☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-11-23
 
【平成16年11月22日(月)】 〈 外遊日程詳報 〉
(21日=現地時間)

【午後】チリ・サンティアゴの大統領府「モネダ宮」でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳ワーキングランチ。首脳宣言発表。クラウン・プラザ・ホテルでロシアのプーチン大統領と会談。ラディソン・サンティアゴ・プラザで「日本・チリ賢人会議」 チリ側メンバーと懇談。マリオット・ホテルで中国の胡錦濤国家主席と会談。ラディソン・サンティアゴ・プラザ宿泊。

(22日=現地時間)

【午前】宿舎ラディソン・サンティアゴ・プラザで同行記者団と懇談。「サン・クリストバルの丘」公園の日本庭園視察、記念植樹。憲法広場にて歓迎式典。大統領府「モネダ宮」でチリのラゴス大統領と会談。


 ― ☆ ☆ ★ ☆ ☆ ―


「日中間の政治的障害は、日本の指導者が靖国神社を参拝していることだ !!」と厳しく非難の胡錦涛 中国国家主席。

念願かなって1年ぶりの日中首脳会談 冒頭でのこと。

「心ならずも戦場に赴いた人々に哀悼の誠をささげ、不戦の誓いのための参拝。」と総理、理解を求めるも潜水艦領海侵犯、ガス田開発、3年間途絶えている日中両首脳相互訪問等について進展なく、関係改善とはならず。

翌日(22日・午前、現地時間)、宿泊先で開催の同行記者団との懇談。

「私は何も言わないことにした。どんな質問があっても触れない。」と来年以降の靖国参拝には言及せず、貝となる総理。

中国側を刺激せず、配慮はよく理解できるが、国内的に日本遺族会等の反発は必死、またひとつ難題を抱えた感がする。

この件、今まで威勢のよかった総理だが、鼻高々の天狗鼻を『 コキント(ウ) 』折られ、「 もの言えば 唇寒し 秋の風 」

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