☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-06-11
 
【平成17年6月10日(金)】
【午前】8時26分、公邸発。27分、国会着。32分、閣議開始。44分、閣議終了。45分、麻生太郎総務相。49分、谷垣禎一財務相。55分、国会発。57分、官邸着。9時18分、二橋正弘官房副長官。10時45分、川口順子総理補佐官。

【午後】12時、報道各社インタビュー。2時30分、緒方貞子 国際協力機構理事長。吉川元偉 外務省中東アフリカ局長 同席。3時、道路関係4公団民営化推進委員会委員、作家 猪瀬直樹氏。34分、柴田高博 内閣府政策統括官。4時40分、竹中平蔵経済財政担当相。5時3分、知的財産戦略本部開始。5時59分、知的財産戦略本部終了。6時55分、報道各社インタビュー。7時、官邸発。11分、東京・芝公園の東京プリンスホテルパークタワー着。てんぷら店「天芝」で内閣府経済社会総合研究所 黒田昌裕、香西泰新旧所長と会食。9時5分、東京プリンスホテルパークタワー発。14分、公邸着。


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「ピンチをチャンスに変える。ネクタイ業界、少しは創意工夫して売れるように考えてもらいたいですね !!」と総理。

夏の軽装運動『クール・ビズ』から早、十日が経過。

日本ネクタイ組合連合会が「ノーネクタイ・ノー上着」キャッチフレーズの使用中止を政府に要望、このままだとネクタイ業界全体(年間 約2,000億円)の売り上げが2割、3割減は必至とか・・・・。

「京都議定書の目標達成が目的。冬には保温性があり、ネクタイが悪いとは一切いっていない。今年はむしろ、『クール・ビズ』でホットな議論をする時。来年、再来年と広がっていき、京都議定書の約束期間が始まる平成20年には定着することを狙っている。」と主管大臣の小池百合子環境相は、さすがに女性らしくさらに、手厳しい。

「ネクタイするなと言ってる訳じゃない、楽な服装、臨機応変にということ。時期が来ればネクタイするなと言ってもする人はいる。」と説明し理解を求めるのだが、『 官から民。民でできるものは民で !! 』が口癖で名ばかりの民営化で『 民 業 圧 迫 』がお得意の総理、業界陳情にオカンムリ。

「ネクタイだけ悪者になるのは不公平な感じ、私もできればネクタイをしたい !!、正直言ってこの辺(首筋)が寂しい ?!」と手を自分の首元に置きネクタイ締める仕草をしながら中川昭一経済産業大臣は業界を擁護するのだが・・・・・・・。

さすが、「北海のヒグマ」といわれた中川一郎元農水相の後継者(長男)だけあってカンが鋭い経産相。

秋口になれば、順当に内閣改造・党人事、ハプニングなら解散-総選挙、最悪の場合、総辞職もあり。

中川大臣も首筋を擦りながら、ソロソロ事務引継ぎの用意が必要 ?!

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