☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-08-11
 
【平成17年8月10日(水)】
【午前】9時50分、公邸発。51分、官邸着。10時1分、閣議開始。9分、閣議終了。11分、小池百合子環境相。31分、二橋正弘官房副長官。11時24分、佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長。
 
【午後】12時5分、報道各社インタビュー。10分、杉浦正健官房副長官。2時23分、棚橋泰文科学技術担当相。51分、田村政志 総務省行政評価局長。58分、麻生太郎総務相。3時30分、天野之弥ウィーン国際機関代表部大使、林景一駐アイルランド大使、滑川雅士駐フィジー大使 新任挨拶。40分、小里貞利前衆議院議員。48分、竹中平蔵経済財政担当相。4時6分、武部勤自民党幹事長、二階俊博総務局長。56分、二橋官房副長官。5時1分、官邸発。7分、皇居着。宮中お茶会 出席。6時18分、皇居発。27分、官邸着。30分、西川公也、萩山教厳両前衆議院議員。35分、報道各社インタビュー。7時1分、アジズ・パキスタン首相と首脳会談。17分、アジズ首相との夕食会開始。8時51分、アジズ・パキスタン首相との夕食会終了。53分、官邸正面玄関にてアジズ・パキスタン首相 見送り。9時17分、官邸発。18分、公邸着。


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「聖子『 新 党 』でどうだ、聖子『 新 党 』で !!」とイヤがる人妻を執拗に口説く「エロ親父」と思いきや亀井静香 元自民党政調会長。

衆議院解散後、全日空ホテルで開かれた「郵政事業懇話会」幹部会でのこと。

新党結成に加わらず、無所属で戦う決意を固めた野田聖子元郵政相、俯き加減で聞こえないふり、クドイ「噛み付き亀」の囁き作戦にいたたまれず途中退席。

「新党なんかつくりませんよ、僕は自民党員ですから !! 、無所属でやるしかない。公認をくれない執行部が悪いんで、別に私は悪くない。」と都内個人事務所で綿貫民輔 郵政事業懇話会長(元衆議院議長)

綿貫・亀井・平沼(赳夫前経済産業相)三氏による党内情勢分析で郵政法案反対37名を引き連れての『 新 党 』結成は困難であるとの認識で一致。

比例選出や選挙地盤脆弱な議員は『 新 党 』に期待を寄せ、選挙に強いベテラン議員は逆に「抵抗勢力」というレッテルと自民党復党が難しくなることを危惧。

結局、キャスチングボートを握る「台風の目」と思われていた『 新 党 』構想頓挫。

「(総選挙)公認候補は全員、郵政民営化に賛成の人ばかりだ。今までとは根本的に違う。自民党は変わった !!」と経済諮問会議で総理、反対派公認せずを明言。

「全選挙区に候補者を立てる、反対派は公認しない !!」と参院否決時、厳しく処断、即座に党臨時役員会で武部幹事長に指示した総理なのだが、昨日(9日) ニュース番組生出演の武部氏、「現実問題、全部に対抗馬を立てることはできないと思う・・・・・・・。」

また、衆議院採決時、棄権・欠席した前議員14人について、【郵政民営化】に協力する意思確認できた場合のみ公認か選挙後に追加公認の方針固める。

しかし、反対派急先鋒の小林興起氏(東京10区・亀井派)に小池百合子環境相(比例代表近畿ブロック選出)擁立を内定、「刺客放った !!」と憤る亀井静香元政調会長(広島6区)には竹中平蔵 郵政民営化担当相(参議院比例区選出)を対立候補として擁立検討(?!)。
また、綿貫民輔 郵政事業懇話会長(元衆議院議長・旧橋本派)の選挙区 富山3区には萩山教厳前衆議院議員(比例北信越ブロック選出)を鞍替え出馬させるため官邸呼び込み説得、萩山氏も意欲示す。

「 逆 刺 客 」(?!) ― 頭と同様、選挙も弱いと評判(?)の武部勤自民党幹事長(北海道12区)に『 ム ネ オ 新 党 』から鈴木宗男元北海道・沖縄開発庁長官が出馬の可能性も ?! (常識的に考えれば足寄町出身の鈴木氏、法案棄権の北村直人前自民党衆議院議員と同じ北海道7区から出馬濃厚なのだが、比例単独出馬もありか ?!)

総理はじめ自民党執行部は、反対派有力議員の地元選挙区に賛成派立候補者擁立し【 郵 政 総 選 挙 】の全国注目重点象徴選挙区とする考え、党内は生き残りをかけた仁義無き戦いの様相を呈してきた。

【郵政民営化】反対派による『 新 党 』結成は夢と消え、国民にも『 浸 透 』せず、いよいよ真夏の天下分け目 サバイバル戦が始まる。

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