☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-08-08
 
【平成16年8月7日(土)】
【午前】東京・品川区の公邸で読書などして過ごす。
【午後】6時1分、東京・銀座のホテル西洋銀座。森喜朗前首相、青木幹雄自民党参院議員会長と会食。8時18分、東京・品川区の公邸。


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郵政民営化問題での党内情勢を探る会食会。与党の一致した協力がないと民営化法案は通らないとの報告あり。一部、秋の党・内閣人事の話題も・・・・。

経済財政諮問会議の基本方針をたたき台に竹中金融 ・経済財政政策担当相を中心として法案提出、成立をはかろうと画策の官邸サイド。
一方、党内は郵政族を中心とした反対派の牙城、政調会「総務部会」と官邸・執行部寄りの「郵政事業改革に関する特命委員会」に二分し対立。一昨年の通常国会、総理は党内手続きを後回しにして郵政公社化法案を国会提出の前例がある。今回も竹中担当相らは「党内手続きを省略し法案化」を明言。様々な思惑が絡み対立は深刻化。郵政族の怒りが爆発すれば一挙に倒閣につながる気配もあり、永田町は早くも秋の陣。

民主党内にも郵政民営化反対の「郵政公社を発展させる会」(仮称)が発足する予定。赤松広隆、大出彰、中井洽各代議士が中心メンバー。皆、「全逓」や「全郵政」など職域労組にお世話になっているセンセイばかり。

与野党議員とも所詮は、自らの保身。次期選挙がらみの動き。正々堂々と特定局長の代弁者として郵政事業権益保護の自民党郵政族と「国民のため・・・」と誤魔化し理論で組合擁護のみの民主党。
はたして、この野党第一党に政権担当能力があるのか ? 賢明なる有権者には冷静な目で慎重な選択を切に希望する。

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