワイ ! 、選挙コワイ !!』の山拓センセイ !!

全国300衆議院小選挙区のなかで、最も選挙体制が整っているのはオタク(福岡2区)じゃありませんか ?

2005-05-21
 
【平成17年5月20日(金)】
【午前】7時56分、公邸発。57分、官邸着。8時、山崎正昭官房副長官。26分、官邸発。27分、国会着。31分、閣議開始。47分、閣議終了。48分、北側一雄国交相。9時、参議院予算委員会開会。

【午後】12時49分、参議院予算委員会散会。52分、細田博之官房長官、山崎拓首相補佐官、中川秀直自民党国対委員長。1時20分、国会発。21分、官邸着。35分、官邸発。36分、国会着。43分、衆議院本会議開会。44分、衆議院本会議 途中退席。45分、国会発。55分、官邸着。3時30分、兼元俊徳内閣情報官。4時6分、官邸発。17分、東京・虎ノ門のホテル「虎ノ門パストラル」着。宴会場「鳳凰の間」で日本消防協会主催イベント「がんばれ消防」パーティー 出席、挨拶。34分、ホテル「虎ノ門パストラル」発。42分、官邸着。5時22分、国際バレーボール連盟 アコスタ会長 表敬。34分、中央障害者施策推進協議会 出席、挨拶。6時14分、中央障害者施策推進協議会 途中退席。21分、政府広報番組「小泉総理ラジオで語る」収録。55分、報道各社インタビュー。7時、官邸発。6分、東京・赤坂の日本料理店「津やま」で与謝野馨 自民党政調会長、柳沢伯夫政調会長代理と会食。9時13分、「津やま」発。23分、公邸着。


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午後の衆議院本会議、郵政民営化関連法案を審議する郵政民営化特別委員会 設置を自民、公明両党の賛成多数で決定。
特別委設置反対の民主、社民両党は本会議欠席、共産党は出席し反対。

民主、社民両党は特別委設置に反発、衆参両院本会議と全委員会で審議拒否方針、週明け国会は空転。

野党第1党が欠席のまま衆議院本会議で特別委設置決定は、昭和63年秋のリクルート問題調査特別委員会以来の出来事。

「国会の危機だ !! 、今後一切、与党との協議に応じない。」と憤る川端達夫 民主党幹事長。

「去年も5、6回審議拒否したでしょ、それですぐ戻ってきた。今年何回目ですか? 、3回目か、また戻ってくるでしょ ?!」
「審議拒否は国民から理解を得られない !!」と厳しく指摘の総理。

「反対を唱えた人たちも委員に入っている。今までの議論で足りないところを委員会で十分議論すればよい。」と郵政特別委員会 (自民党)委員23人のうち、反対派 「郵政事業懇話会」所属メンバーも8人入れ、派閥推薦にも配慮したと開かれた特別委だと記者団に胸を張る武部自民党幹事長。

その頃、都内、街頭演説で岡田民主党代表が吼える「小泉さんの『 茶 坊 主 』みたいな委員を集め、形式的な議論をすればよしとするやり方には異を唱える !!」

「たまには批判する立場に立ちたいよ ?!」と夕刻、日本消防協会主催 交流パーティーに飛び入り参加の総理、ボヤキの挨拶。

「国民にどういう利益があるのか ? 、総理の『改革』は言葉だけ。」と久しぶりに怪気炎の小沢一郎 民主党副代表。

返す刀で「(民主党には)もう一つ足りない。」と岡田執行部批判。

孤高の岡田克也 民主党代表に足りないのは、「 茶 坊 主 」でなく『 腰 巾 着 』でしょうか ?

2005-05-20
 
【平成17年5月19日(木)】
【午前】10時9分、公邸発。16分、皇居着。大綬章親授式 出席。41分、皇居発。49分、公邸着。11時50分、公邸発。官邸前庭で植物観賞。52分、官邸着。

【午後】1時17分、官邸発。25分、皇居着。重光章伝達式 出席。40分、皇居発。46分、官邸着。2時、北村直人自民党衆議院議員。杉浦正健官房副長官 同席。9分、小川元・駐チリ大使。22分、岩倉博文 元衆議院議員、吉野正芳、山本明彦両衆議院議員。杉浦正健官房副長官 同席。57分、谷内正太郎外務事務次官。川口順子総理補佐官 同席。3時36分、伊藤達也金融担当相、五味広文金融庁長官。4時28分、南悳祐 韓日協力委員会 会長、中曽根康弘日韓協力委員会 会長ら。5時、武部勤 自民党幹事長、中川秀直国対委員長。19分、二階俊博自民党総務局長 加わる。35分、月例経済報告関係閣僚会議開始。6時3分、月例経済報告関係閣僚会議終了。6分、麻生光洋法務省保護局長、岡田薫警察庁刑事局長。59分、報道各社インタビュー。7時5分、官邸発。28分、東京・歌舞伎町の東京入国管理局新宿出張所着。出張所と周辺の繁華街 視察。8時13分、歌舞伎町の新宿コマ劇場前にて報道各社インタビュー。19分、歌舞伎町の飲食店「しゃぶしゃぶ にいむら 本店」で奥村萬寿雄警視庁警視総監、竹花豊東京都副知事、中山弘子新宿区長らと会食。10時、「しゃぶしゃぶ にいむら 本店」発。19分、公邸着。


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本日(19日)、午前の衆議院議院運営委員会 理事会で【郵政民営化】関連法案を審議する特別委員会設置について協議。

午後の衆議院本会議で特別委設置議決要求の与党側に対して、民主党はじめ野党側が猛反発、もし与党だけによる単独議決事態となれば、本会議欠席のみならず以降の全ての国会審議拒否表明。

緊迫した与野党駆け引きが続くなか、夕刻、武部自民党幹事長、中川秀直自民党国対委員長が官邸入り。

約20分後、注目の人が登場 ?!

