☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-06-08
 
【平成17年6月7日(火)】
【午前】7時47分、公邸発。48分、官邸着。53分、山崎正昭官房副長官。8時17分、官邸発。18分、国会着。22分、閣議開始。33分、閣議終了。34分、町村信孝外相。45分、細田博之官房長官。55分、参議院決算委員会。

【午後】12時11分、参議院決算委員会 途中退席。13分、国会発。14分、官邸着。1時13分、官邸発。15分、国会着。18分、院内 自民党総裁室。20分、河野洋平衆院議長。24分、森喜朗前総理加わる。46分、国会発。48分、官邸着。2時20分、江利川毅 内閣府事務次官、浜野潤、村瀬吉彦両政策統括官。47分、谷内正太郎 外務省事務次官。川口順子総理補佐官 同席。3時30分、北城恪太郎 経済同友会代表幹事、石川薫外務省経済局長。4時5分、金平茂紀TBS報道局長。30分、トラッド駐日サウジアラビア大使。吉川元偉 外務省中東アフリカ局長 同席。5時20分、報道各社インタビュー。26分、中川秀直自民党国対委員長。44分、竹中平蔵経済財政担当相。47分、経済財政諮問会議開始。7時、経済財政諮問会議終了。7分、西川公也内閣府副大臣。41分、官邸発。42分、公邸着。


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本日(7日)、午後 国会内自民党総裁室に河野洋平衆議院議長の申入れで総理と衆議院議長会談、森前総理も同席。

冒頭、「(歴代総理経験者から)いろんなお考えはあったが、こういう状況の中では(靖国参拝は)慎重のうえにも慎重に考えるべきだというのが共通意見だった。」と1日の河野議長と歴代総理経験者5名との会談内容を伝達。

「中曽根さんの判断がこの20年の歴代首相の判断になってきている。それをよく考えていただきたい。」と昭和60年に当時の中曽根総理が靖国神社に公式参拝し、中国・韓国はじめ近隣諸国から批判を受けて以来、現職総理の靖国公式参拝は自粛されてきたと配慮を要請。

「よく分かった !!」とは言いながら「中国の胡錦濤国家主席や温家宝首相、韓国の盧武鉉大統領にも自分の考えを申し上げてきた。理解を得られていると思っている。」とあくまでも自らの主張を押し通す総理。

「素直に分かっていただけたが、その通りにするかどうかは別の話。小泉総理は人に言われてその通り行動するということは今まであまりなかった、(靖国参拝)判断の一材料として大事な意見と思われるのではないか。」と会談後、期待感を表し顔色も以前より良い河野議長。(これは倅のおかげか ?!)

一方、「(靖国参拝は)適切に判断する、としか今は言わない方がいいと思う。こういうことでも、あんまり聞かない方がいいんじゃないか。」と『 天 下 人 小 泉 』に注文を付けたハト派議長に少し(?)オカンムリの総理。

「議長として発言するのは如何なものか。」(中曽根元総理)と指摘をうけた河野洋平衆議院議長だったが、官邸へのメッセンジャー役を依頼した森喜朗前総理から「二権の長」によるトップ会談を強く勧められ、極めて異例の議長から総理への外交に関する「お願い」となり、他にも日中・日韓・日ロ関係について意見交換された約20分間にわたる会談となった。

(議長として総理に)『 言おうか、言わまいか 』逡巡し苦悩のすえ、国益を考慮、『 言 お う !! 』と決断した河野議長。

戦没者慰霊にこだわり、靖国公式参拝に固執する総理、19日には戦後歴代総理として初慰霊訪問は太平洋戦争の激戦地、東京都小笠原村 『 硫 黄( い お う ) 島 』

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