☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-09-12
 
【平成17年9月11日(日)】
(11日)

【午前】10時25分、公邸玄関前にて報道各社インタビュー。27分、公邸発。45分、JR東京駅着。50分、「のぞみ15号」にてJR東京駅発。

【午後】1時11分、JR京都駅着。14分、JR京都駅発。37分、京都市左京区の国立京都国際会館着。42分、ヘンリー・マッキンネル全米ビジネスラウンドテーブル会長、奥田碩日本経団連会長、尾身幸次元科学技術担当相ら。2時、「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム」開会式 出席、挨拶。3時7分、開会式終了。9分、国立京都国際会館発。30分、JR京都駅着。43分、「のぞみ250号」にてJR京都駅発。6時、JR東京駅着。4分、JR東京駅発。14分、公邸着。9時52分、公邸発。55分、自民党本部着。56分、総裁室。57分、久間章生 自民党総務会長、二階俊博総務局長。10時、安倍晋三自民党幹事長代理 加わる。18分、記者会見場。テレビ・ラジオ各局 衆議院選挙特別番組 出演。


(12日)

【午前】12時3分、総裁室。8分、保坂三蔵自民党東京都連会長代行ら。12分、二階自民党総務局長。15分、安倍晋三 自民党幹事長代理、世耕弘成広報本部長代理。38分、青木幹雄参議院議員会長 加わる。54分、竹中平蔵郵政民営化担当相 加わる。1時1分、青木参議院議員会長 再び加わる。11分、武部勤 自民党幹事長、二階総務局長 加わる。47分、安倍晋三 自民党幹事長代理 再び加わる。54分、与謝野馨自民党政調会長 加わる。2時3分、自民党本部発。5分、公邸着。


 ― ☆ ☆ ★ ☆ ☆ ―


「私は自民、公明合わせて過半数の議席得られればと思っていたが、できれば自民党単独で過半数を得られれば1番いいかなと思ってきた。それ以上の成果が得られそうな状況だ。国民の皆さんが非常に声援、応援してくれているからいい結果が出るんじゃないかと期待していたが、本当に国民の皆さんのおかげ。予想以上の成果が出た !!」と自民党本部にて総選挙勝利宣言の総理。

「それはない !! 、来年9月いっぱいが私の任期と考えており、それまでは精いっぱい総理、自民党総裁の職責を果たしていきたいと思う。それ以後はない。」と明確に任期延長を否定。

一方、「民主党代表を辞職する、(後任は)私が決めることではない。速やかに次のリーダーを選定していただきたい !!」と政権交代できなければ代表辞任を公約していた民主党 岡田代表、正式に辞任表明。

生真面目一本の岡田民主党代表が、【郵政民営化】目くらまし戦法の総理にしてやられた感が否めない今回の総選挙。

今回の小泉自民党の地滑り的大勝利にファシズム的な危うさを感じた方も多かったのではないか。

総理演説の身振り手振りそして演説の抑揚が、ナチス総統 アドルフ・ヒトラーに瓜二つのように思えた「劇場型選挙」、ポピュラリズム(大衆扇動政治)の再来、非情に危険な香りがしてならない。

戦後60年目の節目、昭和15年10月に「一国一党の強力な政治体制を目指す」として近衛文麿らによって、国民統制や強大な政治体制目的のため当時の既成政党を解体し結成された『 大 政 翼 賛 会 』

大東亜戦争開戦とともに国民総動員体制の中核組織として、戦時中の昭和17年挙行のいわゆる「大政翼賛会選挙」では、翼賛会推薦でないと殆ど当選できぬような政治・言論統制を伴う国家による政治管理システムと化した。(故三木武夫元総理は翼賛会非推薦で立候補、様々な選挙妨害を乗り越え当選した。)

いつか来た道にならねばよいが・・・・・・・。

第44回 衆議院総選挙を総括、【 郵 政 翼 賛 会 選 挙 】として警鐘を鳴らすものとする。

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