☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-11-12
 
【平成17年11月11日(金)】
【午前】9時54分、公邸発。55分、官邸着。10時1分、閣議開始。22分、閣議終了。23分、官邸発。26分、自民党本部着。27分、自民党幹事長室。武部勤幹事長。39分、総裁室。長崎県知事選、大阪市長選 立候補予定者 推薦証渡し。武部幹事長、中馬弘毅行政改革担当相 同席。43分、武部幹事長、遠藤武彦総務局長。11時5分、自民党本部発。8分、官邸着。

【午後】12時3分、全国都道府県知事会議開始。2時8分、全国都道府県知事会議 途中退席。9分、西川善文・三井住友銀行前頭取。竹中平蔵郵政民営化担当相 同席。19分、高橋はるみ北海道知事、高橋文明道議会議長ら。3時2分、与謝野馨経済財政担当相。30分、鈴木敏郎駐イラク大使。吉川元偉外務省中東アフリカ局長 同席。4時、西田恒夫 外務省外務審議官、河相周夫北米局長ら。5時、麻生太郎外相、中川昭一農水相、二階俊博経済産業相。安倍晋三、二橋正弘正副官房長官ら 同席。37分、報道各社インタビュー。6時2分、カラマンリス・ギリシャ首相との首脳会談開始。40分、カラマンリス・ギリシャ首相との首脳会談終了。42分、カラマンリス・ギリシャ首相との共同記者発表。55分、カラマンリス・ギリシャ首相との夕食会。8時22分、カラマンリス・ギリシャ首相との夕食会終了。24分、官邸正面玄関にてカラマンリス首相 見送り。37分、官邸発。38分、公邸着。


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「適材適所 !!」

「まず、しっかりした経営ができる人。そして生田(日本郵政公社)総裁、経済界が一致して適任だと認められるような人。そういういい人材を捜すようにして下さいと竹中(郵政民営化)担当大臣には言っていたけど、幸いにしてそのような指摘が全部合致するような適任者が見付かって良かった !!」と記者団に語る総理。

午後2時すぎ、官邸を訪れた西川善文 三井住友銀行前頭取。

総理、竹中大臣同席のもと、「身に余る大役だが、お引き受けする。」と郵政民営化で発足する持ち株会社『日本郵政株式会社』初代社長を三井住友銀行前頭取 西川善文氏(67歳)が受諾。

西川初代社長を補佐する取締役には、高木祥吉 前金融庁長官(郵政民営化推進室副室長)と団宏明 日本郵政公社副総裁を充てる方針。

その後の記者会見で、「渾身の努力で民営化を完成させたい、変化に対応し既存の銀行のまねをするのではなく、新しい独自のビジネスモデルをつくりたい !!」と熱く抱負を語る西川氏。

西川善文氏といえば、三井住友銀行頭取として君臨、先頭に立ち不良債権処理にあたるとともに全国銀行協会会長など公職も多数務めた。
長年対立してきた利害相反の金融界出身者起用も官邸の妙手。(総理は元々、大蔵族)
現在は三井住友銀行 特別顧問というかなりのヤリ手なのだが・・・・・・・。

昨今話題の株買占め、企業買収お騒がせに必ず名前が出る人物、楽天 相談役や楽天証券 社外取締役を務める一方、TBS監査役と買収防衛策発動是非を協議の諮問機関「企業価値評価特別委員会」委員。
村上ファンド「阪神」騒動時にはタイガース球団新社長との噂まで ?!

また、楽天のTBS株買収資金源とされるゴールドマンサックス証券アドバイザリーボードでもある西川善文氏。

これで念願、郵貯の外資売却地ならし完了か ?!

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