☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-11-20
 
【平成16年11月19日(金)】
【午前】8時42分、公邸発。57分、国会着。9時2分、閣議開始。17分、閣議終了。24分、国会発。26分、官邸着。10時、竹内行夫外務事務次官。27分、川口順子首相補佐官。11時29分、報道各社インタビュー。35分、杉浦正健、山崎正昭両官房副長官。

【午後】1時6分、官邸発。24分、羽田空港着。49分、チリ・サンティアゴで開催 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため政府専用機で羽田空港発。


 ― ☆ ☆ ★ ☆ ☆ ―


「凡人・変人・軍人」の争い。

平成10年7月の自民党総裁選挙を表現した田中マキコ女史(元外相)の名文句だ。

凡人、軍人はすでに幽明境を異にして鬼籍入り、変人は今や時の宰相(?)である。

軍人こと故梶山静六元官房長官の死者の名誉が永田町で問題になっている。

故梶山静六氏は大正15年3月、茨城県生まれ。陸軍航空士官学校に入学するも敗戦、日本大学工学部卒。昭和30年 弱冠29歳で茨城県議 初当選、40歳で全国最年少県会議長。昭和44年 旧茨城2区より衆議院議員初当選、以後9回当選。内閣官房長官、法務・自治・通産の主要閣僚、党幹事長歴任。竹下派七奉行のひとりで「武闘派」と呼ばれた。

事の起こりは、17日の党首討論で岡田克也民主党代表が三位一体改革に関連し「(地方分権推進で)国会議員より都道府県議が偉くなる。そんなことを考えるんじゃない !!」と故梶山氏が当時、1年生議員だった岡田氏を叱ったというエピソードを披露。

この発言に対し故梶山氏の長男、弘志代議士(茨城4区・自民党)が激しく抗議、岡田代表に抗議文を送りつけた。

「(父は)地方議員出身で、生前の著書でも地方分権推進と税源移譲を主張、反論できぬ故人批判は名誉侵害で誠意に欠ける。」と憤る弘志氏。

自民党内からも「故人の名誉を汚し、極めて軽率。」と批判続出。

「故人でも国会議員の発言をもとに論議することは何らおかしくない。」と鉢呂吉雄 民主党国会対策委員長は記者会見で反論。

岡田克也 民主党代表は、週明けにも梶山弘志代議士に書簡にて回答するとのこと。

当選5回の岡田代表、死しても9回当選のツワモノ、梶山静六閣下には勝てず。

やはり、階級章の「ホシ」の数が違うようで・・・・・・・・。

Comments: コメントを投稿

<< Home

Powered by Blogger