衆議院「郵政民営化に関する特別委員会」委員長起用が内定した二階俊博自民党総務局長(衆議院 和歌山3区・当選7回・元運輸相)が呼び込まれた。

野党側折衝にあたる与党筆頭理事には、山崎拓総理補佐官を充てることも決まり、明日(20日)の衆議院本会議で特別委設置を議決する予定。

『 中二階組 』でない国会対策・選挙対策に通じた元保守新党幹事長で自民党復帰組の二階俊博 自民党総務局長が特別委員長就任、党役員が国会の役職を兼務するのは極めて異例。

総理の【郵政民営化】法案成立にかける執念を感じるのだが、「成立しない時は何が起きるかわからない !!」と脅しをかけ反対派を牽制しているにも拘らず、党の選挙対策責任者である総務局長兼務のまま特別委員長に就任させるとは『 伝家の宝刀 』はやはり竹光か ?!

『 二 階 』へ上がってからハシゴをはずされないよう新特別委員長ガンバッテネ !!

2005-05-19
 
【平成17年5月18日(水)】
【午前】10時27分、公邸発。28分、官邸着。30分、野上義二駐英大使。11時6分、アブドラ・アフガニスタン外相と会談。吉川元偉 外務省中東アフリカ局長、奥田紀宏駐アフガニスタン大使ら 同席。

【午後】12時1分、報道各社インタビュー。3分、政府・与党連絡会議開始。38分、政府・与党連絡会議終了。46分、麻生太郎総務相。1時5分、安倍晋三自民党幹事長代理。3時30分、伏屋和彦官房副長官補、藤井昭夫総務省行政管理局長。4時、堀籠幸男、金谷利広新旧最高裁判事。47分、加藤良三駐米大使らによる大使会議報告。5時33分、経済財政諮問会議開始。56分、経済財政諮問会議終了。7時28分、報道各社インタビュー。35分、官邸発。39分、東京・虎ノ門のホテルオークラ着。レストラン「バロン オークラ」で二橋正弘官房副長官、野田健内閣危機管理監らと夕食。9時53分、ホテルオークラ発。57分、公邸着。


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「よく若いのに頑張っていると思う、他党だからよく分からないが、指導者だから色々批判されるが、批判に耐えて頑張っていただきたい !!」と余裕で岡田民主党代表にエールをおくる総理。

民主党 岡田克也代表がこの日(18日)、就任1周年、東アジア共同体構築構想など「アジア重視」を前面に打ち出し、隣国 中国・韓国との関係改善に積極的に取り組む姿勢を強調した外交安全保障政策のビジョン「 『 開かれた国益 』をめざして 」を発表。

総理の外交政策を「場当たり的」と痛烈、批判。
昨夏の党代表選時の公約を取りまとめたもので、次期総選挙のマニフェストとなるとのことだが、自衛隊の海外での武力行使問題など集団的自衛権については明確に触れておらず、民主党内でも今後、論議を呼びそう。

「うれしいニュースですね。11月15日は753だから、みんな自分の子どもの成長のように喜んで頂けるといい。おめでとうございます !!」と心からの祝福をおくる総理。

紀宮清子さまと東京都職員 黒田慶樹さんの結婚式を11月15日に東京都千代田区・帝国ホテルにて行う予定と宮内庁発表。

天皇・皇后両陛下ご臨席のもと媒酌人を立てず、披露宴招待客は約500人程度 見込。
すでに一般の結納にあたる納采の儀は、3月19日に行われている。

こちらは「 『 開かれた皇室 』をめざして 」発表というところか ?!

2005-05-17
 
【平成17年5月16日(月)】
【午前】8時4分、公邸発。5分、官邸着。56分、官邸発。57分、国会着。9時、衆議院予算委員会開会。

【午後】1時8分、衆議院予算委員会散会。10分、国会発。12分、官邸着。2時30分、瀬戸雄三日韓経済協会 会長。3時45分、川口順子総理補佐官、有馬龍夫中東和平問題担当特使、吉川元偉 外務省中東アフリカ局長、佐藤重和経済協力局長。52分、逢沢一郎外務副大臣 加わる。4時51分、報道各社インタビュー。54分、官邸発。56分、国会着。5時、自民党役員会開始。12分、自民党役員会 途中退席。14分、国会発。15分、官邸着。36分、アッバス・パレスチナ自治政府議長 出迎え。37分、首脳会談開始。川口首相補佐官、逢沢外務副大臣ら 同席。6時32分、首脳会談終了。44分、アッバス議長と共同記者会見。7時12分、アッバス議長との夕食会開始。8時24分、夕食会終了。26分、官邸玄関にてアッバス議長 見送り。38分、官邸発。39分、公邸着。


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衆議院予算委員会 集中審議、歴史観相違から摩擦多き日中韓関係と多数の死傷者が出たJR西日本列車転覆脱線事故に関する質問集中。

「『罪を憎んで人を憎まず』は中国の孔子の言葉だ !!」と総理。

てっきり、「日勤教育」をはじめとする過酷なJR西日本の労務管理を問題視した発言で脱線事故の列車運転士をかばったと思いきや・・・・・。
自らの靖国参拝を正当化する方便とは、まさに『 論語読みの論語知らず 』

