☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-09-04
 
【平成16年9月3日(金)】
【午前】9時42分、官邸で日韓知事会議韓国代表団。10時1分、閣議。続いて麻生総務相。入れ替わりに安倍幹事長、冬柴公明党幹事長ら。安倍幹事長が残る。11時3分、防災功労者表彰式。この後、金子特区担当相、八代尚宏構造改革特区評価委委員長、伏屋官房副長官補。金子、伏屋両氏が残る。

【午後】12時8分、ホテルニューオータニのガーデンコートでジャーナリストの田原総一朗氏ら「11の会」のメンバー。1時30分、官邸で額賀政調会長。続いて杉浦、山崎、二橋各官房副長官ら。3時40分、武部勤衆院議員。4時5分 兼元情報官。この後、少子化への対応を推進する国民会議。5時7分、川口外相。入れ替わりに国家戦略本部の保岡興治事務総長、杉浦正健事務局長ら。中川国対委員長が続く。7時13分、赤坂の日本料理店「津やま」で秘書官ら。9時35分、公邸着。


 ― ☆ ☆ ★ ☆ ☆ ―

全国市民オンブズマン連絡会議が『全国談合疑惑度』ランキングを発表。予定価格に対する落札額比率(落札率)が高い工事を「談合疑念強し」と判断、落札率95%以上の工事割合を全国的に算定。(調査対象は1億円以上、東京都は3億円以上の工事)

「疑惑度NO.1」は、島根県で97.4%。逆に低かったのは宮城県で1.5%だった。
2003年度に各都道府県発注の公共工事平均落札率で、最高(島根県・98.2%)と最低(長野県・75.6%)の差は22.6ポイント。
長野県は2002年度の入札改革で一般競争入札導入と入札業者の地域限定緩和により2002年度の落札率(92.8%)から大幅改善。

もし、長野県並みの入札改革を全都道府県が実施すると約1兆5500億円(試算)節約になるとのこと。



☆ 『全国談合疑惑度』ランキング (一部 抜粋)


1 島根県(97.4%) ・ 43 愛媛県(34.1%)

2 北海道(95.3%) ・ 44 長崎県(26.8%)

3 山梨県(91.8%) ・ 45 京都府(9.1%)

4 沖縄県(89.0%) ・ 46 長野県(2.4%)

5 宮崎県(88.0%) ・ 47 宮城県(1.5%)



※上記ランキングを見てお気づきではなかろうか ? ランキング下位の長野・宮城県といえば、先進的な発想で全国知事会をもリードするような名物知事のお膝元。当たり前の感、無きにしも非ず。

逆に上位ランキングの島根県・北海道・山梨県といえば、昨今いろいろお騒がせの田中角栄元総理門下生の血脈を誇る国会のお偉いセンセイ方の地元ばかり。

皆さん、「○○事件」連座(?)。
沖縄県も北沖開発庁長官を歴任し昨日も結審待ちの日陰の身ながら北方領土元島民の対話集会に総理と同席し物議をかもした北海道選出元議員が「第二の故郷」と言って憚らないほど公共工事に熱心だった所。
宮崎県にしてもあの勇退した農水族のドン「錘馗風眉毛」オヤジの地元である。

でも、長崎県・京都府も有力センセイ方の地元じゃないの ? ・・・・・・と不思議がる方もおありだろう。

長崎県は2003年1月知事選を巡る選挙資金名目の寄付金集め、いわゆるゼネコン違法献金事件で自民党長崎県連 幹事長の有力県議と事務局長が公選法違反で逮捕。(かなり以前から長崎地検内偵中だった)
京都府は、蜷川虎三元知事に代表される共産党のメッカ。監視の目が厳しく談合通報は日常茶飯事。あの勇退したセンセイの前職も共産党対策 副知事であった。(どうりでコワもてな訳だ。)

ところで、例の1億円ヤミ献金事件。贈った日歯連側の臼田会長らは包み隠さず供述している模様。

さすがに、歯医者だけあり検事の追及にも「ハァ~イ、大きく口を開けて !!」で全面自供。

一方、受領側 旧橋本派幹部のお歴々。いつもは公共工事等で 『 天の声 』 をよく発していらっしゃるセンセイ方もこの件に関しては黙して語らず・・・・・・・・・。

ナルホド、やはり 「沈黙は 『 金 』 なり !!」 ですね。

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