☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-11-12
 
【平成16年11月11日(木)】
【午前】10時32分、公邸発。46分、官邸着。48分、野田健内閣危機管理監、大古和雄防衛庁運用局長。11時、島村宜伸農水相。

【午後】12時2分、報道各社インタビュー。2時4分、細田博之、二橋正弘正副官房長官。2時45分、伊藤滋早大教授。牧野徹首相補佐官同席。3時20分、中川秀直自民党国対委員長。細田官房長官同席。4時、フェルドマン モルガン・スタンレー証券株式調査部日本担当部長。6時6分、報道各社インタビュー。10分、官邸発。12分、東京・永田町のキャピトル東急ホテル着。ホテル内の「村儀理容室」で散髪。7時10分、キャピトル東急ホテル内の中国料理店「星ヶ岡」で首相秘書官らと食事。8時18分、キャピトル東急ホテル発。31分、公邸着。


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戦前・戦中・戦後と激動の昭和史を歩んできた二人の元総理の対照的な持論展開となった。

衆議院憲法調査会 公聴会に公述人として出席の中曽根・宮沢元総理。

中曽根元総理は「憲法改正に関する所見」を発表、憲法9条改正により自衛のための「防衛軍」創設を提唱。

一方、宮沢元総理は「現行憲法が21世紀も存続、運用されることを切望する。」と述べ、憲法改正に慎重な考えを表明。9条改正に関しても「過去半世紀余、9条は務めを果たしてきた。わが国は国外で武力行使すべきでない。」とも公述。

他に武村正義元蔵相も出席、「国際的集団安全保障に参加する場合も武力行使は避けるべき。」また、「憲法前文に自然を尊ぶ環境主義の理念を」と語り環境権の盛り込みなど部分的改正容認の姿勢を示した。

久しぶりの『 タ カ 』 と 『 ハ ト 』 の競演、長き政治哲学・経験と人生観からの両者の考えの際立ちが鮮明に。
どちらも日本の将来にわたる天下国家を如何にすべきかとの真摯な老政治家の提言、大変貴重で有り難き言葉の数々。

ところで、総理を鳥に譬えると『 サ ギ 』、『 カラス 』それとも『 ウ ソ 』・・・・・・・・・・・・ ?

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