☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-09-30
 
【平成16年9月29日(水)】
【午前】10時32分、公邸発。43分、官邸着。11時2分、細田博之、二橋正弘正副官房長官。26分、官邸発。30分、東京・虎ノ門のホテルオークラ着。同ホテル内の「平安の間」で故山田春・元三菱銀行(現東京三菱銀行)頭取のお別れ会参列。32分、同ホテル発。37分、官邸着。

【午後】12時2分、臨時閣議。11分、中川秀直自民党国対委員長。38分、細田、二橋正副官房長官、中山恭子内閣官房参与。48分、杉浦正健官房副長官。5時45分、二橋官房副長官。6時12分、報道各社インタビュー。48分、官邸発。57分、皇居着。7時3分、内奏。8時27分、副大臣認証式。54分、皇居発。9時2分、官邸着。9時23分、新副大臣と記念撮影。26分か、内閣府副大臣に補職辞令交付。28分、副大臣会議出席。56分、細田官房長官。10時56分、官邸発。11時7分、公邸着。


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人事が終わるや否やいろんな動きが出てきた。北朝鮮拉致問題担当 中山恭子内閣官房参与が、辞任申し出。

「能力、人柄ともによし。2年間ありがとう !!」と総理労う。
夫君、中山成彬氏の文科相としての初入閣に「内助の功」発揮は、まさに『あげまん』。(噂では、自身の外務大臣就任を断り、夫の入閣を懇願はまさに妻の鏡、世のご夫人方も見習っては・・・・ ?!)

拉致被害者家族連絡会ではないが、あの心優しき声をこれからも聞きたかった辞任を惜しむ声多し。

亀井派、事務総長に谷津義男組織本部長就任。事務総長の島村宜伸氏が農水相に就任したため。 領袖の静香センセイは都内講演で「総理に助言したが不満解消人事とならず、党挙げて協力できない !!」と徹底批判。

一方、堀内派は、総務会長をおりた堀内光雄氏が会長復帰。古賀誠元幹事長を新設の副会長とし座長となる柳沢伯夫氏の後任、事務総長兼務。

当分、各派閥、郵政族はじめ抵抗勢力も様子見だが、どのチャンスで仕掛けてくるかが官邸と党本(党本部)反対派との綱引きとなる。

人事の秋を通り越して、『郵政冬の陣』へと誰も予測がつかないシナリオは進む。

平均年齢58.8歳の副大臣22人が決定。(閣僚平均年齢57.4歳ということは部下の方がジジィってこと。)逢沢外務副大臣(留任)以外はすべて新任。

派閥のバランスや当選回数を重視した形で、内閣改造で冷遇された旧橋本派や亀井派に手厚い布陣。公明党は3人。

自己申告書や閣僚の意向重視、政務官もこの方針で月内に決定するが、問題は任命の四重構造。

『官邸・党・閣僚・公明党』の意向尊重でチグハグ、ギクシャクといったところか ?

結局のところ以前と同じく年功・派閥推薦といったところに落ち着き、掛け声倒れとの指摘も・・・・・・・。

最後に改革非協力として『 中二階 』 で総理にハシゴを外された「士志の会」代表格、平沼赳夫前経済産業相。

『 (中二階組も)居心地がよい、機会があれば屋上に上がる !! 』 と威勢良く戦線布告。途中転落や屋上から、飛び降りなどお考えにならないよう、ご注意を・・・・・・・ ?!

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