2005-02-08
【平成17年2月7日(月)】
【午前・午後】東京・品川の公邸。終日、来客なし。風邪のため休養。
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― 清盛の脈とる医者は裸で診(み) ―
NHK大河ドラマ『 義 経 』にも登場の「六波羅さま」こと平清盛がマラリヤに罹り高熱を発した時の様子を揶揄する川柳である。
昔から権力者の病はいろいろ憶測をよぶもの、池田勇人元総理の「前ガン症状(?)」や平成12年春の小渕恵三元総理の入院や病状を隠蔽した官邸対応に批判集中など枚挙にいとまなし。
「熱がどのぐらいか、そのへんの病状は承知していない。鬼の霍乱 ?!」と説明をあえて避ける細田官房長官。
大事もなく無事に一日が終了、「北方領土返還要求全国大会」では山崎正昭官房副長官が挨拶代読。
明日(8日)には公務復帰し、衆議院予算委員会の「政治とカネ」集中審議に出席予定。出身派閥 自民党森派などの政治資金問題で、また連日 野党追及が再開。
『 頭 痛 』の完治にはまだ、当分かかりそうだ。
一方、ピンチヒッターで「官邸の主」におさまった細田官房長官。
「主は明日には戻ってくる、日本経済・財政にも必ず春が来ると伝える !!」と満更でもなさそうなニヤケ顔。
それもその筈、太宰府天満宮「梅の使節」、美女の巫女2人に挟まれて紅白の梅盆栽一対を受け取り、ご満悦。
この梅花、品種名は『 おもいのまま 』
「風邪は思いのままにならなかったようですが、早く治して頑張って頂きたい。」と総理病状を気遣う同行の西高辻信良 宮司。
細田博之官房長官にとって、この日は一日中、『 おもいのまま 』で一足早い「わが世の春」を満喫 ?!