☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-08-10
 
【平成16年8月9日(月)】
【午前】8時6分、羽田空港。9時51分、日航チャーター機で長崎空港。10時36分、長崎市松山町の平和公園。被爆59周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典。11時40分、報道各社インタビュー。

【午後】0時17分、長崎空港。2時7分、日航チャーター機で羽田空港。48分、官邸。4時14分、川口順子外相。50分、大泉隆史公安調査庁長官。6時5分、東京・永田町のキャピトル東急ホテル。ホテル内の「村儀理容室」で散髪。7時21分、東京・品川区の公邸。


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総理の夏休み、8月11日~23日の約2週間。日本的には長いのか、短いのか?
15日、終戦記念日に東京・日本武道館で開催の全国戦没者追悼式以外、公式日程なし。
アテネ五輪をテレビ観戦。無為にごろ寝で頭空っぽにするとか ? (誰だい、昔からノーテンキで頭空っぽのハズとか言うのは・・・・) 人間ドック予定も・・・・。

表面的には、平静を保ちつつ静養の構えだが、永田町秋の陣は既に勃発。夏休みの官邸を公邸に移し参謀本部設置だ。
郵政民営化は、竹中と額福に任せ、党内情勢は森と青木。入閣リストと新党役員構想を練る。
友党、公明と学会との良好な関係を維持しながらも、アジア杯や尖閣、東シナ海天然ガス採掘問題など中国との緊張が走るなか、あえて遺族会、古賀誠の顔を立て靖国参拝。
当然、中国、韓国ほか近隣アジア諸国から非難声明・反日行動、学会からも批判が起きることは計算済み。
「嵐を巻き起こす男」これが、自分の信条。対立する風が自らの政権浮揚効果を演出。
アテネ五輪後の国内世論を如何に政権行動に注目させることができるかがカギとなる。
これで郵政族の動きを封じ、月末の民主党代表選の話題を吹っ飛ばす。小沢民主党前代表代行が条件付き岡田現代表の信任などで耳目を引き付けるが微々たるもの。

公明・学会の事前了承をもとに来年年初もしくは春先から初夏にかけて解散-総選挙という抜き打ちで「伝家の宝刀」を抜く用意も。
いつでも宝刀は研いでおかねば党内若手の小童たちを黙らすこともできず、新幹事長の選任は慎重に熟慮しなければ・・・・・。

「総理、総理・・・・」と飯島秘書官の声。ハッと我にかえると一瞬の転寝、まさに『真夏の夜(?)の夢』であったか ?!

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