☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-10-02
 
【平成17年10月1日(土)】
【午前】東京・千代田区永田町の公邸。来客なし。

【午後】2時32分、公邸発。49分、東京・上野公園の東京文化会館着。50分、館長室にてヘンリク・シュミーゲロー駐日ドイツ大使、ピーター・ジョナス・バイエルン国立歌劇場総裁、新井淳一 日本経済新聞社副社長ら。3時7分、バイエルン国立歌劇場 日本公演オペラ「タンホイザー」 鑑賞。4時23分、幕あいに館長室で、シュミーゲロー大使、ジョナス総裁、ジャーナリスト 筑紫哲也氏ら。40分、指揮者 ズービン・メータ氏、出演者 ロバート・ギャンビル、ワルトラウト・マイヤー両氏らと懇談、写真撮影。6時9分、楽屋口にて報道各社インタビュー。7時37分、オペラ鑑賞 終了。38分、東京文化会館発。8時2分、東京・内幸町の帝国ホテル着。上野公成元官房副長官 長女 結婚披露宴 出席、挨拶。23分、帝国ホテル発。34分、紀尾井町の赤坂プリンスホテル着。てんぷら料理店「桐」で秘書官と食事。9時31分、赤坂プリンスホテル発。36分、公邸着。


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「最初の序曲ね。これが流れてくるだけで自然に涙が出てくるね。感動しました、酔ってるって感じかな ?!」と東京文化会館にて久しぶりにオペラ鑑賞。

ドイツ バイエルン国立歌劇場のオペラ「タンホイザー」を約4時間半、たっぷり堪能、幕間には出演者らと歓談し「素晴らしい !!」を連発。
女神ベーヌス役女優に「私もベーヌスの世界に入ってみたいよ ?!」とすっかり上機嫌でご満悦。

2年前の訪独時、バイロイト音楽祭でシュレーダー首相と鑑賞した当時を回想し、「タンホイザーは特に好きなんだ。原作は同じでも演出によって違ってくる、何度見ても飽きないね !!」と陶酔気味に記者団に語る総理。

この後、東京・内幸町の帝国ホテルでの今をときめく安倍晋三自民党幹事長代理が媒酌人を務める上野公成前官房副長官 長女結婚式に出席。

「こういう結婚式は珍しいんじゃないか。前総理と現職の総理と、これからの総理がそろっている。私もこういうのは初めてです !!」と主賓として祝辞を述べる総理。

上野公成 前参議院議員が自民党森派所属だったこともあり、総理と同じテーブルには森喜朗前総理、福田康夫前官房長官とそうそうたる顔ぶれ勢ぞろい。

今回の総選挙でも保守本流、旧橋本・堀内派の凋落を尻目にひとり勝ちの森派なのだが、領袖 森前総理は浮かぬ顔 ?!

「ポスト小泉」候補を派閥内に複数擁すは、大変有り難きこと。
されど次期総理・総裁選出時に派閥分裂の危機に見舞われる虞もあり、オーナー 森氏は心中、気が気でないのも事実。

おっと、本日は目出度い結婚式の場、『 分 裂 』や『 分 か れ る 』は禁句、どうぞ末永くお幸せに・・・・・。

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