☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-11-11
 
【平成16年11月10日(水)】
【午前】10時32分、公邸発。48分、官邸着。11時18分、柳沢協二官房副長官補。25分、山崎正昭官房副長官。

【午後】12時14分、報道各社インタビュー。17分、二橋正弘官房副長官。53分、官邸発。54分、衆議院第1議員会館着。「衆議院前議員会」総会出席、挨拶。1時9分、衆議院第1議院会館発。20分、東京・南青山の青山葬儀場着。故原健三郎元衆院議長 葬儀出席。2時1分、青山葬儀場発。11分、官邸着。56分、官邸発。57分、国会着。3時、党首討論開始。49分、党首討論終了。51分、国会発。53分、官邸着。4時14分、愛知万博 広報用ビデオ撮影。6時22分、報道各社インタビュー。25分、官邸発。30分、東京・虎ノ門のホテルオークラ着。ホテル別館宴会場「オーチャードルーム」で、武部勤幹事長ら自民党5役と細田博之官房長官らと会食。8時8分、ホテルオークラ発。21分、公邸着。


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最高指揮官への報告は3時間後、すでに領海外へ退去後だった。

早朝から国籍不明潜水艦が沖縄県先島諸島の石垣島、宮古島周辺を約3時間にわたり領海侵犯。平成11年3月以来、2回目の海上自衛隊に海上警備行動が発令された。

今月5日より鹿児島県・種子島南東公海上で、中国海軍 潜水艦救難艦「861」と航洋曳船の2艦を発見。海上自衛隊第4護衛隊(広島県呉市)所属、護衛艦「あけぼの」が監視。8日正午、種子島の南東約315キロの公海上で、両艦を確認。

周辺に中国海軍潜水艦が潜航しているおそれがあるとして海自P3C対潜哨戒機を周辺海域派遣、警戒中だった。

極めて軍事機密的色彩の強い問題であり、官邸・防衛庁発表の時間や位置等が正確であるとは言い難く、正に『大本営発表』なのだが、自宅の庭先を不審者にかつてに通行、踏み荒らされ自宅の主に報告が上がったのが不審者が逃げ去って3時間後とは情けないと一般国民は思うかもしれない。

弱腰・臆病などと政府対応を非難するのは早計だ。
国籍不明潜水艦と言葉を濁しているが、ズバリ中国海軍所属の「漢(ハン)級」原子力潜水艦だ。

日本の排他的経済水域(EEZ)境界線付近の中国側水域で、中国が複数の天然ガス田開発を進めている問題や台湾有事の際、海上封鎖戦略の一環としての潜水艦航路調査等、ある程度、中国側の政治・軍事的動向は予測できる。

国連海洋法条約では領海を含め海洋は原則「自由航行」。領海内通過の場合、潜水艦は浮上した上で、国籍を示す旗を掲げなければならない。また当然、第三国による訓練や情報収集等、一切の軍事活動も禁止されている。

今回の国籍不明潜水艦の領海侵犯事件は、明らかに国連海洋法条約違反にあたる。

総理は一連の中国潜水艦(?)領海侵犯を黙認、中国側に恩を売ろうと考えたのだろう。靖国参拝や尖閣諸島、東シナ海ガス田開発などギクシャクしがちの日中関係を考慮、今月下旬にチリで開催のアジア太平洋経済協力会議(APEC)での日中首脳会談用の外交カードとして使おうとの魂胆が垣間見えるのだが・・・・。

もし、本当に自衛隊最高指揮官である総理が3時間も領海侵犯の事実を知らなかったとすると背筋がゾッとするのだが、本日(10日)午後の党首討論、「自衛隊が活動している地域が非戦闘地域だ !!」などと仰っている様では・・・・・ ?!

永田町周辺、水面下で何やら不穏な倒閣の動きあり。

総理、官邸や国会、党本部に『 会場警備行動 』の発令を・・・・・・。

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