☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-07-22
 
【平成17年7月21日(木)】
【午前】10時1分、公邸発。2分、官邸着。33分、都市と農山漁村の共生・対流に関するプロジェクトチームの報告。11時、島村宜伸農水相。42分、官邸発。44分、自民党本部着。53分、川崎市長選立候補予定者 推薦証渡し。武部勤自民党幹事長、二階俊博総務局長ら 同席。

【午後】12時5分、自民党本部発。8分、官邸着。13分、報道各社インタビュー。3時40分、兼元俊徳内閣情報官。4時15分、二橋正弘官房副長官。5時21分、報道各社インタビュー。31分、「世界文明フォーラム2005」出席者のセン米ハーバード大教授ら表敬。6時33分、ユーシェンコ・ウクライナ大統領と首脳会談開始。7時36分、ユーシェンコ大統領との首脳会談了。42分、共同声明署名式・共同記者会見。8時10分、ユーシェンコ・ウクライナ大統領との夕食会開始。9時33分、ユーシェンコ・ウクライナ大統領との夕食会終了。48分、官邸発。49分、公邸着。


 ― ☆ ☆ ★ ☆ ☆ ―


「分かりませんねえ。私は(【郵政民営化】法案)成立に全力を尽くしているんですから解散する必要ないでしょう。」と不機嫌そうな口ぶりの総理。

「前代未聞、内政・外交ともに大事なときに政治の空白をつくっていいのか !!」と綿貫民輔前衆議院議長が、河野洋平衆議院議長に総理が郵政法案、参議院で否決の場合、衆議院解散を行うとの発言に対して異例の申入れ。

「国会ではなく内閣が法案を成立させるかのような発言は、三権分立から言うとちょっと異常だ。」と河野衆議院議長応じるものの具体的な対応なし。

その総理、「(参院で【郵政民営化】法案に)確実に反対するのは10人前後、反対の可能性があるのは20人前後 ?!」と財界シンポジウムで『 票 読 み 』披露。

「もってのほか、評論家ではない。みんながつらい思いをして努力しているのに、笑みを浮かべながら『 票 読 み 』するなんて、本当にやってはならないことだ !!」と厳しく批判する総理出身派閥の領袖、森喜朗前総理。

「私はけしからんとさんざん言ってきた !!」(青木幹雄 自民党参議院議員会長)

「もっと泰然としているのが総理・総裁だ。参議院で審議しているのに『 票 読 み 』を講演のテーマにして話すのは立法府をもてあそんでいる。」(八代英太元郵政相)

「もっと大事な課題がいっぱいある、何をつまらんことをいっているのか。」(岡田克也民主党代表)

与野党を問わず、『 票 読 み 』発言に非難轟々。

「『 票 読 み 』ではない、みんながこうだと言っていることを紹介したまでだ。私は『 票 読 み 』できない。執行部に任せている。」と総理、釈明するのだが・・・・・・・。

問題『 票 読 み 』発言噴出の財界シンポジウムでは、さらに総理、「何とか(法案)成立させるため、丁寧に穏やかに答弁しなきゃならない。刺激しないよう話さないといけない。」まではよかったものの「もし廃案になったら」と言いかけたところで「あとのことは『言わぬが花』だな ?!」と既に解散確定の如き、思わせぶりに終始。

法案賛否の『 票 読 み 』は、すでに総選挙『 票 読 み 』へ・・・・・・・。

衆議院解散は『 秒 読 み 』段階突入か ?!

Comments: コメントを投稿

<< Home

Powered by Blogger