☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-09-14
 
【平成16年9月13日(月)】
【午前】10時30分、公邸発。43分、官邸着。54分、竹島一彦公正取引委員長。11時28分、安倍晋三自民党幹事長。

【午後】12時14分、報道各社インタビュー。20分、杉浦正健官房副長官。2時30分、中川秀直自民党国対委員長。4時6分、鹿取克章外務省領事局長。35分、鈴木敏郎駐イラク大使。吉川元偉外務省中東アフリカ局長同席。5時4分、麻生太郎総務相。51分、細田博之、杉浦、山崎正昭正副官房長官。6時12分、二橋正弘官房副長官が加わる。24分、杉浦官房副長官出る。7時9分、細田氏ら全員退室。11分、細田官房長官。30分、報道各社インタビュー。8時57分、官邸発。9時20分、羽田空港着。41分 ブラジル・メキシコ訪問、国連総会出席のため政府専用機で羽田空港発。


 ― ☆ ☆ ★ ☆ ☆ ―

いよいよ総理外遊、11日間、3ヶ国歴訪の旅が始まる。

郵政民営化反対派を蹴散らし、帰国後の人事に想いを馳せる。まさに外野からの雑念もなく『地球のウラ側で人事を練る !!』

自推他薦の大臣病患者のウルサイ官邸詣でもなく、思う存分自前の人事構想を構築する絶好の機会だ。

『国民政党として政権交代が目標 !!』と民主党代表に無投票再選された岡田新体制がスタートの臨時党大会開始時刻より少し前、総理は官邸でひとりの男を口説いていた。

「キミの責任感とケジメ論はよくわかるが・・・・。留任してボクを今後も補佐してほしい。」と慰留の総理。

「参院選の結果責任をとりたい。続投の意思はないが今後も政権は全力で支える。」と安倍幹事長。

結局、外遊から帰国後の24日に党内情勢報告とともに幹事長処遇も再協議に落ち着いた。


〈※ 総理のホンネ:「ポスト小泉」の若手最有力、安倍を野に放つはキケン過ぎるし参院選の責任ケジメをひとりだけ取るというのはスタンドプレー。郵政民営化の閣議決定で関係に亀裂が入った青木参院議員会長をさらに窮地に追い込むことになりマズイ。また、日歯連事件の検察ターゲットは『NAIS』のうち誰か、与党幹事長なら安全だ。ということは、親戚の倅がアブナイか ?!〉


9日午後には、半年ぶりに亀井静香 元政調会長、そして直後に山崎拓 前副総裁が官邸訪問。いずれも「中小企業対策など政策のハナシ、人事の件でない。」とのことだが・・・・・・ ?

(入閣)適齢期を家族(派閥)に持つと親(領袖)は大変。縁談成就に「党本(部)政争」じゃなく東奔西走。

昔なら妻がいないと外相は無理とか愛人がいる政治家は法相にはなれないとか、言われたものだが・・・・・。

今では、総理は独り身、外相は女性ときた。

しかし、総理外遊となると配偶者の果たす役割が大きくモノをいう時がある。(田中角栄総理外遊時、長女の真紀子女史(元外相)や村山総理の令嬢がやむなく同行したこともあるが・・・・。)

この際、総理も『金佳玉条』(失礼 !『金科玉条』でした)のごとく独身を通すのをご再考なさっては如何でしょうか ?!

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