☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2006-09-27
 
【平成18年9月26日(火)】
(26日)

【 小泉純一郎総理 】


【午前】宿泊先 東京・芝公園の東京プリンスホテルパークタワー。8時42分、東京プリンスホテルパークタワー発。53分、官邸着。9時3分、閣僚応接室。4分、閣議室。閣議開始。13分、閣議終了。内閣総辞職。15分、二橋正弘官房副長官、阪田雅裕内閣法制局長官、三谷秀史内閣情報官ら。辞職辞令交付。30分、内田俊一 内閣府事務次官、浜野潤審議官ら51分、安倍晋三自民党総裁。10時4分、官邸正面玄関で官邸職員 見送り。花束贈呈。6分、官邸発。17分、東京・芝公園の東京プリンスホテルパークタワー着。

【午後】12時44分、東京プリンスホテルパークタワー発。59分、国会着。1時1分、衆議院本会議場。2分、衆議院本会議 開会。



【 安倍晋三総裁 】


【午前】8時33分、東京・富ケ谷の私邸発。50分、官邸着。52分、官房長官室。9時1分、閣僚応接室。4分、閣議室。閣議開始。13分、閣議終了。14分、官房長官室。30分、官邸発。31分、国会着。32分、自民党総裁室。33分、自民党役員会開始。46分、自民党役員会終了。48分、国会発。50分、官邸着。51分、小泉純一郎総理。10時4分、官邸エントランスホールで小泉総理 見送り。7分、官房長官室。27分、官邸発。29分、国会着。30分、自民党総裁室。31分、菅直人 民主党代表代行、鳩山由紀夫幹事長ら。中川秀直自民党幹事長ら 同席。40分、国会発。42分、官邸着。44分、官房長官室。

【午後】12時28分、官邸発。30分、国会着。32分、第14控室。33分、自民党両院議員総会。37分、自民党代議士会。51分、衆議院本会議場。1時2分、衆議院本会議 開会。
 


【 安倍晋三総理 】
 

【午後】1時36分、衆議院本会議にて第90代首相に指名。衆議院本会議 休憩。39分、院内大臣室。40分、小泉前総理、二階俊博自民党国対委員長。44分、中川秀直自民党幹事長 加わる。55分、衆議院 正副議長、議運委員長、与野党各会派を中川秀直自民党幹事長、二階国対委員長とともに首相指名の挨拶廻り。2時19分、参議院 正副議長、議運委員長、与野党各会派を片山虎之助自民党参議院幹事長、矢野哲朗参議院国対委員長とともに挨拶廻り。35分、国会発。37分、官邸着。3時19分、下村博文 新官房副長官。24分、塩崎恭久 新官房長官、鈴木政二官房副長官 加わる。33分、的場順三 新官房副長官 加わる。44分、特別応接室。神崎武法公明党代表と与党党首会談。中川秀直自民党幹事長、太田昭宏公明党幹事長代行 同席。49分、中川秀直自民党幹事長、中川昭一政調会長、青木幹雄参議院議員会長ら自民党5役と神崎武法公明党代表らで組閣本部設置。58分、新閣僚 呼び込み。5時23分、世耕弘成 新総理補佐官。24分、根本匠 新総理補佐官 加わる。28分、中山恭子、小池百合子両 新総理補佐官 加わる。29分、山谷えり子 新総理補佐官 加わる。6時22分、官邸発。32分、皇居着。内奏。首相親任式。閣僚認証式。8時48分、皇居発。57分、官邸着。9時17分、記者会見室。内閣記者会と会見。45分、特別応接室。各閣僚 補職辞令交付。53分、閣僚応接室。10時2分、閣議室。初閣議開始。23分、初閣議終了。25分、階段で閣僚と記念撮影。29分、特別応接室。宮崎礼壱内閣法制局長官、小池総理補佐官らに辞令交付。39分、階段にて正副官房長官、総理補佐官と記念撮影。11時39分、塩崎官房長官ら。


(27日)

【午前】12時29分、官邸発。43分、東京・富ケ谷の私邸着。


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【第1次 安倍内閣の顔ぶれ】


総 理 安倍 晋三 (山口4区・当選5回/成蹊大卒)

総務・郵政民営化 菅 義偉 (神奈川2区・当選4回/法大卒)