官房長官時、「影の外相」と評された福田康夫前官房長官が、衆議院予算委員会で約1年ぶりの表舞台登場。

野党側質問者が菅直人 前民主党代表など論客勢揃いとあって、自民党国対幹部が「自民の切り札」として頼み奉って平成2年初当選以来、初めての予算委登板となった。

別れた元主人に当初は「このような形で総理に質問するのは初めてだが、よろしくお願いします。」と少しハニカムような福田氏だったのだが・・・・・。

お得意の外交とあって「東アジアで日本と中国の関係がスムーズでないとなると、世界のビッグニュース。両国首脳は徹底的に議論し、大局的判断を下すことが必要なのではないか。」と元夫にビシバシ注文。

「日中、日韓、隣国としての友好協力関係が重要になってくる、隣国との関係は過去の反省を踏まえつつ、未来に向かってできることをやらなければならない。」と総理、強調するものの・・・・・・・。

恩人の子、年上 元「古女房」ということもあり「官房長官時代は私も頼りにし、支えていただいたことに感謝している。」と低姿勢で謝意まで述べる総理。

一方、民主党 菅直人、共産党 穀田恵二両氏は、外交・JR事故問題で厳しく政府追及。

「(全国的な)列車速度記録装置の設置義務化を検討する必要がある。」との北側一雄国土交通相の早急な安全対策強化策を講じると確約する答弁を引き出す。

「(国鉄)【 民 営 化 】して効率を優先したから、この事故が起きたという一面的な考えはするべきでない。民間会社も安全第一というのは当然だ !!」と国鉄分割【 民 営 化 】と事故は無関係を強調する総理。

総理、『 効率優先の【 民 営 化 】が事故の遠因だ !! 』なんて、これだけは「郵政決戦」を前に絶対、譲れませんよネ ?!

2005-05-16
 
【平成17年5月15日(日)】
【午前・午後】東京・千代田区永田町の公邸。終日来客なし。


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イラク武装勢力による邦人拘束事件対応で中東衛星テレビ局「アルジャジーラ」出演、人質即時解放などを呼びかけご多忙の町村信孝外相。

地元、北海道札幌市で時局講演。

タカ派文教族としても知られ文部大臣経験者でもある町村氏、話題は中韓両国による日本歴史教科書批判にも発展。

「日本に軍国主義を賛美する教科書があるはずがない、残念なことに(教科書は)かなりの程度、『 左 』がかった人たちが書いていることが多い。日教組が影響力を持っているから、フェアウエーやや『 左 』の教科書しか採択されない。」とゴルフになぞらえ教科書談義。

さらに「(いつも問題となる扶桑社教科書も)決して【右】ラフまで行っていない !!」と擁護。

『 ホールインワン ! 、 【右】へ習え !! 』とお感じの方も多かったのでは・・・・・・・・ ?!

2005-05-15
 
【平成17年5月14日(土)】
【午前】10時47分、公邸発。11時6分、羽田空港着。30分、河野洋平、扇千景衆参両院議長らとともに天皇・皇后両陛下の欧州訪問帰国 出迎え。55分、羽田空港発。

【午後】12時15分、公邸着。


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「いずれの国においても多くの人々から温かく心のこもった歓迎を受けました。今後とも友好と協力の関係がますます増進されていくことを期待しております。」と天皇陛下のお言葉。

ノルウェー・アイルランド両国をご訪問中だった天皇・皇后両陛下が無事、政府専用機にて羽田空港にご帰国、総理・衆参両院議長ら関係者、多数がお出迎え。

「天皇、皇后両陛下におかれましては、このたびノルウェー国、アイルランド国をご訪問いただきました。両国との友好親善に成果を上げられ、無事ご帰国いただき、われわれ一同、心より感謝申し上げます。無事のご帰国をお喜び申し上げるとともに、今後ますますのご健康を心よりお祈り申し上げます。」とお出迎えの挨拶を行う総理。

平和国家 日本の象徴として、今後ますますの皇室の彌栄と両陛下の末永いご健康をお祈り申し上げます。

4月29日の「みどりの日」を「昭和の日」、5月4日の「国民の休日」を「みどりの日」にそれぞれ変更する改正祝日法が参議院本会議で、自民・公明・民主各党などの賛成多数で可決・成立、平成19年施行。

「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」との理由での法改正、元々4月29日は昭和天皇 誕生日、戦前の「天長節」

この採決で賛成方針決定の民主党だったのだが、4議員(広中和歌子・広野ただし・那谷屋正義・松岡徹議員)が造反(?!)、投票棄権。

「昭和天皇の誕生日である4月29日は植物を愛した陛下のイメージから考えても『みどりの日』のままが良かったのではないか。」と広中議員、棄権理由述べる。

参議院は議員の自主性が伝統的に重んじられるのだが、民主党は『 党議拘束 』したのでしょうか ?

ところで将来の改正祝日法、12月23日は『 キリスト生誕前々夜の日 』とでもなるのかしら ?!

