☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2006-07-22
 
【平成18年7月21日(金)】
【午前】9時55分、公邸発。57分、官邸着。10時1分、閣議開始。43分、閣議終了。45分、北側一雄国交相、後藤茂之 国土交通省政務官、門松武河川局長。11時29分、三谷秀史内閣情報官。

【午後】2時35分、松田隆利、林省吾新旧総務事務次官。3時3分、嶽釜徹ドミニカ共和国移住50周年記念祭執行委員長、尾辻秀久前厚労相ら。坂篤郎官房副長官補、谷崎泰明外務省領事局長 同席。48分、官邸発。57分、皇居着。内奏。5時5分、皇居発。15分、官邸着。35分、政府広報番組「小泉総理ラジオで語る」 収録。6時12分、川口順子 自民党参議院議員。32分、報道各社インタビュー。7時20分、官邸発。23分、東京・永田町のキャピトル東急ホテル着。「村儀理容室」にて散髪。8時17分、キャピトル東急ホテル発。18分、公邸着。


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「一度たりとも立候補すると言ったことがありますか ?」と何時もながら皮肉っぽく記者団に応対する福田康夫元内閣官房長官。

「70歳になって、気力も体力も衰えつつある。現代の総理は行動力がないと務まらない。」とも・・・・・。

派閥オーナー 森喜朗前総理と会談、福田氏、自民党総裁選不出馬へ。

「総裁選には今まで出ると言ったことは一度もない。だから、出ないという必要もない。(世論調査の)支持も下がっている。このまま自然に消えていく。」と福田元官房長官。

「(不出馬表明せず)それでは期待してくれた人にすまないのではないか。どこかで明確にメッセージを送るべきだ。」とアドバイスした森前総理。

「(森派は安倍出馬で一本化すること)それは分かっている !!」

森前総理が、後任派閥会長を依頼するも「総裁選の不出馬と取引したように受け取られるのは本意ではない !!」と固辞。

終戦記念日の総理靖国神社参拝を見極めてから、出・不出馬を明確にすると思われていた福田氏だが、「自分が総裁選に出て、(靖国問題をめぐり)国論が二分されるような印象が国内外で広まれば、国益にならない。」と判断した模様。

今月28日開催の自民党東京ブロック大会への欠席を決断した時点で、党内では福田氏不出馬が囁かれていたが、総裁選不出馬が明確となり安倍晋三内閣官房長官の自民党総裁選 独走状態へ。

「誠に残念。党内を二分するぐらいのしっかりした論争がなければ、自民党の活力はなくなる。」(加藤紘一元幹事長)と惜しむ声もあるが・・・・・。

来週中にも自民党総裁選への正式出馬表明する谷垣禎一財務相は、別として、麻生太郎外相も最終的には、不出馬(?)表明で安倍政権樹立協力、早くも『 次 の 次 』狙いの「No.2」維持へ方針変更か。

「タイミングというのもありますからねえ・・・。人の見方は色々だからねえ。ご本人に聞いてみて下さいよ ?!」と女房役だった福田康夫元官房長官の次期 自民党総裁選不出馬に対して、総理、ポツリ一言。

福田康夫 元内閣官房長官殿

『われわれ国民も、一度たりとも立候補して下さいと言ったことがありましたか ?! 』

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