2006-09-08
【平成18年9月7日(木)】
(9月7日=日本時間)
【午前】10時13分、公邸発。14分、官邸着。31分、シーファー駐日米大使。11時3分、中川昭一農水相。29分、木下寛之 前農水審議官。
【午後】4時1分、報道各社インタビュー。7分、官邸発。25分、羽田空港着。47分、アジア欧州会議(ASEM)首脳会合出席のため、フィンランドに向け政府専用機にて羽田空港発。
― ☆ ☆ ★ ☆ ☆ ―
「総裁選を盛り上げることが必要。麻生太郎という人の素晴らしい個性が、まだ十分理解されていない部分があるのではないか。」と明日(8日)告示の自民党総裁選挙に立候補する麻生太郎外相の選挙対策本部長に就任した鳩山邦夫元文相。
鳩山氏自身、総裁選出馬をめざし、20人の推薦人集めに奔走していたが、集まらず断念。
昨夜(6日)、麻生外相が、鳩山氏に総裁選への協力要請、これに応じた鳩山氏が選対本部長就任を快諾。
同じく大勇会(河野グループ)所属で、自民党総裁選出馬をめざした河野太郎法務副大臣も国会内で記者会見、「麻生太郎外相に社会保険庁の廃止、厚生年金の改革などを契約いただいたので、同氏に1票入れたい !!」と自らの出馬断念と麻生太郎外相支持を表明。
「私の祖父も吉田さんも(天国で)笑っているんじゃないか。時代は変わった。麻生さんには個性を丸出しにして抱負を訴えてほしい。」と麻生陣営の選対本部長に就任した鳩山邦夫氏が言うとおり、鳩山一郎元総理と麻生氏の祖父 吉田茂元総理は、昭和20年代後半の激動期に「鳩山自由党」と「吉田自由党」に別れて総選挙を戦ったほど激しい政治権力闘争を繰り広げた。
河野太郎氏の祖父 一郎元建設相に至っては、戦前・戦後を通じ一貫した「鳩山派」、特に戦後は徹底した「吉田嫌い」で打倒 吉田内閣を画策、自由党を除名処分。
三木武吉らとともに日本民主党を結成、吉田内閣を倒し念願の鳩山政権樹立、昭和30年の保守合同へ導き、最初の自由民主党総裁選においては、安倍晋三官房長官の祖父 岸信介を擁立、戦いに挑むが、石橋湛山に一敗地にまみえる。
石橋総理病気退陣後の岸政権では経済企画庁長官、党総務会長歴任するも幹事長になれず反主流派に転落・・・・・といった華麗なる経歴ならぬ遍歴 ?!
安倍陣営も支持議員300人を超える『 呉越同舟 』、『 同床異夢 』状態だが、麻生陣営もご先祖様同士は『 昨日の敵は、今日の友 』
ナント、永田町は昔から複雑怪奇な「ムラ」でありましょうか・・・・・。