2005-05-14
 
【平成17年5月13日(金)】
【午前】8時59分、公邸発。9時、国会着。3分、閣議開始。16分、閣議終了。17分、町村信孝外相。37分、大野功統防衛庁長官。41分、国会発。43分、官邸着。11時1分、バンハネン・フィンランド首相と会談。51分、報道各社インタビュー。53分、官邸発。58分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニガーデンコート着。ジャーナリストの田原総一朗氏、御手洗冨士夫キヤノン社長らと会食。

【午後】1時2分、ホテルニューオータニガーデンコート発。11分、官邸着。59分、二橋正弘官房副長官。2時26分、川口順子総理補佐官。57分、兼元俊徳内閣情報官、飯原一樹防衛庁防衛局長。5時13分、村瀬清司社会保険庁長官、辻哲夫厚生労働審議官。6時44分、報道各社インタビュー。47分、官邸発。58分、東京・銀座のホテル西洋銀座着。日本料理店「吉兆」でシーファー駐日米大使と会食。細田博之官房長官、川口首相補佐官 同席。9時8分、ホテル西洋銀座発。17分、公邸着。


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「いやあ、まあ、『 楽しい話 』だったな !!」とシーファー駐日米大使との会食後、総理、記者団に。

「日本人は米『 ビーフ 』好き、多い。」と総理。

すかさず「ブッシュ大統領は『小泉総理が大好きだ !!』と言っていた。」と伝える大使。

双方、ヨイショの連発で和気藹々、和やかな会食会となった。

一方、『 楽しくない話 』は17日付発令 総務省人事の当事者二人、松井浩 総務省総務審議官と清水英雄 郵政行政局長。

【郵政民営化】法案策定にあたり、総理自ら松井・清水両氏を官邸に呼び協力要請。
総理に二人とも『 【郵政民営化】に協力する。 』と申し出ていたのだが、郵政事業懇話会系反対派議員のもとへ度々、内部情報を提供(?)

ついに総理の逆鱗にふれた官邸主導「見せしめ人事」

「きちんと態勢を立て直して法案の審議に入る。人事を一新した方が審議がしやすいし、本人も納得している。」と最後まで今回の人事に抵抗した麻生総務相もあきらめ顔。

「いいことじゃない !!」と片山虎之助 前総務相。

「法案成立のため権力を使うのは極めて異常だ !!」(川端達夫 民主党幹事長)など野党側も一斉に権力乱用と批判噴出。

【郵政民営化】法案成立のためには、手段・方法を選ばぬ「猪突猛進型」 総理、『 ビーフよりボタン 』の方がお好きでは ?!

総務省の松井・清水両氏には、『 ト ン 』でもない『 13日の金曜日 』でした。

2005-05-13
 
【平成17年5月12日(木)】
【午前】10時33分、公邸発。34分、官邸着。11時2分、トーマス・ドナヒュー全米商工会議所会頭ら一行 表敬。

【午後】12時6分、報道各社インタビュー。2時5分、小池百合子環境相。3時5分、フン・セン カンボジア首相。4時28分、北側一雄国交相。岩村敬 国交省事務次官、梅田春実鉄道局長 同席。6時19分、報道各社インタビュー。24分、官邸発。28分、東京・虎ノ門のホテルオークラ着。日本料理店「山里」で渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長、政治評論家の三宅久之氏ら「山里会」メンバーと会食。9時39分、ホテルオークラ発。44分、公邸着。


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「腹の据わった人がいい !!」と総理。

【郵政民営化】関連法案 審議の衆議院特別委員会 委員長人事についてのコメント。

「法案がいかに重要であるか理解してくれる人。審議が非常にもめると思うので、円滑にどうやって捌いてくれるか、ぐらぐらしない人。」をとさらに希望を述べる総理。

噂される返り咲いた盟友、山崎拓総理補佐官の特別委員長起用については「山崎さんには全般的によく見てもらいたい。」と語るのみ。
「今のところ白紙。いずれ武部勤幹事長が相談にくるでしょう。」と具体的人名は出ずじまい。

側近、中川秀直 自民党国会対策委員長サイドに探りを入れてもガードも口も堅く極秘事項扱い。

この永田町で今、『 腹が据わった人 』を見つけるは至難の業。

『 腹 黒 い 』人や綿貫民輔 郵政事業懇話会長(前衆議院議長)のように総理の態度・行動に我慢ならぬ『 はらわたが煮えくり返っている 』人。
「命を賭して」【郵政民営化】絶対反対で『 腹 』ならぬ『 目が据わっている 』、荒井広幸参議院議員など多士済々なのであるのだが・・・・・・・ ?!

2005-05-12
 
【平成17年5月11日(水)】
【午前】9時21分、公邸発。22分、官邸着。27分、山崎正昭官房副長官。56分、官邸発。57分、国会着。10時、参議院本会議場。2分、参議院本会議開会。11時6分、参議院本会議 途中退席。8分、国会発。10分、自民党本部着。11分、自民党総裁室で千葉市長選立候補予定者に推薦証渡し。武部勤 自民党幹事長、安倍晋三幹事長代理、二階俊博総務局長ら 同席。14分、武部勤 自民党幹事長、二階俊博総務局長。30分、自民党本部発。32分、国会着。前庭で見学者と記念撮影。34分、国会発。35分、官邸着。

【午後】1時50分、二階俊博総務局長。2時1分、武部勤 自民、冬柴鉄三 公明両党幹事長ら与党訪韓団帰国報告。32分、竹中平蔵経済財政・郵政民営化担当相。4時42分、西田恒夫 外務省総合外交政策局長。12分、中川昭一経産相。30分、奥田碩トヨタ自動車会長。5時42分、経済財政諮問会議開始。7時17分、経済財政諮問会議終了。36分、報道各社インタビュー。38分、官邸発。39分、公邸着。


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「戦争直後の混乱時期、退位できない状況だった。どこかの段階で、昭和天皇がどう考えているのか話をされる機会があってもよかった。(世相が)落ち着いた段階で、途中で次に譲ってもよかった。」と講演での質問に答える岡田民主党代表。

早稲田大学大学院での『 政権党を創る 』との特別講義開講、菅前代表がテレビ番組で「昭和天皇の終戦時退位論」発言に関しての質問に応じてのこと。

「一から作り直すエネルギーはない、(自民党離党して)10年間、一生懸命やってきた。」と既存政党を解体したうえでの政界再編に否定的な発言、次期総選挙勝利での単独政権獲得構想をあらためて披露。

