☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-12-06
 
【平成16年12月5日(日)】
【午前】東京・品川の公邸。来客なし。
 
【午後】12時6分、公邸発。28分、羽田空港着。55分、第18回 国際自由労働組合連盟(ICFTU)世界大会出席のため,SNA115便にて羽田空港発。2時31分、宮崎空港着。40分、宮崎空港発。3時、宮崎市のフェニックスシーガイアリゾート着。ワールドコンベンションセンターサミットで第18回ICFTU世界大会出席、挨拶。16分、第18回ICFTU世界大会 途中退席。19分、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート着。44分、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート発。46分、ワールドコンベンションセンターサミット着。50分、ソマビア国際労働機関(ILO)事務局長。尾辻秀久厚生労働相同席。4時6分、笹森清連合会長。22分、ワールドコンベンションセンターサミット発。44分、宮崎空港着。5時26分、SNA120便にて宮崎空港発。6時31分、羽田空港着。42分、羽田空港発。7時8分、公邸着。


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先月30日、ラオス首都 ビエンチャンにて開催 ASEANプラス3首脳会議時に行われた日中首相会談。
両国政府が当初、発表した会談内容が双方で国内報道時、大幅に違うことが判明、国内世論に配慮したためだ。

『 雪上加霜 』(日本語訳:泣きっ面にハチ) ― 総理の「ODAは卒業時期 !!」発言に対し、温家宝・中国首相が発した不快感いっぱいの言葉。

日中関係の更なる悪化懸念を表現、「中日友好の大局に立ち判断を・・・」と継続を求めた。

日本外務省は当初、「ODAは中国経済建設に貢献」と役割評価のみ発表。

また、「靖国」問題においても、『鈴をとくのは鈴を結んだ人しかできない』との中国諺を引用、参拝中止を求めたが報道発表されなかった。

一方、中国外務省も国内向けに「来春3月の愛知万博に温首相を招請」と報道するが、実際には日本側は訪日時期を明示しなかった。

中国国内向けに日本が早期訪日を求めたことを強く印象付ける国内世論操作だ。
新華社通信は「中国がODAを受け取るのは、日本の間違った歴史感を受け入れ日本政府指導者の靖国参拝を認めることではない。」との論評記事を配信、ODAと引き換えに「靖国」問題譲歩なしを強調。


『 自国のために嘘をつくという愛国芸 』 (DIPLOMACY [外交術] )

  ― Ambrose Bierce ―  「悪魔の辞典」

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