2005-01-08
【平成17年1月7日(金)】
【午前】9時21分、公邸発。38分、官邸着。郵政民営化推進本部 出席。53分、大野功統防衛庁長官。10時1分、閣議開始。31分、閣議終了。11時23分、報道各社インタビュー。26分、官邸発。31分、皇居着。帰国の記帳。37分、皇居発。42分、JR東京駅着。50分、東海道新幹線「のぞみ15号」でJR東京駅発。
【午後】1時33分、JR名古屋駅着。36分、JR名古屋駅発。2時30分、三重県亀山市のシャープ亀山工場着。液晶テレビ製造工程など視察。3時53分、シャープ亀山工場発。
4時45分、JR名古屋駅着。58分、東海道新幹線「のぞみ127号」でJR名古屋駅発。5時34分、JR京都駅着。37分、JR京都駅発。47分、京都市中京区の島津製作所本社着。ノーベル化学賞受賞者 田中耕一氏らの案内で質量分析装置など視察。6時55分、報道各社インタビュー。7時6分、島津製作所本社発。16分、京都市東山区の京料理店「おいと」着。ノーベル化学賞受賞者 田中耕一氏、河合隼雄文化庁長官、島津製作所 矢嶋英敏会長、服部重彦社長らと会食。9時17分、京料理店「おいと」発。35分、京都市左京区の京都宝ケ池プリンスホテル着。宿泊。
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現職総理が1週間に2度、それも帰国翌日の三重県入り。
何も国政選挙や県知事選が激戦区ということでもなく、ましてやライバル、岡田民主党 党首の地元からであるはずもなし。
仕事始めの4日は歴代内閣恒例の伊勢神宮参拝、2回目(7日)は企業視察だ。
「日本企業は元気。新しい時代に新しい技術、知恵を出し頑張っている。」と称賛の総理。
その総理が選んだ視察先、液晶としては世界最大の65型テレビをはじめ液晶テレビ一貫生産、最新鋭設備を持つ三重県亀山市のシャープ亀山工場。
「すごい、きれいだ !!」と町田勝彦社長説明・案内で製造工程や最大級の液晶画面を見て周り、感心しきりの総理。
視察後、JR名古屋駅経由で京都入り。
ノーベル化学賞受賞者 田中耕一氏が勤務の島津製作所本社へ。
「目に見えない気力は量れるのか ?」と総理。
「装置に気力は込めますが、気力自体は・・・・ ?!」、いつものように少しはにかみながら応じる田中フェロー。
総理曰く「それが測れれば、またノーベル賞だ !!」で周囲は大爆笑。
さらに田中フェロー、「(スマトラ地震・大津波に)少し理科の知識があれば津波の可能性があると想像できる。」と語り、総理「その通り !!」
間もなく63歳となる総理、年始から精力的に活動、自らの元気さアピール。
元旦は、歌舞伎の市川団十郎丈に『 ミエ(見得) 』を習い、年頭2度の『 ミエ(三重) 』県入り、そしていつものパフォーマンス政治は『 ミエ(見栄) 』の塊。
さらに心許無い総理、質量分析の権威に『 郵政民営化の気力を数値表現 ?』させようとはかなりの念の入れようだこと・・・・・ ?!