☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2004-12-08
 
【平成16年12月7日(火)】
【午前】9時15分、公邸発。28分、自民党本部着。35分、党役員会開始。53分、党役員会途中退席。54分、党本部発。57分、官邸着。10時、閣議開始。20分、閣議終了。22分、佐藤行雄日本国際問題研究所理事長に国家公安委員辞令交付。26分、大野功統防衛庁長官、町村信孝外相、細田博之官房長官、二橋正弘官房副長官。45分、IT戦略本部評価専門調査会座長 庄山悦彦日立製作所社長、棚橋泰文IT担当相、伏屋和彦官房副長官補。11時4分、「文化外交の推進に関する懇談会」出席。34分、「文化外交の推進に関する懇談会」途中退席。52分、報道各社インタビュー。

【午後】1時46分、カルロス・ゴーン日産自動車社長、稲村隆二 神奈川新聞社長による神奈川新聞・テレビ神奈川 新年用共同インタビュー。3時34分、ムカパ・タンザニア大統領との会談開始。杉浦正健官房副長官ら同席。4時17分、二橋官房副長官。5時2分、麻生太郎総務相。21分、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)開始。6時16分、IT戦略本部終了。20分、沢田秀男神奈川県横須賀市長。31分、兼元俊徳内閣情報官、飯原一樹 防衛庁防衛局長、太田文雄 情報本部長。57分、細田官房長官。7時11分、報道各社インタビュー。15分、官邸発。21分、東京・虎ノ門のホテルオークラ着。宴会場「メイプルルーム」で日本経団連の今井敬名誉会長、奥田碩会長ら「首相を囲む会」メンバーと会食。8時49分、ホテルオークラ発。59分、公邸着。


 ― ☆ ☆ ★ ☆ ☆ ―


「派遣延長で良いのではないか。大野(防衛庁長官)さんの目からみて、いかなる方向から(砲弾が)飛んできても大丈夫と判断された。」と語るは町村外相、閣議後の記者会見でのこと。

「予断は許されないが、かなり安定しており自衛隊員の士気も高く、人道復興支援活動が引き続き重要だ !!」と陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワを駆け足視察の大野功統防衛庁長官が官邸報告。

武部自民・冬柴公明両党幹事長もクウェート経由でイラク南部サマワ入り。陸上自衛隊宿営地を訪問、隊員激励し懇談。

「現地治安は安定、現地住民から歓迎されている。また、自衛隊の安全確保策も高度なレベル。そういう報告を受けた。」と総理。

総理は9日午後、神崎公明党代表、野党党首とそれぞれ会談、陸自イラク派遣の1年延長方針を伝え、臨時閣議を開き派遣延長を決定。記者会見を行い、延長理由を広く国民に自ら説明予定となった。

当初、10日の閣議決定予定であったが派遣延長へ向けた環境整備が整ったため繰り上げたという説明は甚だ疑問 ?

約5時間チョットのサマワ滞在で「現地治安安定、自衛隊は現地民に歓迎されている。」とは流石、防衛庁長官になるエライ人はちがうネ !!

『 招かざる客 』で歓迎されなかったのは閣下、前線視察で戦死では山本五十六元帥・連合艦隊司令長官に申し訳なく即刻、平和な本国へお帰り下さいと相成った訳。

それが、迅速な報告となり派遣延長決定が早まるとは、あまりの皮肉。

『 もしものこと ?! 』が起これば、集中砲火で長官辞任どころか、内閣がフッ飛ぶ一大事も予測されるのだが・・・・・・。

まぁ、町村外相の言うように「大野長官はいかなる方向から(砲弾が)飛んできても大丈夫と判断。」されたようですので心配ありませんネ。

Comments: コメントを投稿

<< Home

Powered by Blogger