☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-06-22
 
【平成17年6月21日(火)】 〈 外遊日程詳報 〉
(21日=現地時間)


【午前】宿泊先 ソウル・ロッテホテル発。政府専用機にて韓国・ソウル空軍基地発。


(21日=日本時間)


【午前】11時52分、日韓首脳会談を終え、韓国・ソウルから政府専用機にて羽田空港着。

【午後】12時4分、羽田空港発。26分、皇居着。帰国の記帳。31分、皇居発。40分、公邸着。2時29分、公邸発。41分、東京・九段南の千代田区役所着。神奈川県横須賀市長選 不在者投票。46分、千代田区役所発。59分、官邸着。3時15分、中川秀直自民党国対委員長。4時30分、川口順子総理補佐官。5時9分、細田博之官房長官。6時1分、経済財政諮問会議開始。6時11分、経済財政諮問会議終了。16分、臨時閣議開始。24分、臨時閣議終了。26分、麻生太郎総務相。34分、報道各社インタビュー。41分、官邸発。42分、公邸着。谷垣禎一財務相、竹中平蔵経済財政担当相、福井俊彦日銀総裁、奥田碩日本経団連会長ら経済財政諮問会議メンバーと会食。8時3分、谷垣禎一財務相、竹中平蔵経済財政担当相、福井俊彦日銀総裁、奥田碩日本経団連会長ら各氏が退出。


 ― ☆ ☆ ★ ☆ ☆ ―


自民党は会期延長議決の17日 衆議院本会議欠席の綿貫民輔 前衆議院議長、亀井静香 元政調会長、野呂田芳成 元防衛庁長官の処分見送り決定。

各所属派閥出身の党副幹事長が個別に事情聴取、とは言うものの副幹事長クラスの若手が本会議欠席組の派閥領袖・幹部級の大物長老議員相手に厳しい取調べなどできるはずなく綿貫・亀井両氏から「会期延長反対の意図なし」との説明を受け、執行部へ報告。

「噛み付きガメ」こと亀井静香元政調会長、子分の中野清副幹事長(亀井派)に逆切れ。

「『 加藤の乱 』(平成12年)の時は(内閣不信任決議案 造反者を)不問とした !!」と噛み付く。

武部勤幹事長が「 加藤の乱 」で衆議院本会議を欠席していることを強く意識、処分決定を牽制する発言だ。

「酒気帯び」登院の懲罰動議が、衆議院議院運営委員会 理事会で再発防止申し合わせのみでウヤムヤのまま事態収拾される見込みであることを考えると懲罰動議にかけられている武部幹事長が、党規違反で処罰できる訳なし。

亀井氏もどうせなら「酒飲んでいたので欠席した !!」とでも釈明したらヨカッタのでは ?!

日韓首脳会談を終え、慌しく帰国の総理、午後には九段南の千代田区役所へ。

「(不在者投票に)あんまり来ないから・・・。」と慣れない様子で職員に記入方法を尋ねる総理。

不在者投票窓口では、本人確認を求められて笑いながら国会の身分証明書を提示。

マニュアル通り、たとえ総理でも都知事でも融通なしの厳格さは良いとしても総理の顔みて『 小泉純一郎さん、ご本人ですか ? 』と聞く区役所職員もまたお役人中の「 お 役 人 」(バカか、利口かは読者子の判断にお任せします ?!)

総理のお膝元、神奈川県横須賀市長選挙は今月19日告示、26日投開票。
新人4人が立候補した激戦となっている。

特に総理・総裁の本家本元、自民党が大きく割れた分裂選挙。
官僚O.B市長が2代(32年)続き、党人派地方議員に官僚アレルギーが強かったにもかかわらず、総理陣営が今回も中央官僚出身者を擁立。

反発した地元県議が自民党を離党した横須賀市議を対立候補として担ぎ出し混戦模様、さらに諸派の歯科医や共産党地区委員長も立候補し大激戦に。

夕刻、臨時閣議開催。

平成18年度予算編成について、今年度予算に引き続き、歳出改革路線を堅持・強化する経済財政運営の基本指針『 骨太の方針2005 』を決定。

「今まで進めてきた改革をさらに促進していこうという大事な基本方針。改革なくして成長なし路線を確固たるものとして、デフレ克服を実現 !!」と『 骨太の方針2005 』の意義を強調する総理。

「簡素で効率的な政府を作る、『 民間にできることは民間に !! 』ということだ !!」と丁寧に内容まで記者団に説明する総理。

はたして、『 民間にできることは民間に !! 』が口癖の総理、不在者投票の「 清き一票 」は、あの意中の人か・・・・・・・ ?!

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