☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-10-18
 
【平成17年10月17日(月)】
【午前】10時、公邸発。9分、東京・九段北の靖国神社着。参拝。14分、靖国神社発。19分、千代田区役所着。参議院神奈川補欠選挙 不在者投票。24分、千代田区役所発。35分、官邸着。55分、細田博之官房長官。57分、中川秀直自民党国対委員長。11時13分、中川昭一経済産業相、岩永峯一農水相、逢沢一郎外務副大臣。

【午後】12時9分、政府・与党連絡会議。44分、谷垣禎一財務相。52分、町村信孝外相。55分、麻生太郎総務相。2時23分、谷川秀善外務副大臣。3時31分、グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長。シーファー駐日米大使、渡辺博史 財務省財務官ら 同席。4時12分、報道各社インタビュー。35分、小川元・駐チリ大使。杉浦正健官房副長官 同席。57分、官邸発。58分、国会着。59分、自民党総裁室。5時、自民党役員会開始。19分、自民党役員会 途中退席。21分、国会発。22分、官邸着。6時2分、ベルルスコーニ・イタリア首相と電話会談。原田親仁外務省欧州局長 同席。8時15分、細田博之官房長官 加わる。59分、官邸発。9時4分、公邸着。

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上空には複数のヘリコプター、普段より多いSP、本庁派遣の警備、所轄署 制・私服警官多数配置、不測の事態を未然に防ぐためとはいえ一般参拝者の目には重々しく異様に映っただろう。

秋季例大祭 初日、小雨降りしきる靖国神社に午前10時すぎ、秘書官を伴い総理公用車が到着。

一般参拝者と同じ参道を一直線に歩いて拝殿前へ、傘も差さぬグレーの背広姿の総理周辺はSPだらけ。

拝殿前 三段の石段を確りした足取り、口を一文字時に結び無表情のまま踏み締めるように上がり一礼後、ズボン右ポケットから賽銭を投じ、手を合わせて参拝する総理。

その間 35秒、昨年元旦以来、総理就任後5度目となる『 適 切 に 判 断 』した参拝だった。
本殿には上がらず(昇殿参拝)、「内閣総理大臣 小泉純一郎」記帳や献花料提供もない「拝殿前参拝」(社頭参拝)形式で「私的参拝」を強調演出。

「総理の職務として参拝したのではない、それがすべてだ !!」と参拝後、官邸にて記者団に。

「本来、心の問題に他人が干渉すべきでない。ましてや外国政府が、日本人が日本人の戦没者へ、あるいは世界の戦没者に哀悼のまことをささげるのは、いけないとかいう問題ではないと思っている。」と中・韓両国が総理靖国参拝に一斉反発、外交日程にも影響が出ることを問われて総理。

また、「総理という扱いよりも普通の一般国民と同じようにということがいいのかなと思った。」と昇殿せず社頭参拝を選択した「私的参拝」理由説明。

参拝方式や来年参拝の意向を問われては、何時もの常套句「適切に判断」とだけ語る総理。

「連絡すれば、かえって迷惑になると思い、事前にはしなかった。」と昼に官邸開催の政府・与党連絡会議で説明する総理。

「私的参拝と言っても政治的な意味を持ち、こちらも対応するための準備が必要だった。事前連絡はして欲しかった。」と抗議する神崎武法公明党代表、まさに『 (靖国参拝は)イ カ ン ザ キ ?! 』の心境。

内外を問わず、一般国民を含め各界各層から賛否両論噴出、当分は近隣諸国とのギクシャクは避けられない。

ところで、総理のズボン右ポケットから取り出した賽銭っていくら ?

「個人の心(気持ち)の問題だ !!」と総理とりあうハズないが、まさか財務省オークション『 幻の昭和7年発行 新20円金貨 ?! 』なんていうことはありませんよネ !!

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