☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2006-06-03
 
【平成18年6月2日(金)】
【午前】8時28分、公邸発。29分、国会着。31分、院内大臣室。32分、閣議開始。49分、閣議終了。50分、麻生太郎外相。9時4分、国会発。5分、官邸着。35分、二橋正弘官房副長官。10時、坂篤郎、安藤裕康両官房副長官補。30分、国家公務員宿舎の移転・跡地利用に関する有識者会議 伊藤滋座長。細川興一 財務省事務次官、牧野治郎理財局長 同席。11時29分、冬柴鉄三 公明党幹事長、高野博師参議院議員。

【午後】12時2分、報道各社インタビュー。1時1分、官邸発。11分、東京・芝公園の東京プリンスホテル着。「マグノリアホール」で日本看護連盟総会 出席、挨拶。21分、東京プリンスホテル発。32分、官邸着。2時34分、武部勤自民党幹事長。3時、漆間巌警察庁長官。4時5分、坂篤郎、安藤裕康両官房副長官補ら。5時18分、中央防災会議開始。48分、中央防災会議終了。6時36分、報道各社インタビュー。41分、官邸発。53分、JR東京駅着。7時、東北新幹線「やまびこ65号」にてJR東京駅発。8時19分、JR郡山駅着。23分、JR郡山駅発。9時27分、福島県会津若松市の旅館「向瀧」着。54分、旅館「向瀧」内 宴会場「松風」で川手晃福島県副知事、菅家一郎会津若松市長、坂本剛二自民党県連会長ら県選出国会議員と会食。宿泊。


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「多いんでしょうね、再チャレンジの問題を重視しているんでしょう。必要だと、これから・・・・・。」と先のアフリカ外遊時、提唱の「野口英世賞」創設PRのため、3週続けての内遊(?!)ならぬ国内視察で念願の福島県会津出発前に総理、記者団に。

秋の総裁選を控え、事実上の『安倍派旗揚げ』となる「『再チャレンジ』支援議員連盟」」(会長:山本有二衆議院議員-高市早苗代議士の夫)が、安倍官房長官も出席して自民党本部で設立総会。

当初、50名程の参加者を見込んでいた(山本有二会長)が、代理出席も含め94人が出席、冒頭の総理の感想に繋がった。

「(格差は)どの時代においても、どの国においても、どの地域においても、どの企業においても、どの個人においても違いはある。その違いを認識しながら、違いというか持ち味を生かそうとする。そういうチャンスをできるだけ多く与えようと。これは政治として大事な役割だと思っている。」

「総裁選になれば、当然いろいろな動きがあるだろうし、支持する人も出てくる。自然な動きだ !!」と政府内で安倍晋三官房長官主導の「再チャレンジ支援政策」に賛同する総理。

「『政府を代表してごあいさつ申し上げます。』勝ち組、負け組が固定化されず、何度もチャンスを得られる社会をつくっていくことが大切だ。支持をいただき、大変ありがたく心強い。」と挨拶する安倍晋三内閣官房長官、わざわざ『政府の立場』を強調、政局・派閥旗揚げを否定。

一方、福田康夫元内閣官房長官が会長の50歳を過ぎて初当選した自民党有志議員の集まり「知命立志の会」(通称クローニンの会)も先月末、東京都内で会合、32人が出席。

「ここまで苦労して政治家としてたどりついた。若い人も大事だが、我々年寄りも役に立つことはあるだろう。」と亡父 赳夫元総理同様飄々と挨拶する福田氏。

「我々は政局の話をしているのではない。たまたま福田(康夫)氏が会長をしているだけで、生臭い話はしていない。」(会長代行:加納時男参議院議員)とは言うものの・・・・・。

麻生外相、谷垣財務相も連日連夜、支持グループと活発な動き、「会期延長なし」(総理)との今国会閉幕(6月18日)を前に、既に各総裁候補者とも臨戦態勢。

総理のように総選挙、初選挙時に苦杯、その後も自民党総裁選に挫けず何度もチャレンジしたわけでもなく、親父さんが余りにも長くバッジを付けていた為、50歳過ぎまで石油会社員や秘書として仕えた『クローニン』の福田康夫氏と違うチョ~毛並みの良い苦労知らずのプリンス、安倍晋三内閣官房長官。

『 再 チ ャ レ ン ジ ?! 』と安倍氏に言われてもネェ・・・・・。

「プリンスメロン」などと揶揄された故晋太郎氏が果たせなかった夢(総理・総裁)に息子が『 再 チ ャ レ ン ジ ?! 』ということか。

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