☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-09-19
 
【平成17年9月18日(日)】
【午前・午後】東京・千代田区永田町の公邸。終日、来客なし。


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民主党新代表に選出された前原誠司氏、早速、新執行部人事に着手。

幹事長に鳩山由紀夫元代表、政調会長に松本剛明元政調副会長、国対委員長に野田佳彦元国対委員長の起用を内定。

そんな目出度い新民主党『 前 原 丸 』の船出に出鼻をくじく悪しき知らせが、一時は「民主党王国」と言われた愛知県より入る。

先に行われた第44回 衆議院総選挙、愛知県第7選挙区から出馬し落選(比例復活当選もなし)した民主党 小林憲司前衆議院議員が現行犯逮捕。

公職選挙法違反と思いきや覚せい剤取締法違反(所持)で愛知県警捜査2課ならぬ銃器薬物対策課にご用、私設秘書2名もあわせて逮捕。

県警の調べでは、18日 午前5時15分頃、愛知県日進市岩崎町の小林前民主党代議士の自宅に微量の覚せい剤を所持、「使用する目的で以前から所持していた。」と容疑を認めている。

『 小林前代議士がシャブ中 ?! 』との情報を入手した警視庁と県警銃器薬物対策課が今春から内偵着手。同時逮捕の私設秘書のひとりが外国人からの購入役と判明、捜査は大詰めを迎えていた夏に突然の衆議院解散-総選挙。
政治的影響も含めて司直側は慎重に逮捕時期を検討していた模様。

愛知県で創立百周年を迎えた名門女子学園 理事者一族に生まれた小林憲司容疑者は、愛知教育大学附属名古屋小・中学校卒業後、海部俊樹元総理をも輩出した愛知の名門私立 東海高校卒。
渡米し米ウエストバージニア州立大学 アートアンドサイエンス学部卒業後、外資系企業で外国為替ディーラーなど経て、平成12年の総選挙で衆議院 愛知7区で初当選、平成15年にも再選されたが、先の総選挙では約2万3,000票差で与党候補に破れ、比例復活当選もならず。

逮捕された小林憲司前民主党代議士は、過去にも選挙区内にて米国留学中のマリファナ吸引疑惑などの噂や怪文書などが撒かれ、薬物疑惑の影が常にチラついていた。

教育一家に育った小林容疑者、「 不眠不休で国民のため働くが国会議員、選挙中は寝る暇もなし !! 」と雖も『 覚せい剤使用 』はご法度。

彼の選挙キャッチフレーズ、皮肉にも『 断 固 や る べ し !! 』

「 覚せい剤も『 断 固 や る べ し ?! 』 」だけは二度と善良な有権者に訴えてもらってはいけない。

選良としての強き反省、自責を望む。

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