☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2006-09-01
 
【平成18年8月31日(木)】
(8月30日=現地時間)


【午後】政府専用機にてウズベキスタン・サマルカンド空港発。中央アジア2ヶ国訪問を終え、帰国の途に。


(8月31日=日本時間)


【午前】7時48分、中央アジア訪問を終えて、ウズベキスタン・サマルカンドから政府専用機にて羽田空港着。59分、羽田空港発。8時20分、公邸着。11時31分、公邸発。37分、皇居着。帰国の記帳。41分、皇居発。50分、官邸着。

【午後】12時1分、長勢甚遠官房副長官、首相秘書官らと昼食。1時32分、中川秀直自民党政調会長。3時、石原慎太郎東京都知事。35分、戸苅利和厚労事務次官。49分、藪中三十二外務審議官。4時、三谷秀史内閣情報官。5時、増田優一内閣府政策統括官。6時24分、報道各社インタビュー。30分、官邸発。31分、東京・永田町のそば屋「黒澤」着。報道各社政治部長OB会 出席。8時45分、「黒澤」発。46分、公邸着。


 ― ☆ ☆ ★ ☆ ☆ ―


「良かったね、おめでとうございました !!」と祝福する総理。

平成28年(2016)開催の夏季五輪国内立候補都市に決まった東京都の石原慎太郎知事が、報告のため官邸へ。

「(政府の)メンタルサポートを踏まえて強力に協力して頂きたい !!」と要望する石原知事。

今を時めく安倍晋三内閣官房長官には、「総裁選に勝ったら、(五輪)担当相を置いてほしい。内閣もその気になって十全の協力をしてほしい !!」と早くも次期総理(?)に陳情。

「靖国問題の話をしたり、よもやま話をしてきた。」と石原都知事。

「(靖国問題で)『マスコミはおかしいね !!』って言ってましたよ。『どうかしてるね。大騒ぎして』って。」と総理、石原発言を一部マスコミ披露。

超タカ派 イケイケ石原都知事と対照的、信州の「ヤッシー」こと田中康夫長野県知事。

今月6日の知事選で村井仁 元防災担当相(69歳)に敗れ、今日(31日)が任期満了日。

田中県政の象徴『ガラス張り』知事室も見納めに・・・・・。

村井仁 次期長野県知事は、『ガラス張り』知事室廃止を正式表明している。

午後2時過ぎからは、県民に県庁1階の『ガラス張り』知事室が、『知事室ファイナル 誰でも入れるデー』と銘うち一般開放、数百人が見学に。

これ程多くの県民が、県庁を訪問したことは、長野県政史上かつてなきこと、田中康夫知事は記念撮影やサイン攻めにもかかわらず、最後までにこやかに応対。

「6年前、ひとりで落下傘降下してきたようなものだった。今度は落下傘ではなく、素晴らしい夢を実現させるバルーンに乗り込んで、信州から、信じられる社会を取り戻すため、日本をよりよくできればと思います。皆様と共に歩めれば・・・」と今後も政治活動継続宣言ともとれる退任挨拶、大きな拍手に送られて県庁を後にした。

この田中知事への退職金(2期目)は、ナント 5,184万円也、千葉県に次ぎ全国2番目の高さだ。

今年2月、この以上に高い退職金を田中知事は是正しようと全国最低水準(3,571万円)への引き下げと、県議報酬カットを含む条例改正案を提出したが、県議会が不同意、結局お流れに。

さぁ、『ガラス張り』知事室を解体する村井仁 新長野県知事、『 ガ ラ ス 細 工 』のように壊れやすい県民との信頼関係を強固なものに変えられるのか、『 【 曇 】 ガ ラ ス 張 り 』知事室だけにはしてはならない。

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