☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-03-03
 
【平成17年3月2日(水)】
【午前】8時3分、公邸発。15分、官邸着。25分、杉浦正健官房副長官。56分、官邸発。57分、国会着。9時、衆議院予算委員会開会。

【午後】12時15分、衆議院予算委員会休憩。17分、国会発。18分、官邸着。55分、官邸発。56分、国会着。1時、衆議院予算委員会再開。2時32分、衆議院予算委員会散会。44分、衆議院財務金融委員会開会。3時53分、衆議院財務金融委員会 途中退席。57分、衆議院総務委員会 出席。4時31分、衆議院総務委員会散会。33分、国会発。34分、官邸着。36分、武部勤自民党幹事長。55分、官邸発。57分、国会着。5時2分、衆議院本会議開会。6時37分、衆議院本会議散会。39分、河野洋平、中野寛成衆議院正副議長、与党幹部 挨拶。49分、国会発。51分、官邸着。7時1分、報道各社インタビュー。9分、首相会議室で秘書官らと食事。8時22分、官邸発。34分、公邸着。


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◎ 日本国憲法 第60条【衆議院の予算先議と優越】

1 予算は、さきに衆議院に提出しなければならない。

2 予算について、参議院で衆議院と異なつた議決をした場合に、法律の定めるところにより、両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は参議院が衆議院の可決した予算を受け取った後、国会休会中の期間を除いて30日以内に、議決しないときは、衆議院の議決を国会の議決とする。


平成17年度予算案がめでたく夕刻、衆議院本会議で、自民・公明両党などの賛成多数で可決、参議院へ送付。賛成281票、反対187票。

日本国憲法 第60条の規定により、衆議院より送付後30日以内に参議院が議決せずとも平成17年度予算は4月1日 午前零時に自然成立。

予算案一般会計総額は82兆1,829億円、新規国債発行額は34兆3,900億円。
赤字国債は、今年度当初予算より1兆8,800億円少ない28兆2,100億円。

「年度内成立が確実になり良かった。」とホッとした表情の総理だったが
「まだ参議院審議が残っている、息つく暇はない。」とすぐさまキリッとした顔つきに戻った。

「いろんな審議をしてきたが次々次々と問題が起きる、これからも気を引き締めてやっていきたい。」と前半国会を振り返る総理。

一息つく間も無く、今度は鉢呂吉雄 民主党国対委員長が記者会見で島村宜伸農相の罷免要求。

2月25日の衆議院予算委員会で島村農相が「BSE(牛海綿状脳症)全頭検査は世界の非常識 ?!」と問題発言。
民主党が「食品安全委員会への政治的圧力だ。」と反発、消費者団体や全中(全国農業協同組合中央会)からも農相発言を問題視。

今日(3月2日)の衆議院予算委員会でも島村農相は「今時点で、全頭検査は世界の常識ではないので『全頭検査は非常識』という表現をした。」と発言撤回の意思なし。

竹村健一氏流に言えば『永田町の常識は世間の【非常識】、世間の常識は永田町の【非常識】 ?!』

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