☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-05-29
 
【平成17年5月28日(土)】
【午前】東京・千代田区永田町の公邸。来客なく「イラクの斎藤昭彦さん拘束事件」に関する情報収集・報告を受け待機。

【午後】1時45分、公邸発。2時46分、神奈川県横須賀市の研究開発集積施設「横須賀リサーチパーク」着。47分、報道各社インタビュー。50分、沢田秀男横須賀市長、和田紀夫NTT社長、中村維夫NTTドコモ社長らと視察。4時17分、「横須賀リサーチパーク」発。36分、横須賀市の農業体験型テーマパーク「長井海の手公園ソレイユの丘」着。沢田横須賀市長、小谷昌京浜急行電鉄社長らと視察。5時、「長井海の手公園ソレイユの丘」発。24分、横須賀市のフランス料理店「アリス・ヴィラ・リゾート」着。沢田横須賀市長、小谷京浜急行電鉄社長らと会食。7時50分、「アリス・ヴィラ・リゾート」発。8時50分、公邸着。


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― 二つの未確認情報 ―

「フィリピン・ミンダナオ島、元日本兵」と「イラクの斎藤昭彦さん拘束事件」どちらも今のところ生存は未確認。

どちらも人命の問題、「まだ確認されていない、いろいろ情報が交錯しているが、事実確認をしっかりしなければいけない。」と語る総理。

赤紙一枚で応召、「神国日本」の不敗を信じ異国で孤独な戦いを戦後60年もの永きにわたり続けてきた元日本兵、片や新生日本の戦後、平和国家に生まれ「専守防衛」の任に当たる自衛隊活動に飽き足らず外国傭兵部隊の道を歩んだ元陸自隊員。

「政治は権力闘争。相手の乱れを突く戦術もあるが、必ずしも賛成ではない。民営化でどうするか民主党は主張を明確にすべき、自分の主張がなくただ審議しないと言うのは国民にわかりにくい。」と審議拒否の民主党執行部を批判する小沢一郎民主党副代表、神奈川県寒川町の講演にて。

自民党役員連絡会でノーベル平和賞受賞者 ワンガリ・マータイ女史提唱の環境保護運動『 もったいないキャンペーン 』を全党挙げて取り組むことを正式決定、官邸へ武部勤幹事長が直々に総理報告。

「良いことだ !!」と即座に総理、と同時に「(野党)審議拒否も勿体ない ?!」と大いに皮肉る。

戦前・戦後教育の違いか、「フィリピン」と「イラク」の元日本人兵士の未確認安否情報。

『国家・陛下』のため「滅私奉公」、散華を強いられた戦前兵士が、命の大切さを尊び『平和教育』のもと憲法9条の教えを叩き込まれた戦後兵士が自らリスクを冒し戦地へ赴く・・・・・・。

『あぁ、命がもったいない !!』

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