☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2005-12-26
 
【平成17年12月25日(日)】
【午前】東京・千代田区永田町の公邸。来客なし。

【午後】4時44分、公邸発。5時4分、東京・銀座のホテル西洋銀座着。日本料理店「吉兆」で作家 宮尾登美子さん、武部勤自民党幹事長、竹中平蔵総務相夫妻と会食。7時21分、ホテル西洋銀座発。35分、公邸着。


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「前回(平成13年)は小泉ブームがあったが、次の選挙は容易ではない。候補者選定も急ぐべきだ !!」と総理。

「(党本部と)県連とのゴタゴタは、もう終わりにしなければならない !!」と青木幹雄自民党参議院議員会長。

クリスマス・イブの夕刻、公邸に馳せ参じたは、森喜朗前総理、青木幹雄自民党参議院議員会長と総理の腹心、中川秀直自民党政務調査会長。

総理が聖誕祭ディナーに森前総理を誘い、森氏が青木、中川両氏に声を掛けた夕食会。

漏れ伝わるハナシでは、『参院のドン』青木氏が自民党の伝統的な参議院選挙策について、業界団体と衆議院議員の後援会組織に頼った選挙を永年行ってきたことを総理に説明。

しかし、小泉改革による業界団体の自民党離れと先の総選挙において、「抵抗派」と目された大物代議士らを除名処分として自民党を追放、次期参議院通常選挙に大きな懸念を指摘した青木参議院議員会長。

総理もこの件には理解を示すものの、具体的指示なし。

結局、まとめ役の森前総理が、早急な党本部と各都道府県連との関係修復と次期参議院選挙対策を子分でもある中川政調会長に指示。

また、森前総理は除名処分者、大物議員らの復党の道を提案するも、総理、耳貸さず、『ポスト小泉』候補者の「イブの品定め」も行われた模様。

きよし、この夜に次期参議院選挙のハナシで公邸に呼びつけられては、自民党幹部皆さま方もホント、『 ク ル シ ミ マ ス ?! 』

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