☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-06-10
 
【平成17年6月9日(木)】
【午前】10時31分、公邸発。32分、官邸着。11時42分、報道各社インタビュー。45分、官邸発。48分、自民党本部着。49分、兵庫県知事選挙立候補予定者 推薦証渡し。武部勤 自民党幹事長、与謝野馨政調会長、安倍晋三幹事長代理、二階俊博総務局長ら 同席。

【午後】12時43分、自民党本部発。46分、官邸着。3時10分、荒井寿光 知的財産戦略推進事務局長ら。伏屋和彦官房副長官補 同席。4時、特殊法人等改革推進本部参与会議 飯田亮座長、村上誠一郎行政改革担当相、伏屋官房副長官補。20分、林洋和内閣審議官加わる。40分、杉山秀二 経済産業省事務次官、石毛博行製造産業局長。5時3分、中川秀直自民党国対委員長。32分、報道各社インタビュー。6時1分、官邸発。18分、東京・高輪の品川プリンスホテル・エグゼクティブタワー着。品川プリンスシネマで映画「交渉人 真下正義」鑑賞。8時45分、品川プリンスホテル・エグゼクティブタワー発。48分、東京・高輪のラーメン店「壇太」着。秘書官と食事。9時58分、「壇太」発。10時13分、公邸着。


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「いやあ、面白かったよ !!」と総理、長男で俳優 小泉孝太郎さん出演の『交渉人 真下正義』鑑賞後の感想。

総理が映画鑑賞すると大地が揺れるという有難くないジンクスがあるのだが、今回は今のところなし、クワバラ、クワバラ・・・・・・。

大揺れは大地でなく天上界。

「(分祀は)新しい神社を創建したり、神社に新たな御祭神をまつるために元宮となる神社から御神霊をお迎えするための祭祀、分祀されても元宮の御祭神や祭祀に何ら変わるところはなく『A級戦犯』のみを『分離』するという意味での『分祀』はあり得ない !!」と神社本庁が基本見解。

「祭神の分離という意味の『分祀』は神社祭祀の本義からあり得ない。」と靖国神社側が『分祀』(?)拒否する立場を擁護、『分祀』意味を曲解する永田町の「神をも畏れぬ不届き者たち」に憂慮。

また、「日本のバチカン」 神社本庁は「靖国神社は『日本における戦没者慰霊の中心的施設』と明言、戦争裁判受刑者は国内法上の犯罪者ではなく政府が「東京裁判」を受諾したは、裁判の正当性承認ではない。」と強く主張。

「総理は内外からの干渉を排して靖国神社参拝を継続すべきだ !!」と基本見解を結んでいる。

「これがベストで、(【郵政民営化法案の】)修正は念頭にない !!、(会期延長は)みんなで相談してほしい。」と総理、与党幹部を前に国会会期延長を指示。

「【郵政民営化】の基本方針枠内での修正なら後退とはいえない。」との安倍晋三 自民党幹事長代理の進言にも総理、無言で答えず。

焦点は国会の会期延長幅、民営化抵抗派や野党の動向を睨みながらの駆け引きとなるが、7月(3日投票)の東京都議選もあり参議院での審議日程も考慮すると最短50日、場合によるとお盆過ぎまでの70日の会期延長を模索する動きもある。
通常国会では会期延長は1回しか認められないため大幅会期延長の噂が、序盤国会から流れ「紅葉が色づく頃まで」という国対幹部まで出る有様。

ところで、郵政事業懇話会の綿貫民輔会長(前衆議院議長)の政治家・事業家以外のもう一つの顔ご存知ですよネ !!

代々、富山・井波八幡宮 宮司で神職特級、『 長 老 』の称号を持ち神道政治連盟国会議員懇談会長でもあります、正に「雲の上の人」

『分祀』問題で神社本庁をも敵に回すと郵政に続き、また綿貫『 長 老 』と真っ向勝負。

総理、仏ならぬ「 神 」の顔も三度まで。
もうこれ以上、不平『 分 子 』を増やさないでとカシコミ、カシコミ申す。

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