以上、民主党 岡田克也代表の『 ソ ー ダ イ 』な講演を要約してお伝え致しました。

2005-05-11
 
【平成17年5月10日(火)】
(10日=現地時間)


【午前】日本航空チャーター機にてモスクワ発。


(10日=日本時間)


【午後】1時42分、対独戦勝60周年記念式典出席のため訪問のロシア・モスクワから、日本航空チャーター機にて羽田空港着。53分、羽田空港発。2時14分、皇居着。帰国の記帳。19分、皇居発。26分、官邸着。30分、吉川元偉 外務省中東アフリカ局長、小井沼紀芳領事局参事官。細田博之官房長官、野田健内閣危機管理監 同席。3時9分、中川秀直自民党国対委員長。4時3分、山崎拓総理補佐官。5時3分、武部勤自民党幹事長。6時7分、報道各社インタビュー。11分、官邸発。12分、公邸着。


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ロシアの「対独戦勝利60周年記念式典」出席のためモスクワ訪問中の総理、日本航空チャーター機にて帰国、ホッとする間もなくイラクでまたもや邦人拘束事件。

「まだ未確認情報が多くて、確認できる状況じゃない。発表できる段階ではなく政府対応も言えるものでない。」と苦渋の総理コメント。

一方、ロシアでの記念式典について、「二度と戦争の過ちをおかしてはいけないという会合。各国首脳と会い、そういう話をして、世界の平和と安定に日本がどんな役割を果たすことができるか、そのいい機会になったと思う。」と満足げに感想を語る『 平 和 主 義 者 』(?)の総理。

帰国後、後半国会において【郵政民営化】反対論者と『 伝家の宝刀 』をチラつかせ、脅してまでもゴリ押しで自らの信念、主義主張を通そうとするお方のおコトバです。

2005-05-10
 
【平成17年5月9日(月)】 〈 外遊日程詳報 〉
(8日=現地時間)
 

【午後】モスクワ着。アララト・パークハイアット・モスクワ 宿泊。


(9日=現地時間)
 

【午前】クレムリンでプーチン・ロシア大統領夫妻による出迎え。赤の広場で退役軍人らのパレード視察。無名戦士の墓 献花。各国首脳記念撮影。

【午後】クレムリン宮殿でプーチン大統領夫妻主催 昼食会。 アララト・パークハイアット・モスクワでシュレーダー独首相。日本人墓地献花。アララト・パークハイアット・モスクワで同行記者団と懇談。クレムリンでプーチン大統領。モスクワ音楽院で記者会見。大戦終了60周年記念のガラ・コンサート鑑賞。


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シュレーダー ドイツ首相とモスクワ市内で約20分、日独首脳会談。
国連安全保障理事会改革と両国の常任理事国入り実現のため緊密な結束を確認、諸外国に幅広い働きかけが必要との認識一致。

韓国やイタリアなど対抗勢力は日独の主張に反対、独自国連改革案の提出を目論む動きあり。

赤の宮殿「クレムリン」ではプーチン露大統領と約30分間、日露首脳会談。

「なるべく早い時期の来日を歓迎する。」と総理。

「訪日を楽しみにしている。」と訪日時期を確定させずはぐらかす大統領。

領土問題にかんする話題をあえて避けた総理、北朝鮮 核問題に関して6カ国協議再開の重要性を強調し、ロシア側の働き掛けに期待を表明。

恒例、同行記者団との内政懇談会。

「郵政法案に賛成か反対か、これから総裁になろうと思う人には、今国会は非常に重要だ。中立はあり得ない、反対とか中立は許されない状況になる。」と厳しく『中二階』組を批判。

さらに「(【郵政民営化法案】が)廃案になった後は何が起こるか分からない ?!」と衆議院解散-総選挙を匂わせ、抵抗派を強く牽制。

総理、『 プーチン露大統領 』の訪日期日が明確にならないかっていって、『 プッ チ ン 』切れて「中二階」組や郵政抵抗派に八つ当たりはいけません。

2005-05-09
 
【平成17年5月8日(日)】
【午前】東京・千代田区永田町の公邸。来客なし。

【午後】3時40分、公邸発。58分、羽田空港着。59分、報道各社インタビュー。4時26分、モスクワで開かれる『対独戦勝60周年記念式典』出席のため、ロシアに向け日本航空チャーター機にて羽田空港発。


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『 ポ ス ト 』に関する話題を三つ。


【郵政民営化】(郵便ポスト)

「党議拘束をかけようがかけまいが、賛成した方がいいという結果になる。審議すれば修正しないのが一番いいと分かってくる、大方は既に賛成という方向で固まってきている。」と大型連休中、外遊先のパキスタンにて総理。

連休明け、綿貫 郵政事業懇話会長を筆頭に抵抗派議員との激しいバトルが予想される。

【小泉後継】(ポスト小泉)

「来年9月が任期、それ以上やる気はない。任期まで職責を全うするよう全力を尽くす。改革路線を促進してくれる人が望ましい。(【郵政民営化】)間違いだと言う人がわたしの後の総理になるなどと思っていない。」と同じく外遊時、同行記者団との内政懇談で総理。

「小泉総理によろしく言ってくれ !!」とチェイニー 米副大統領との会談を終えホワイトハウスを見学していた安倍晋三 自民党幹事長代理を見かけたブッシュ大統領が2度も声をかけた。

「次期総理候補と会いたい。」と会談に応じたライス 米国務長官。

「さらに研鑽を積まなければその(総理)資格はない。」と謙遜、安倍氏自身は控えめなのだが、米国内での講演で(総理になったら靖国神社参拝するかとの質問に)「小泉総理後の総理も参拝すべき、国のために戦った人に尊敬の念を表するのはリーダーの責務。」と強調、自信ありげに答えた。

