☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-08-02
 
【平成17年8月1日(月)】
【午前】10時4分、公邸発。5分、官邸着。16分、町村信孝外相、逢沢一郎外務副大臣、西田恒夫外務省総合外交政策局長。11時3分、ハスタート米下院議長ら 表敬。55分、福岡県・玄界島 復興対策検討委員会メンバー。山崎拓自民党前副総裁、太田誠一前衆議院議員 同席。

【午後】12時4分、山崎拓自民党前副総裁。23分、報道各社インタビュー。1時、中川秀直自民党国対委員長。2時5分、棚橋泰文IT(情報技術)担当相、清原慶子 東京都三鷹市長。4時16分、スマトラ島沖地震被害者 遺児による表敬。56分、官邸発。58分、国会着。5時3分、自民党役員会開始。22分、自民党役員会終了。24分、国会発。26分、官邸着。41分、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)。6時46分、報道各社インタビュー。53分、官邸発。58分、東京・六本木のサウジアラビア大使公邸着。ファハド国王 弔問、記帳。7時5分、サウジアラビア大使公邸発。13分、公邸着。


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永岡洋治衆議院議員(自民党・茨城7区・当選2回)が、1日午前 自宅で自殺。現職代議士の自殺は平成10年2月の新井将敬氏以来。

【郵政民営化】法案の参議院採決直前で、衆議院総選挙も予想される緊迫国会終盤の永田町にショッキングでビミョ~な衝撃が走った。

永岡代議士は茨城県古河市出身、東大法学部卒業後、農林省入省。大臣官房総務課調査官、牛乳乳製品課長などを経て平成8年新進党から衆議院総選挙出馬するも落選、平成12年の総選挙ではゼネコン汚職公判中だった中村喜四郎元建設相に挑むも再び落選。
中村喜四郎元建設相の最高裁有罪確定-失職による平成15年4月の補選で初当選、当選2回。

「武部勤幹事長から『 党を取るのか派閥を取るのか、はっきりしろ !! 』と言われた。」と亀井派総会で永岡氏が暴露したこともあると谷津義男亀井派事務総長。

「(自殺)理由は全くわからない。非常に有望、有能で彼は農水省出身。私も農相経験者として『 目をかけていた 』政治家だ。痛恨の極みで、心からお悔やみを申し上げたい。」と【郵政民営化】法案採決に絡む対応問題が(自殺の)遠因ではとの推測には触れず。

永岡代議士の自死を不謹慎にも「政争の具」に利用しようとする郵政賛成・反対両派。
党執行部の圧力・脅しか ? 、派閥内での「裏切り者」への弾圧・イジメなのか ?

「(自殺動機を)色々憶測でものを言うべきではない、誠に痛ましいご逝去の報に接し、ご遺族の心痛を察して謹んでご冥福をお祈りする。」と夕刻、国会内での自民党役員会で各幹部に自制を求める総理。

党執行部の『 目に余る 』締め付け、反対すれば非公認との『 目に物見せてやる 』との圧力が『 目につく 』
2回落選で「 ひどい目 」にあっている選挙地盤の弱い政治家にとり再度の落選は『 目も当てられない 』程惨めで選挙民は現職にしか『 目もくれない 』
真面目で誠実だった永岡代議士の苦悩が『 目に浮かぶ 』、終には死にまで追い込み『 目をそむけたくなる 』惨状に。

抵抗・反対派に『 目くじらを立てる 』ばかりでなく『 目から鱗が落ちる 』如き修正・妥協案も必要では ?!

あらためて、永岡洋治代議士の「 ご『 め 』いふく 」を祈る。


合  掌

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