☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-05-05
 
【平成17年5月4日(水・祝)】
【 国民の休日 】 (祝 日)


【午前・午後】東京・千代田区永田町の公邸。終日、来客なし。


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『臨機応変』・『カンを磨け』

この言葉が秘書への口癖だった大物政治家が昔いた。

その名は江崎真澄、旧田中派の大番頭として全盛期の田中派を取り仕切った人物で、党政調会長、総務会長、通産・自治大臣・防衛庁長官(2回)・総務庁長官歴任という華麗なる政界履歴である。

ただ、田中角栄元総理に派閥入りを勧められるまで親分運が悪かった。吉田茂総理秘書(当時、自由党の若手代議士が総理秘書を務めるのが習いだった)で広川派、その後、藤山派四天王のひとりといわれたが、藤山氏政界引退後、水田派と派閥運は最低。
「手八丁、口八丁」といわれた器用さ、ソツのなさが逆に嫌われた。

鉄磨、洋一郎両子息、二人はともに自民党代議士である。

大変ユニークな教育行政で有名、文部科学省 中央教育審議会委員にもなった石田芳弘愛知県犬山市長も江崎真澄代議士秘書を10年務めた。

JR西日本 列車脱線転覆事故より早くも十日程経過する。

脱線事故列車に出勤途中のJR西日本社員2名が乗車していたにもかかわらず、現場にて救護等をせず自分の職場に出勤していた事実判明。

また、大阪天王寺車掌区の職員たちが事故3時間後から親睦ボーリング大会開催、終了後には真昼間から飲酒ときた。

冒頭の「臨機応変」・「カンを磨け」、職務に忠実な鉄道員ならば、今何をなすべきか理解できたはず、残念なことである。

まさか、脱線車輌に乗り合わせた社員に職場上司は

「 遅刻すると『 日 勤 教 育 』の対象になります?! 」などと仰ってませんよネ !!

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