☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-10-30
 
【平成16年10月29日(金)】
【午前】8時1分、公邸発。14分、国会着。16分、町村信孝外相。21分、閣議開始。47分、閣議終了。48分、麻生太郎総務相。53分、栃木県知事選立候補予定者に推薦証交付。武部勤幹事長、安倍晋三幹事長代理同席。58分、国会発。9時、官邸着。2分、野田健内閣危機管理監、柴田高博 内閣府政策統括官。13分、野田健内閣危機管理監、吉川元偉外務省中東アフリカ局長。51分、官邸発。58分、皇居着。内奏。10時36分、皇居発。45分、官邸着。11時59分、報道各社インタビュー。
 
【午後】12時2分、杉浦正健官房副長官。26分、杉浦官房副長官。1時49分、二橋正弘官房副長官。
2時2分、日本・東南アジア諸国連合(ASEAN)経営者会議報告。北城恪太郎経済同友会代表幹事、カビタノン同会議共同議長。3時33分、ドリロン・フィリピン上院議長。4時、尾辻秀久厚生労働相、村瀬清司社会保険庁長官。57分、武部自民党幹事長。5時32分、兼元俊徳内閣情報官、飯原一樹 防衛庁防衛局長、太田文雄統合幕僚会議情報本部長。6時32分、報道各社インタビュー。37分、官邸発。54分、公邸着。
 

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ご批判覚悟で申し上げたい。

日本国政府は、テロや国際過激派を許すことなく先の大戦による国際的影響を深く反省、自国民とともに国際連合を中心舞台に恒久平和祈念し経済的支援のみでなく人的支援にも力を入れてきた。

今回、「生命」(いのち)について考えたい。

香田証生青年(福岡県直方市出身)がイラクでイスラム武装勢力らしきテロ過激派に拘束されいまだ、解放にいたらずである。

政府としては全力の態勢で救出の方策を対処中であるが、自衛隊撤退などテロ要求に屈することはしない。

命令一つでイラク派遣の自衛隊員、外交官、国連日本人職員や正規のマスコミ報道員とは違い、経済的あるいは功名心からイラクへ赴く私兵や報道ジャーナリストは、覚悟のイラク入国だ。

確かに政府は、イラクは「戦場」ではなく終戦後の『安全』が保たれているとの答弁をしているが、小学生の子供でも連日のニュース報道を見聞きすれば、イラク国内の治安状態は理解できる。

外務省の現地公館や同宿だった日本人そして現地のホテル従業員までもがイラク入国は危険と制止したにもかかわらず、「観光」だからと入国しテロリストに拘束され「コイズミさん、助けて !!」は、平和ボケも甚だしい。

日本国政府は、邦人・自国民救出に全力で取り組む。しかし、自死・自殺志願者を予防する方策はとるが、身体拘束までして制止することはしない。それが、わが国で認められている「自由」なのだ。『自己責任』をあらためて考えてほしい。

連続襲来の超大型台風、いまだ余震おさまらぬ「新潟県中越地震」。多くの行方不明者が出ている。
すでに捜索が打ち切られた人々がいる、度重なる余震で落石の危険を顧みず地震で生き埋めになった新潟県小出町の皆川母子救出活動の消防救助隊。
自宅倒壊で避難所生活者の孤独死、なかには車中で亡くなる方も多い。

もう一度、『生命(いのち)』・『自由』・『安全』・『平和』・『自己責任』・『危機管理』など自分たちの身の回りから考え、家族あるいは友人・知人と話あって頂きたい。

あと、数日で戦後日本の針路を決定付けた占領国、アメリカ合衆国 大統領選挙がはじまる。

過去の日米関係の『 ケリー 』はつくのだろうか ?

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