☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-08-29
 
【平成17年8月28日(日)】
【午前】東京・千代田区永田町の公邸。来客なし。

【午後】1時5分、公邸発。6分、自民党本部着。7分、総裁室。武部勤 自民党幹事長、二階俊博総務局長。2時18分、自民党本部発。21分、公邸着。


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「略称の方が長いのはおかしい !!」と総務省。

新党日本は正式名称『 日 本 』を『 新 党 日 本 』に、略称を『 日 本 』に偏向(失礼 ?!)、変更した。
これは、総務省の指摘を受け(行政指導か ?!)田中(康夫)代表にしては素直にお上の言うことに従ったもの。

【郵政民営化】法案が参議院本会議で否決された自らの境遇を、地動説を唱えて異端審問にかけられたガリレオと重ね合わせ『 郵政・ガリレオ解散 』と命名の総理。

「研究者としては、気安くガリレオを持ち出さないで、というのが本音だ !!」と苦言を呈す田中一郎 金沢大学大学院自然科学研究科教授(科学技術史)

結局、ガリレオは有罪を宣告されて地動説撤回。

田中一郎先生曰く、「【郵政民営化】が地動説と同じ真理かどうかは別として、小泉総理がガリレオを名乗るなら、最後には【郵政民営化】を撤回することになってしまうのでは・・・・・・・。」とのこと。

安易な政党名変更や自説を曲げるが政治家の十八番なら、ガリレオのように無期刑となりローマ教皇の許しが出ず、死後も名誉が回復されずに異端者としての葬儀を避けるため葬儀延期するも1世紀もの長き間、埋葬できなかったことを総理はご存知か ?!

因みにローマ教皇 ヨハネ・パウロ2世が、ガリレオ裁判の誤りを認めて謝罪、名誉回復が行われたのは1992年。

じつにガリレオ死後、359年目のことである。

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