☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-09-12
 
【平成16年9月11日(土)】
【午前】東京・品川の公邸。来客なし。

【午後】5時36分、公邸発。6時、羽田空港着。20分、ブルネイから帰国の皇太子殿下出迎え。23分、同空港発。50分、東京・南麻布の日本料理店「有栖川清水」着。森喜朗前首相、中川秀直自民党国対委員長と会食。9時37分、「有栖川清水」発。49分、公邸着。


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本命の女性との会食をスッぽかされ、しょうがなくスペアーでガマンした経験をお持ちだろうか ?

11日夕刻の総理と森・中川両氏との会食はまさにこれにあてはまる。

本命のお相手は、青木参院議員会長。
13日からの総理外遊を前に帰国後予定の内閣・党人事に関する意見交換の場として森元総理らが用意したものだったのだが・・・・・。(こういう時、必ず酒の肴にされるのはその場にいない第三者。安倍幹事長の去就で盛り上がったとか ?!)

青木氏は、党の了承なしに政府が郵政民営化基本方針を閣議決定したことに猛反発。
10日午前、安倍幹事長ら党執行部が細田官房長官と会談、閣議決定黙認を伝えたが、「参院のドン」青木氏の姿はなかった。
当然、総理と閣議決定直後に仲良く食事とはいかぬと早々と森氏に欠席を伝えた。

『(大臣)ポストより(郵便)ポストだ !!』とある参院自民党幹部。

参院は解散-総選挙もなく、人事のニンジン効果もなし。郵政団体推薦議員が与野党とも多く、超党派の民営化反対議員連盟が設立されたほどだ。

来春予定の民営化法案提出時までに参院で「骨抜き」にすると明言。
総理の行く手には、大きな難関が数多く待ちうけている。

なかなか「ユー~セイ」勝ち、一本 !! とはいかず「寝技」では竹下元総理直伝の青木氏の方がはるかに有利では・・・・・・ ?!

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