☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-07-02
 
【平成17年7月1日(金)】
【午前】8時、公邸発。1分、官邸着。25分、官邸発。26分、国会着。32分、閣議開始。51分、閣議終了。52分、町村信孝外相。9時、衆議院郵政民営化特別委員会 開会。10時、衆議院郵政民営化特別委員会 途中退席。1分、国会発。2分、官邸着。22分、佐々江賢一郎 外務省アジア大洋州局長。11時2分、安全功労者表彰式、受賞者と記念撮影。11時45分、久保伸太郎 日本テレビ放送網社長、足立久男報道局長ら。

【午後】1時58分、細川興一 財務省事務次官、渡辺博史財務官。2時30分、有馬龍夫中東和平問題担当特使。川口順子総理補佐官 同席。3時11分、松岡利勝自民党違法伐採対策検討チーム座長ら。25分、大野功統 防衛庁長官、大古和雄 運用局長。4時10分、杉山秀二 経済産業省事務次官、小平信因 資源エネルギー庁長官。30分、田中均 外務省外務審議官、小松一郎欧州局長。5時、マッキンネル 米ビジネス・ラウンドテーブル会長、島田晴雄内閣府特命顧問。30分、兼元俊徳内閣情報官。6時10分、報道各社インタビュー。44分、二橋正弘官房副長官。49分、官邸発。51分、公邸着。7時2分、カイ・ベトナム首相との夕食会開始。8時25分、カイ・ベトナム首相との夕食会終了。26分、武部勤自民党幹事長、二階俊博 衆議院郵政民営化特別委員長、山崎拓 筆頭理事。9時28分、武部幹事長 退出。44分、二階委員長、山崎筆頭理事 退出。


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「法案が不成立に終われば、必ず(衆議院)解散する。(内閣)総辞職は全く考えていない !!」と強気一辺倒で【郵政民営化】法案成立への並々ならぬ決意表明の総理。

夜、公邸でのカイ・ベトナム首相との夕食会終了後に訪れた武部・二階・山崎三氏にホロ酔い加減で不退転の決意を示す。(今日は「一滴以上、飲んでました ?!」)

これに先立つ夕刻の記者質問(【郵政民営化】法案成立への自信を問われ ?)

「私は執行部、また自民党、公明党の皆さん信頼しているから。色々異論はあっても、最後は時代を見誤らないように大局的に判断していただければ賛成してくれると思っている。」

「(廃案なら内閣不信任との考え)変わりません、(衆議院解散)それは言わない方がいい !!」と冷静にも緻密な計算された受け答えをする総理。

「衆院で勝負はついた、矢でも鉄砲でも持ってこい。(反対なら党除名)おれが生け贄になる。やめさせるなら、やってみろ !!」

「(次期総選挙、反対者は非公認)そんなことをすれば、(選挙区が)穴だらけになる。脅しとしか思えない。」と都内、個人事務所で綿貫民輔 郵政事業懇話会長(前衆議院議長)が意気軒昂、廃案に自信あり。

衆議院郵政民営化特別委員会 理事会で【郵政民営化】関連法案採決を7月4日 午後で合意、与党側は5日の衆議院本会議に上程、通過を図る目論み。

一方、野党側は本会議採決を総理がサミット(グレンイーグルズ・サミット)出発予定の6日午前まで引き伸ばせば、総理帰国予定の9日以降まで本会議採決を延期すると予測、8月13日の会期末を前に時間切れ廃案に持ち込むため、自民党内反対派との連携を模索。

いろいろ思惑が交錯する永田町、今週末は不気味な「嵐の前の静けさ」

武部、二階、山崎の三センセイ、お疲れのところベトナム首相との夕食会終了前から公邸待機。
1時間以上も党内情勢、法案賛否の票読みなど綿密な打ち合わせ。

一刻も早く帰って自宅で寛ぎたいところだが、総理の頭の中は『 カエサ~ン( 解 散 ) 』 の一色 ?!

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