☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-08-18
 
【平成16年8月17日(火)】
【午前】東京・高輪の高輪プリンスホテルで高校野球のテレビ観戦などして過ごす。

【午後】6時22分、東京・芝公園の増上寺。故河出英治前内閣府事務次官の通夜に参列。37分、高輪プリンスホテル。


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血を分けた兄弟ならぬ肝臓を分けた親子。そのときの『決断』が右傾化-タカ派-米国追随のキケン極まりない政権にブレーキをかけている。
生肝体移植の功績と親子の勇断であった。父、議長の話は昨日、掲載済だが福岡でも「憲法9条改正してまで国連常任理事国入り必要なし !!」とリベラル・ハト派議長の面目躍如。

一方、ご子息 太郎代議士が自民党再生を期し自由民主党神奈川県支部連合会 会長選挙に立候補。県連所属の全党員による会長選挙だ。県連、ひいては党本部再生のため必勝を期しご健闘を祈る !!
太郎代議士とは同志応援の地方遊説の時いっしょであったが、政治家一家の「お坊ちゃま」という感はなく礼儀正しく、まじめな青年政治家と感じた。しかし、スジが通らないことには真っ向から論戦を挑む。今夏の参院選後、あの青木参院議員会長の責任問題追求しかりである。さすがは一郎先生(河野一郎元建設相・中曽根元総理の師匠?)の孫だけあって立派なものである。

自民党 国家戦略本部が派閥解消などの党改革案を盛り込んだ緊急提言。派閥を通さず人事ができる「人事評価委員会」やシンクタンクの創設など党近代化を答申。閣僚が副大臣、政務官を指名する仕組みをつくり、秋の内閣改造・党人事で実現をめざす。閣僚が官僚以外から補佐官を登用できる「政務官室」創設も検討。

戦略本部事務局長は杉浦正健官房副長官、総理側近だ。小泉色が色濃く出た内容である。要は大臣も派閥順送りノー、副大臣・政務官しかりである。「オレ(総理)のいう事を聞け !!」 まさに『オレ流』である。

すべて官邸の一本釣りで政策担当能力のある実務者・適格者と聞こえは良いかもしれないが、その影で人気取りパフオーマンス入閣や好き嫌い人事が横行。入閣適齢期のセンセイ方の官邸詣や猟官運動が盛んになるばかりである。

このところ求心力低下の総理、念願の派閥解消(とりわけ打倒 !! -旧橋本派-)と人事で主導権を握り権力集中そして支持率アップと一石三鳥の名案だが、派閥はダメで「なかよしトリオ(組)」は大いに結構と女性艶聞で落選中の領袖や「アンタは大将だからしシッカリしなきゃ・・・。」の復党者を民間人ポストで入閣だの、党の主要役職にとか・・・・・・?!

おっと、秋の内閣改造・党役員人事は極秘、絶密。
これ以上は口に『YKK』ならぬ「チャック」とします。

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