☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-10-24
 
【平成16年10月23日(土)】
【午前】東京・品川の公邸。来客なし。

【午後】5時30分、公邸発。49分、東京・六本木の六本木ヒルズ着。59分、六本木ヒルズ内 ホテル「グランドハイアット東京」で「東京国際映画祭オープニングセレモニー」出席し、挨拶。15分、セレモニー途中退席。16分、同ホテル発。30分、六本木ヒルズ内 映画館「VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ」着。7時、同映画祭特別招待作品「隠し剣 鬼の爪」の出演者ら 舞台挨拶。8分、舞台挨拶 途中退席。9分、六本木ヒルズ発。7時27分、公邸着。


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「2004年新潟県中越地震」において亡くなった方々のご遺族や被災を受けられた皆さま方に、改めて心からの弔意と同情の意を表します。

今から丁度、40年前の昭和39年の新潟地震(M7.5)を思い出された方も多かろう。新潟大学学舎の倒壊写真は今でも鮮明に脳裏に焼きついている。

しかし、信濃川地震帯でのM7級地震は実に176年ぶりでずっと大規模地震空白地域だった。

あらためて、地震で亡くなった或いは負傷された方および家屋など大切な財産に甚大な被害を被られた方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに一刻も早い地震の沈静化と不明者の救出・捜索、ならびに復旧が行われますことをご祈念致します。

政府は23日午後6時に首相官邸 危機管理センターに「官邸対策室」設置。野田危機管理監は6時10分、官邸入り、防災担当緊急参集チーム指揮。関係省庁担当者で構成する政府調査団を陸自ヘリで午後10時半に現地派遣、到着。村田吉隆防災担当相が7時20分、緊急記者会見。村田防災相は24日、被災地入り。

防衛庁は午後6時に災害対策室設置。陸自ヘリなど16機出動命令。7時半に情報収集のため新潟県高田の陸自連隊を出た隊員23人が長岡市到着。9時5分、新潟県知事が情報収集目的で災害派遣要請。警察、総務省消防庁も6時までに対策本部設置。

総理への第1報は午後6時6分、都内 六本木ヒルズ内にて岡田秀一・総理秘書官(経産省・76年入省)から報告。6時15分、総理専用車のテレビ報道を見ながら、電話での報告、指示、情報収集にあたる。6時40分、3回目の強震発生後、上越新幹線脱線報告を聞き、公邸へ戻る決断、午後7時9分、会場発。27分、公邸着。

総理は公邸待機。電話での報告、指示。細田博之官房長官は午後6時に防災担当秘書官より第1報、官邸周辺にて待機。3人の官房副長官も官邸には入らずに電話連絡を取り合った。

岡田総理秘書官は午後10時半に再度、記者会見し新潟県中越地震に対する政府および総理の対応を説明、阪神大震災時の村山内閣の初動対応不手際批判を念頭に今回の対応に「揺るぎない自信」を覗かせた ?!

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