【平成１７年６月１７日（金）】
【午前】8時54分、公邸発。55分、国会着。9時1分、閣議開始。25分、閣議終了。26分、細田博之官房長官、中山成彬文部科学相。33分、国会発。34分、官邸着。10時2分、ハッサーニ・イラク国民議会議長ら 表敬。34分、小平信因資源エネルギー庁長官。伏屋和彦官房副長官補 同席。11時58分、報道各社インタビュー。

【午後】2時、熊本県酪農女性部協議会役員ら。松岡利勝、西川京子両衆議院議員 同席。34分、政府広報番組「小泉総理ラジオで語る」収録。3時、島村宜伸農水相。木下寛之 農水省農水審議官、伊藤健一総括審議官 同席。24分、田中均 外務省外務審議官、佐々江賢一郎アジア大洋州局長、岩崎貞二国交省航空局長ら。4時20分、官邸発。21分、国会着。23分、衆議院本会議。54分、衆議院本会議 途中退席。55分、国会発。56分、官邸着。5時7分、総合エネルギー対策推進閣僚会議。48分、総合エネルギー対策推進閣僚会議終了。50分、竹中平蔵経済財政担当相。浜野潤、村瀬吉彦両内閣府政策統括官 同席。6時10分、兼元俊徳内閣情報官。21分、森喜朗前総理。9時11分、官邸発。12分、国会着。14分、衆議院本会議。10時19分、衆議院本会議散会。22分、報道各社インタビュー。27分、国会発。29分、公邸着。


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「本会議場に赤ら顔、酒気帯びで入ってきた与党議員がいる。『 酒気帯び国会 』を延長する必要はない、即刻退席してほしい !!」と大声で叫ぶ阿部知子 社民党政審会長。

衆議院「ナイター」本会議で会期延長の反対討論に立った阿部政審会長、「酒気帯び登院」を批判、民主・社民両党議員が記名投票拒否、野党側は一部議員の退席や投票やり直し要求で議場騒然。

結局、河野洋平衆議院議長が、再三の投票催促に応じなければ棄権通告し混乱は30分で収拾、野党議員も投票へ。
8月13日まで『 55 』日間の会期延長を与党の賛成多数で議決。

散会後、野党側は「酒気帯び登院」でベテラン森喜朗前総理と春の衆院補選で初当選したばかりのヒヨッコ、秋葉賢也代議士（宮城2区）の懲罰動議提出、負けじとばかり自民党も樽床伸二、平岡秀夫、吉田治の三民主党代議士懲罰動議で対抗。

衆議院は昭和23年12月の『 泉山事件 』を契機に「議員は酒気を帯びて議場に入ることを厳禁すべし」との「議場内粛正に関する決議」を可決している。

『 泉山事件 』とは年も押しせまる昭和23年12月13日、第2次吉田内閣　泉山三六蔵相（旧山形2区・民自党・当選1回）が衆議院大蔵委員会委員を招待、国会内参議院食堂で会食中、泥酔。

旧民主・社会党女性2代議士に抱擁、醜態を演じて廊下で爆睡。
夜、衆議院本会議再開されフラフラで登壇の泉山蔵相、呂律が回らず答弁不能で議場大混乱。
さらに被害者の女性議員が登壇し蔵相のハレンチ行為と「大蔵法案などどうでもよい、キミが好きだ !!」との大臣戯言を披露。

結局、泉山大臣は本会議場から行方不明に。野党提出の懲罰動議が可決され翌朝、泉山氏は蔵相・議員辞職願提出、受理。
わずか『 55 』日間の短い不名誉な大蔵大臣在任記録となった。

戦後混乱期、佐藤栄作官房長官進言の池田勇人氏でなく懇意の大先輩推挙、一面識もない泉山代議士を大蔵大臣という重要ポストに就かせた麻生総務相の「ジッチャン」のワンマン大臣粗製乱造と言えばそれまでなのだが・・・・・・・。

「（小泉）総理と（森）前総理も赤い顔をして投票していた。いかにいいかげんな（国会）運営か分かる。」と生真面目一本の岡田克也民主党代表、本会議後の代議士会にて素面にもかかわらず『 真っ赤な顔 』して怒り爆発。

「最後に必要なときはみっともないマネでもする !!」と徹底抗戦を宣言する岡田民主党代表なのだが・・・・・・・ ?!

まさか、岡田代表も一杯引っ掛けて登院、その勢いで・・・・ナンテことはありませんよネ ?!


( 追　伸 )

今回のキーポイント数字は『 55 』

通常会期延長日数 ― 『 55 』日間

泉山蔵相在任日数 ― 『 55 』日間

松井秀喜　背番号 ― 『 55 』番（懲罰動議：森喜朗前総理と同郷〈石川県能美市（旧根上町〉）

そして総理は、【郵政民営化】法案、靖国公式参拝とも行け行けドンドンで『 55 』（ＧＯ ! ＧＯ !!）でしょうか ?!
- posted by 日本国 内閣総理大臣 @ 6/18/2005 11:13:00 午前