「小泉改革は順調に進んでいる。(次期政権は)構造改革をさらにスピードアップしなければいけない。」と安倍党幹事長代理が自身の言葉で語るように今回の訪米、ホワイトハウス高官との会談は、大臣歴なしの党幹事長代理としては破格の待遇、国内外に大きく【ポスト小泉】を印象付け、本日(8日)帰国。

【名誉毀損】(週刊ポスト)

大型連休中、中東・アフリカ(パレスチナ・ヨルダン・イスラエル・スーダン)4ヶ国を歴訪した岡田民主党代表。

過去の【週刊ポスト】の記事が事実無根と出版元の小学館を告訴。与党と裏で結びついているとの推測記事(?)に真面目な代表が激怒。

【ポスト】の話ばかりで恐縮、『 耳に【 ポ ス ト 】できませぬ 』ように・・・・・ ?!

2005-05-08
 
【平成17年5月7日(土)】
【午前】10時1分、公邸発。22分、羽田空港着。44分、羽田空港内で河野洋平、扇千景衆参両院議長、町田顕最高裁長官らと天皇、皇后両陛下 訪欧見送り。11時27分、羽田空港発。49分、公邸着。

【午後】4時59分、徒歩にて公邸発。5時3分、東京・永田町のキャピトル東急ホテル着。「村儀理容室」で散髪。57分、徒歩にてキャピトル東急ホテル発。6時1分、公邸着。


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『 北 関 大 捷 碑 』(ほっかんたいしょうひ)、返還へ。

ご存知の方は相当の歴史通であろうか。

『北関大捷碑』とは百年前の日露戦争時、大日本帝国陸軍将校が朝鮮半島から戦利品として持ち帰った石碑、太閤 秀吉が朝鮮出兵(文禄の役)の際、朝鮮義勇軍が日本側を撃退したことを記念して、18世紀初頭、現在の北朝鮮・咸鏡北道内に建てられたもの。
今は東京・九段の靖国神社境内にある。

「返還が実現すれば日韓関係のみならず、南北関係の改善にも寄与する。」と潘基文・韓国 外交通商相。

「靖国神社側とよく話をしながら、誠意を持って対応したい。」と町村外相、京都での日韓外相会談にて。

李海瓉・韓国首相と金永南・北朝鮮 最高人民会議常任委員長との『北関大捷碑』返還に際しての話し合いは、先月下旬にインドネシア・ジャカルタ開催の「バンドン会議」時にすでに終了済。

「韓国と北朝鮮の調整がつき、日本政府から正式に要請があれば応じる。」との靖国神社側の了解も得られている。

隣国との歴史観等で無用の摩擦が多いとき、早期返還は双方に朗報。

となると、ロゼッタストーンやギリシャ彫刻、ミイラなど『 大英博物館 』の大半の盗品(失礼、展示品)も早期返還となるのでしょうか ?

2005-05-07
 
【平成17年5月6日(金)】
【午前】東京・千代田区永田町の公邸。来客なし。
 
【午後】1時58分、公邸発。2時7分、皇居着。帰国の記帳。11分、皇居発。21分、官邸着。30分、谷内正太郎 外務省事務次官、小松一郎欧州局長。4時55分、杉浦正健官房副長官。6時10分、官邸発。18分、東京・六本木の映画館ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ着。映画「Shall we Dance?」鑑賞。8時24分、ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ発。26分、六本木ヒルズ内 イタリア料理店「イル・ムリーノ ニューヨーク」で秘書官らと食事。10時4分、六本木ヒルズ発。15分、公邸着。


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大型連休前半は4ヶ国外遊、後半は静養し【郵政民営化】国会終盤への英気を養う総理。

この日、六本木ヒルズで映画「Shall we Dance?」鑑賞、主演の米俳優 リチャード・ギア氏が映画宣伝の来日時、官邸訪問した経緯もありご満悦、「良かったよ。いい映画だ !!」

「総理は息の合ったダンスを誰と踊りたいか ?」との記者質問には・・・・・。

「・・・・・・ ?!」と無言で一瞬、ニヤッと笑顔。

総理 映画鑑賞時、大地が大揺れする(?!)とのあまり有り難くないジンクスがあるのだが・・・・・・。

【郵政民営化】はたして、総理の掌で『 踊る、綿貫孫悟空一派 』で終わるのか、『 総理、笛吹けども誰も踊らず 』となるのか ?

何れにしろ終盤国会に向け、永田町は大揺れ必至か・・・・・・。

2005-05-06
 
【平成17年5月5日(木・祝)】
【 こどもの日 】 (祝 日)


【午前・午後】東京・千代田区永田町の公邸。終日、来客なし。


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「国民間の感情の対立をあおるような活動を再び行わないよう強く求める。」と佐々江賢一郎 外務省アジア大洋州局長。

本省に秋圭昊 韓国駐日公使を呼び、厳重に抗議。

今月2日、陳大済 韓国情報通信相が日韓両国領有権主張の竹島(韓国名:独島)にヘリコプターで上陸、韓国側が現地で運営している情報通信サービスの現状を視察、点検した模様。

先月の日韓外相会談で竹島問題が両国の友好協力関係を損なわないよう努力していく重要性を確認したばかりの暴挙(?!)に日本側抗議は当然。

その矢先、本日(5日)未明、今度は日中両国が領有権主張の尖閣諸島・魚釣島 南西端の浅瀬にキプロス船籍貨物船「ティア・クリソーラ」号(3万2,000トン)が座礁、乗組員にけがはなく、船体破損や油漏れもなし。

「ティア・クリソーラ」号は今朝、自力離礁を試みたが、干潮のため失敗。今夕の満潮を待って再度離礁を試みるも失敗。

第11管区海上保安本部 巡視船職員が同船に乗り込み事情聴取中、船主にタグボート手配を要請。 

「ティア・クリソーラ」号はインドネシア・ジャカルタを出航、韓国・浦項へ鋼材運搬途中の座礁。

11菅区巡視船は、座礁1時間前より無線や探照灯で危険回避を呼びかけたが、無視し座礁に至った。

海難救助はお互い様の無償ボランティアなのだが、いつも領有権を無謀にも主張するお国は知らん振り。

計算高くソロバン弾いたか、「5・4運動」の警備で精一杯だったのかしら ?!