法 務 長勢 甚遠 (富山1区・当選6回/東大卒)

外 務 麻生 太郎 [再任] (福岡8区・当選9回/学習院大卒)

財 務 尾身 幸次(比例北関東・当選8回/一橋大卒)

文部科学 伊吹 文明(京都1区・当選8回/京大卒)

厚生労働 柳沢 伯夫(静岡3区・当選8回/東大卒)

農 水 松岡 利勝(熊本3区・当選6回/鳥取大卒)

経済産業 甘利 明(神奈川13区・当選8回/慶応大卒)

国土交通・観光立国 冬柴 鐵三(兵庫8区 [公明] ・当選7回/関大卒)

環境(地球環境問題) 若林 正俊(参院長野・当選 衆3回・参2回/東大卒)

官 房・拉致問題 塩崎 恭久(愛媛1区・当選 衆4回・参1回/東大卒)

国家公安・防災 溝手 顕正 (参院広島・当選3回/東大卒)

防 衛 久間 章生(長崎2区・当選9回/東大卒)

沖縄北方・少子化 高市 早苗(奈良2区・当選4回/神戸大卒)
(科学技術政策、イノベーション、男女共同参画、食品安全)

金 融・再チャレンジ 山本 有二(高知3区・当選6回/早大卒)

経済財政 大田 弘子 (民 間/一橋大卒)

規制改革・道州制 佐田 玄一郎 (群馬1区・当選6回/北大卒)
(国・地方行革、公務員制度改革、地域活性化)

官房副長官 下村 博文 (東京11区・当選4回/早大卒)

      鈴木 政二 [再任](参院愛知・当選2回/日大卒)

      的場 順三 (民 間・元国土庁事務次官/京大卒)

法制局長官 宮崎 礼壹 (東大卒・法制局次長)

総理大臣補佐官
(国家安全保障問題担当) 小池 百合子 (東京10区・当選 衆5回・参1回/カイロ大卒)
(経済財政担当) 根本  匠 (福島2区・当選5回/東大卒)
(拉致問題担当) 中山 恭子 (民 間/東大卒)
(教育再生担当) 山谷 えり子 (参院比例・当選 衆1回・参1回/聖心女大卒)
(広報担当)   世耕 弘成 (参院和歌山・当選2回/早大卒)



※ 衆参両院本会議の首相指名選挙で安倍晋三 第21代 自民党総裁を第90代 内閣総理大臣(57人目)に選出。

戦後生まれ初、52歳での就任も戦後最年少という異例の速さで最高権力者の階段を駆け登った。

安倍新内閣を「 『 イザ、鎌倉 !! 』内閣 」と命名したい。

詳細な経緯は省くが、「あの人の、あの時の行動・言動が安倍新総理・総裁誕生の流れをつくった」キーマンと考えられる人々は、ほとんど入閣。

また、思想・信条が同じような(つまりは右・タカ派)個人的な親交がある人々も初入閣多し。

まさに鎌倉時代の将軍と御家人との関係とよく似た『論功行賞』と総理との固き『主従関係』によってつくられた内閣である。

来るべき政治決戦は、まさに『 イザ、鎌倉 !! 』だ。

小泉前政権では、『偉大なるイエスマン』は武部勤幹事長のみだったのだが、大臣すべてが『偉大なるイエスマン』化もあり得る、極めてキケンな政権かもしれない。

「オレは、違うヨ ?!」とひとり、口を尖がらせている大臣がいた。

再任された外務大臣 麻生太郎氏だ。

確かに民間登用の大田弘子 経済財政担当相以外の安倍内閣の大臣(冬柴国交相は除く)は総裁選で『安倍晋三』と書いた人ばかりの「仲良しクラブ」状態。

唯一、麻生氏だけが、当たり前だが自分の名前を書いて投票。

この内閣の中では、ひとり浮いてしまう可能性も大。

今日の大臣就任記者会見でも、麻生外相、「外務大臣を『 留 年 』しました ?! 」(大学じゃないってば・・・)

「留任」と言うところを単に言い間違えたのか、わざと受け狙いの大ボケだったのか知らぬが、この面白くなき内閣の中で存在感は一番。

やはり『ポスト安倍』の最『 右 翼 』、引き続き注目の人物である。

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