☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-08-20
 
【平成16年8月19日(木)】
【午前】東京・高輪の高輪プリンスホテルで静養。

【午後】6時30分、同ホテル内 フランス料理店「ル・トリアノン」で中川国対委員長。同ホテル宿泊。


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秋の政治日程が見えてきた。総理は9月13日~18日までブラジル・メキシコ両国訪問。メキシコではFTA(自由貿易協定)調印。
9月21日にニューヨークの国連総会で演説し、国連創設60年の節目となる来年が正念場となる国連安全保障理事会の常任理事国入りを強くアピール。9月23日に帰国の途につく。

川口外相も同じく国連総会に出席、帰国は総理より2日遅く、9月25日。
9月28日の定例閣議で閣僚辞表をとりまとめて同日中に内閣改造。これに先立つ27日に党役員人事断行説が有力。

内政日程は最大懸案の郵政民営化を8月末の経済財政諮問会議で基本方針を固め、竹中経済財政・金融相に9月上旬までに取りまとめさせ9月10日の閣議決定をめざす。

年金・郵政民営化問題が焦点となる秋の臨時国会召集は、新大臣・党役員決定後の10月上旬以降となる模様だ。

民主党代表選や内閣改造・自民党役員人事に隠れてあまり注目されていないが、政界ウォッチャーの関心の的はズバリ10月31日開催決定の公明党 党大会だ。
大会準備委員長は冬柴鉄三幹事長。

ということは、噂された冬柴幹事長の新入閣はなし。信濃町(学会本部)からは神崎-冬柴-北側の党三役留任のお墨付きが出たとか・・・・・?!
坂口厚労相はモーケッコーで退任確定。後任の入閣候補として浜四津・草川・太田氏の名が浮上。
なかでもプリンス、太田昭宏幹事長代行の初入閣が最有力。

神崎-冬柴体制継続は先の参院選での比例議席増や自民党執行部との太いパイプを持ち、与党内でのイニシャティブがとれるとの観測がある一方、将来の政界再編を睨み別人脈で民主党との連携を模索する向きもあり強かさも垣間見られる。

また、昨秋の総選挙、今春の衆院補選そして今夏の参院選での公明党-創価学会の集票能力が連立を組む自民党候補を大きく利する役割を果たした貢献度を背景に大臣ポスト増要求や民間人入閣者に学会色の強い法学者や文化人などを強く希求の可能性もあり。

いずれにしても連立友党を如何に処遇し、非学会国民には限りなく宗教色を感じさせないよう適正な人事配置とするか、思案のしどころだ。

この秋、最高の芸術作品となる総理の組閣、はたして『大作』となりましょうか・・・・?!

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