2005-05-05
 
【平成17年5月4日(水・祝)】
【 国民の休日 】 (祝 日)


【午前・午後】東京・千代田区永田町の公邸。終日、来客なし。


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『臨機応変』・『カンを磨け』

この言葉が秘書への口癖だった大物政治家が昔いた。

その名は江崎真澄、旧田中派の大番頭として全盛期の田中派を取り仕切った人物で、党政調会長、総務会長、通産・自治大臣・防衛庁長官(2回)・総務庁長官歴任という華麗なる政界履歴である。

ただ、田中角栄元総理に派閥入りを勧められるまで親分運が悪かった。吉田茂総理秘書(当時、自由党の若手代議士が総理秘書を務めるのが習いだった)で広川派、その後、藤山派四天王のひとりといわれたが、藤山氏政界引退後、水田派と派閥運は最低。
「手八丁、口八丁」といわれた器用さ、ソツのなさが逆に嫌われた。

鉄磨、洋一郎両子息、二人はともに自民党代議士である。

大変ユニークな教育行政で有名、文部科学省 中央教育審議会委員にもなった石田芳弘愛知県犬山市長も江崎真澄代議士秘書を10年務めた。

JR西日本 列車脱線転覆事故より早くも十日程経過する。

脱線事故列車に出勤途中のJR西日本社員2名が乗車していたにもかかわらず、現場にて救護等をせず自分の職場に出勤していた事実判明。

また、大阪天王寺車掌区の職員たちが事故3時間後から親睦ボーリング大会開催、終了後には真昼間から飲酒ときた。

冒頭の「臨機応変」・「カンを磨け」、職務に忠実な鉄道員ならば、今何をなすべきか理解できたはず、残念なことである。

まさか、脱線車輌に乗り合わせた社員に職場上司は

「 遅刻すると『 日 勤 教 育 』の対象になります?! 」などと仰ってませんよネ !!

2005-05-04
 
【平成17年5月3日(火・祝)】 〈 外遊日程詳報 〉
【 憲法記念日 】 (祝 日)


(2日=現地時間)
 

【午後】オランダ・ハーグ市内のハウステンボスにてベアトリックス女王 謁見。アムステルダム市内のホテルオークラで内外記者会見。政府専用機にてアムステルダム発。


(3日=日本時間)


【午後】4時56分、政府専用機にて羽田空港着。5時6分、羽田空港発。26分、公邸着。


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「全体の合意ができた改革が望ましい、各国(首脳)と会談してみると、意見、立場が違う。全会一致は困難。」

「今まで十分議論してきた、意見が違うから(決定を)延ばそうと言って、(改革が)果たしてできるか疑問に思う。」とオランダ・アムステルダムにて国連安保理拡大、多数決も辞せずと総理。

その総理、日本国憲法施行 58年経過の3日夕、羽田空港 帰国。

衆参両議院の憲法調査会 最終報告書が出揃う中、各地で憲法集会開催。

立党時より憲法改正を党是とする自由民主党 憲法調査会長は田中角栄元総理のロッキード事件弁護団所属経験もある保岡興治代議士。
こちらは『 改 憲 』派

一方、東北大学法学部出身の弁護士、政経パーティ時、「福耳」に触る人続出の民主党 憲法調査会長は枝野幸男代議士。
こちらは『 創 憲 』派

土井たか子元衆議院議長の流れをくむ「九条を守れ !!」と叫ぶ女性弁護士出身、社民党党首 福島瑞穂参議院議員。
こちらは『 護 憲 』派

官邸で法律に最も詳しいと思しきは東大法学部卒、同じく弁護士出身、杉浦内閣官房副長官(政務・衆議院 愛知12区)

ウ ~ ン 、 こちらは『 セ イ ケ ン 』派 ?!

2005-05-03
 
【平成17年5月2日(月)】 〈 外遊日程詳報 〉
(1日=現地時間)


【午後】ルクセンブルク・フィンデル国際空港着。クレール・フォンテーヌ広場 歓迎式典。旧市街地 散策。大公宮にてアンリ大公主催 夕食会。ホテルヒルトン・ルクセンブルク 宿泊。


(2日=現地時間)
 

【午前】宿泊先 ホテルヒルトン・ルクセンブルク発。ゼニンゲン城でユンケル首相。キエム会議場でバローゾEU欧州委員長、ユンケル首相と会談。終了後、共同記者会見。
 
【午後】セットフォンテーヌ城で日・EUワーキングランチ。政府専用機にてルクセンブルク・フィンデル国際空港発。オランダのアムステルダム着。ライデン市のシーボルトハウス 視察。バルケネンデ首相。


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「交通事故の犠牲者を半減するよう努力している。」と総理として初めてルクセンブルク訪問、大公宮でのアンリ大公主催 夕食会にて。

日本の『 安 全 』が話題になってのこと。

アンリ大公は日本通で有名、来日回数も多。
それもそのはず、大公はジュネーブ大学で日本経済を専攻したほどのエコノミスト ?!

