☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-10-01
 
【平成16年9月30日(木)】
【午前】10時31分、公邸発。44分、官邸着。11時15分、村田吉隆防災担当相、柴田高博内閣府政策統括官。11時30分、奥田碩日本経団連会長。

【午後】12時5分、報道各社インタビュー。2時3分、臨時閣議開始。9分、臨時閣議終了。10分、町村信孝外相。29分、藪中三十二外務省アジア大洋州局長。3時49分、新政務官辞令交付。59分、新政務官記念撮影。4時4分、政務官会議出席、あいさつ。8分、竹中平蔵経済財政担当相。44分、飯原一樹防衛庁 防衛局長、太田文雄情報本部長。5時、兼元俊徳内閣情報官。6時45分、報道各社インタビュー。50分、官邸発。56分、東京・内幸町の帝国ホテル着。同ホテル内の日本料理店「なだ万」で自民党の安倍晋三幹事長代理、堀内光雄前総務会長、額賀福志郎前政調会長と会食。8時49分、帝国ホテル発。9時3分、公邸着。


 ― ☆ ☆ ★ ☆ ☆ ―


内閣改造・党役員人事当日の27日 午前9時、党本部玄関にフラっと現れたのは武部勤衆院議運委員長。人事情報収集のため張り込んでいた政治部記者の誰ひとりとして、ブラ下がりや質問をも投げかけなかった。

その直後、武部氏は小泉党総裁から新幹事長を打診され、就任承諾。

約1時間後、新幹事長はまだ、座り慣れない党ナンバー2、幹事長席から親分、山崎拓前副総裁に「驚天動地」の幹事長就任報告。

「エライことになったが、派閥が前面協力する。心配するな !!」と山崎氏。

その盟友、山崎氏に総理が電話を入れたのが11時半すぎだ。

「事前相談せず、スマナイ。武部幹事長にしたよ・・・・・」

山拓氏自身も首相補佐官に任命され、無断人事の怒りは収まった。
ノーバッジ、民間人の哀しさか、はたまた来春予定、自身の衆院 福岡2区補選立候補のため直系子分が仕切る『 山拓補選シフト 』有利とソロバンを弾いたのか ?

極秘・秘密主義人事で憶測や噂が先走る。

今度は総理が「一部朝刊に前日、(山崎拓氏)相談したとか、よくでたらめを書けるな。誰にも相談しない。新聞はでたらめ書くな !!」と憤り、総理番に怒り炸裂。

もうひとり、どうしても怒りが収まらない人がいた。

『誰にも相談しない。一人でやるなら結構だ !! 、はじめから(森・青木両氏)会って人事構想など相談しなければよい。』と総理出身派閥、森派総会で怒りをぶちまける森元総理。

青木参院議員会長は、距離を置き沈黙を保ったままである。

森・青木両氏とも面目丸つぶれで、党内からは指導力低下とまで囁かれだした。

今まで曲がりなりにも総理を擁護、理解してきた両氏が反旗を翻すようなことになれば即、『 政 局 』に繋がる。

来年、仲秋の名月を官邸でめでることができるのは、はたして誰なのか ?

総理、道長のごとく「望月の欠けたることもなしと思えば」は何時までつづくであろうか ?

人事構想が 『 人事 抗争 』 とならんことを切に祈る。

Comments: コメントを投稿

<< Home

Powered by Blogger