☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-06-30
 
【平成17年6月29日(水)】
【午前】10時1分、公邸発。2分、官邸着。25分、山崎拓 衆議院郵政民営化特別委筆頭理事。11時1分、谷内正太郎外務事務次官。50分、笹川陽平日本財団次期会長。

【午後】12時1分、二橋正弘官房副長官。21分、報道各社インタビュー。2時28分、リニ・バヌアツ首相と会談。3時30分、川口順子総理補佐官。4時3分、藪中三十二外務審議官、日下一正経済産業審議官、小島敏郎環境省地球環境局長ら。5時22分、報道各社インタビュー。31分、ビル・ゲイツ 米マイクロソフトビル会長 表敬。6時22分、官邸発。24分、東京・永田町のキャピトル東急ホテル着。「村儀理容室」にて散髪。8時50分、キャピトル東急ホテル発。52分、公邸着。


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中国・大連日本人学校(生徒数159人)が日本から取り寄せた社会科などの副教材10種類(128点)が、内容に問題があるとして大連税関に差し押さえられたことが判明。

学校側は一部没収や罰金の処分を受け入れ決着したが、税関側は教材の地図が中国と台湾を『 色 分 け 』し台湾を独立した存在に扱っており「一つの中国」の原則に反すると主張。
尖閣諸島を日本領としていることや「台湾政府」との記述を問題視、「国内法違反」として没収。

当初、「違法図書」として高額罰金要求。日本人学校側は、教材は教育上、絶対必要との立場から返却を求めたが当局は応じず、結局、始末書提出と罰金1,000元(1万3千円換算)に加えて尖閣諸島を日本領と表記した地図など計十数点没収。

日本人学校教科書が当局の検閲で違法とされたのは初。

「15冊もの歴史教科書が中国大陸と台湾が別の色に塗られていた、『1つの中国』原則は中国の主権や中国人民の感情に関する重大な問題だ !!」と中国税関処置(出版管理条例違反等)は完全に法律依拠したものであると強調する劉建超 中国外務省副報道局長。

「中国もオリンピック(北京)をやったり、万博(上海)やるんだから、もっと開かれたきちんとした国にならないと・・・・・。」と厳しい口調で日本人学校教科書検閲問題を指摘する片山虎之助 自民党参議院幹事長。

さらに「尖閣諸島を日本政府は日本領土と一貫して主張している、摩擦は起こさない方がいいが、何でも起こさない方がよいというものでもない。問題があれば日本政府が抗議すべきではないか。」と政府の毅然たる対応を強く求めた。

今後、中国公安当局や税関が日本人入国者の不注意な「国内法違反」持ち込みに対して、異常なまでの厳しい取締りや検閲を行い逮捕・拘束、高額罰金者続出となれば「オリンピック」や「万博」など目的の日本人観光客誘致は困難。

日本人も海外旅行先の『 色 分 け 』が必要となるかも・・・・・・・ ?!

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