☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-04-30
 
【平成17年4月29日(金・祝)】 〈 外遊日程詳報 〉
【 みどりの日 】 (祝 日)


(28日=現地時間)


【午後】政府専用機、パラム・インド空軍基地 着陸。デリー着。タージマハル・ホテル 宿泊。


(29日=現地時間)


【午前】宿泊先 タージマハル・ホテル発。デリー市内のラージ・ガート 献花。私立学校「R・K・プーラム校」(中学校) 視察。

【午後】カラム・インド大統領を大統領官邸 表敬。オベロイ・ホテルでインド側経済関係者 昼食会。都市交通「デリー・メトロ」のセントラルセクレタリアート駅建設現場 視察。タージマハル・ホテルで日インド民間関係者 懇談。迎賓館「ハイデラバード・ハウス」でシン・インド首相と首脳会談。日印共同声明署名式。シン・インド首相主催 夕食会。


 ― ☆ ☆ ★ ☆ ☆ ―


「日印関係は潜在力にみあうレベルに発展していない、訪印を契機に現実のものにしたい !!」と総理。

「インドはインフラ整備を必要としており、支援をお願いしたい。」と応じるシン・インド首相。

日印首脳会談の定期的開催やシン首相の訪日招請、経済面でも自由貿易協定(FTA)締結検討や天然ガス共同開発協議等に関する日印共同声明 署名。

また、両国とも国連安全保障理事会 常任理事国入りを目指す立場からドイツ・ブラジルを加えた4ヶ国連携を強化、国連改革実現を目指すことで一致。

日・韓・中・ASEAN諸国からインドに至るまでのアジア各国が一致協力・発展し「繁栄の弧」を築き上げることが重要との認識を示すなか、敢えて日本は「大変悪いという意見があるが、日中の経済関係が今ほど良好な時はない。」と日中関係に言及、政治・経済・軍事面で拡大政策をとる中国を牽制することも忘れなかった。

「24、5年前、インドで本場カレーを食べ、いかにおいしいか印象づけられた。」と午前中、カラム・インド大統領 表敬にて総理。

「多分インド人の次にカレー好きなのは日本人ではないか。」と和気藹々に応じるカラム大統領。

極東国際軍事裁判 インド人判事、パール氏や戦後、ネール・インド首相が上野動物園にインド象を寄贈した話題などを持ち出し「アジアにはインドという日本の友がいる。」とインド経済団体昼食会にて日印友好を強調する総理。

そういえば、ワンマン宰相とともに上野動物園に寄贈ゾウを見学に来た品のよい口が歪んだ少年の写真を何処かで見たような気が・・・・・・。

ブラジル・ロシア・中国とともに21世紀前半をリードしていくとして世界的に注目を浴びるインドに一生懸命、ヨイショする総理。

総理、座右の銘は『 シン無くば立たず 』でしたネ ?!

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