☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-11-06
 
【平成16年11月5日(金)】
【午前】8時42分、公邸発。57分、国会着。9時1分、閣議開始。15分、閣議終了。16分、麻生太郎総務相。24分、国会発。26分、官邸着。35分、野田健 内閣危機管理監、柴田高博 内閣府政策統括官。
10時7分、官邸発。13分、皇居着。大綬章親授式出席。53分、皇居発。11時1分、官邸着。44分、細田博之官房長官。

【午後】1時17分、官邸発。24分、皇居着。重光章伝達式出席。39分、皇居発。45分、官邸着。2時26分、官邸発。27分、国会着。30分、参議院イラク復興支援特別委員会 再開。3時36分、参議院イラク復興支援特別委員会 散会。38分、国会発。40分、官邸着。45分、藪中三十二 外務省アジア大洋州局長。4時32分、アジア太平洋経済協力会議(APEC)ビジネス諮問委員会(ABAC)日本委員 川本信彦ホンダ特別顧問ら。5時、兼元俊徳内閣情報官。6時54分、報道各社インタビュー。59分、官邸発。7時4分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニガーデンコート着。宴会場「アリエス」で杉浦正健、山崎正昭両官房副長官、各省の副大臣と会食。13分、細田官房長官が加わる。8時33分、ホテルニューオータニガーデンコート発。49分、公邸着。


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「会談内容はお互い、口外しないようにしましょう。」と4日午前、官邸で王毅 中華人民共和国駐日大使と大使就任後、初会談でのこと。

王大使も単なる「表敬」です、と一言。食い下がる報道陣に笑顔で『再見(ツァイチェン)』と官邸を後にした。流石はベテラン外交官、物腰、身のこなしとも超一流だ。

謎だった会談内容が判明、当初は台風、地震見舞いから靖国、ガス田開発問題など『深刻な政治問題だけでなく経済問題も・・・ ?!』との憶測がひとり歩き。

山崎拓首相補佐官が今月17日に中国・北京で中国要人と会談予定であることがわかった。
山崎氏は首相補佐官就任後「総理に日中関係改善を直言する。」と述べ、王毅・駐日大使らと対応協議していた。

総理の靖国神社参拝問題で日中首脳の相互訪問が3年以上途絶えており今月下旬、チリで開催のアジア太平洋経済協力会議(APEC)で日中首脳会談が実現に向かうよう事前交渉としての訪中か。

中国政府も台風・地震と2度も温家宝首相名のお見舞い電報を打電。関係修復の端緒を模索していた。

しかし、見舞い電報打電 1回目(台風被害時)は中国国内では全く報道されず、というよりも報道が禁止された。中国人民の反日感情を考慮したためではないかとの観測だ。

2回目の見舞い電報(新潟県中越地震)は中国国内でも報道解禁。世界の「シンカンセン」が初の営業運転中脱線など世界各国で大きく地震報道がなされ中国国内でも頻発する風水害被害とは別として報道可となった模様。

国内外の影響を相当予測、考慮しての世論操作とは、大変なご労苦でございますネ !!

着任間もない王大使が、日中関係修復に山崎補佐官などと腐心している最中、、総理が衆院予算委員会で「外国に英霊慰霊の作法が『よろしくない』と言われ『はい、そうですか』とは従えない !!」と反発。
その翌日、「みんなで靖国神社を参拝する国会議員の会」のセンセイ方が大挙して靖国神社 秋の例大祭に集団参拝。

今回の山拓補佐官訪中に期待したいところだが、日本・中国国内とも微妙な雰囲気である。

日本での『 王 』 さんは、お二人ともやはり【 タカ 】 問題に苦しめられるようで・・・・・・。

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