その日本の交通機関、『 安 全 』神話が揺らいでいる。

多数の死傷者を出した尼崎JR西日本脱線転覆事故や日本航空の度重なる運行トラブル、羽田空港の航空管制ミスなど相次ぐことを重視、国土交通省。

国土交通大臣自らが、大型連休返上で公共交通機関 安全総点検査察を開始。

3月に四国でおきた終着駅での特急列車壁衝突事故や相次ぐ航空機トラブルを重く見た国交省が大型連休前の4月末までに安全体制総点検を全国の交通事業者に通達最中、JR西日本列車事故や羽田管制ミスが頻発。
大臣自ら査察のお出ましとなった。

その手始めに2日午前、東京・羽田空港 国交省東京空港事務所や日本航空本社、午後にJR東日本・東京メトロ・東武鉄道査察。連休明けに大阪の南海電鉄・阪急電鉄・全日空査察予定。

大臣は確か、衆議院 大阪16区選出。
『 なぜ、東京・羽田空港から視察なのかって ? 』


「 そりゃ、『 北 側 』からでしょう ?!」

2005-05-02
 
【平成17年5月1日(日)】 〈 外遊日程詳報 〉
(30日=現地時間)


【午後】パキスタン・イスラマバード市内の首相公邸で共同記者会見。アジズ・パキスタン首相主催 夕食会。セレナ・ホテルで同行記者団 懇談。宿泊。


(1日=現地時間)


【午前】宿泊先 セレナ・ホテル発。政府専用機にてイスラマバード発。パキスタン出国。


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「郵政民営化反対と言う人が、これからの日本の総理として改革推進できるか、国民の支持を得られるか、疑問だ ?!」

「総裁任期は来年9月、それ以上やる気はないが、小泉内閣の改革路線を促進してくれる方が望ましい。改革路線を間違いなく継ぐ人が私の後の総理になる !!」と総理、ポスト小泉を狙う中二階組など抵抗派を牽制。

なぜか、恒例、総理外遊時の『 内 政 懇 談 会 』、一般ピープル同様、総理も海外行くと気が大きくなる ?!
大型連休中、海外出国の皆さま方もあまりハメをはずさないでネ !!

「(【郵政民営化】)法案は葬る。(本会議で)欠席者は続出、ボーダーラインは下がり簡単に否決される !!」と亀井静香元自民党政調会長。

「(衆議院解散)できっこない !! 公明党は絶対に賛成しない、独裁者ではない。与党が判断したことに従うのが総理の立場だ。」と厳しく「郵政解散」を臭わせる官邸サイドをこちらも牽制。

「(法案)否決なし。自民党執行部も成立に責任を持って取り組んでくれると思う。多少の混乱があっても、最後は成立させねばならないという状況に与党は必ずなってくる。だから解散は考えていない。」と外遊中の総理は余裕をも見せるのだが・・・・・・。

そんな中、総理を支える各省庁(財務・外務・経産・警察)出向 秘書官4名の来秋9月までの続投決定 !!

先月末に飯島首席秘書官(政務担当)から打診があり、出身省庁と協議の上、全員続投を申し出たようだ。
4人とも平成13年4月 小泉内閣発足時より秘書官拝命の昭和49~51年入省組。

官邸中枢にいると雖も苦労はたえず、内閣の先が見えてきたからといって本省に戻っても『 今・浦島 』状態、ましてや解散-総選挙で総理・総裁任期延長ともなれば、さらに悲惨。

『 ホント、秘書官はつらいヨ ?! 』

2005-05-01
 
【平成17年4月30日(土)】 〈 外遊日程詳報 〉
(30日=現地時間)


【午前】タージマハル・ホテルでシン・インド外相。政府専用機、パラム・インド空軍基地 離陸。デリー発、パキスタンのイスラマバード着。市内の首相公邸で歓迎式典、アジズ首相と懇談。

【午後】大統領官邸でムシャラフ大統領と会談。大統領主催昼食会。 セレナ・ホテルで日本企業製品展示会 視察。


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「日本には好意的な気持ちでいるが、常任理事国の拡大はパキスタンの立場に反している。」と国連改革に理解を求める総理にムシャラフ・パキスタン大統領。

隣国、インドの国連安保理常任理事国入り牽制を含めた大統領発言だ。

「核技術流出を懸念、将来の核廃絶の目標を共有していることを確認したい。」と北朝鮮の核技術移転を手助けしたとされるパキスタンのカーン博士を引き合いに核不拡散徹底要請の総理。

「個人の行動であり軍・政府関与なし。再発防止態勢を整備、管理を徹底している。今後、最新情報を日本に提供する。」と強調するムシャラフ大統領。

とはいうものの、コッチは「常任理事国入り」ほしさのバラ撒き行脚、町村外相も国連本拠地 N.Yで頑張っている。
アッチも平成10年の核実験以来、停止中の円借款ほしさ、平成13年秋の米同時テロ以降、テロ撲滅に積極的に取り組んできたなんていう調子いい理由で再開。

夜にはアジズ・パキスタン首相とも会談、経済開発支援の技術協力協定締結や投資・貿易拡大やテロ対策連携などを盛り込んだ初めての日パ共同宣言発表。

核技術はどこの国でも最高国家機密、「 最新情報は真っ先にお伝えします 」などと『 カクカク、しかじか 』と話す奴がいますか ?

まぁ、金持ちのお人好しを騙すなどワケナイお国柄ですから・・・・・・・。


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