☆ 官 邸  日 記 ☆ ― Prime Minister Of Japan’s Diary ? ―
2006-10-09
 
【平成18年10月8日(日)】 〈 外遊日程詳報 〉
(10月8日=日本時間)


【午前】10時1分、東京・富ケ谷の私邸発。安倍昭恵夫人 同行。23分、羽田空港着。24分、報道各社インタビュー。47分、中国、韓国訪問のため北京に向け政府専用機にて羽田空港発。


(10月8日=現地時間)


【午後】中国の北京首都国際空港着。北京市の人民大会堂東門前広場にて歓迎式典。人民大会堂で温家宝首相と会談。胡錦濤国家主席と会談。呉邦国 全国人民代表大会常務委員長と会談。温首相主催晩餐会。釣魚台迎賓館。ホテル「グランドハイアット北京」で内外記者会見。同行記者団懇談会。釣魚台迎賓館。宿泊。


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「総理が最初の訪問国に中国を選び、中日関係の改善と発展を重視する姿勢を評価したい。中日関係改善の転機であり、新たなスタートになることを期待する !!」と歓迎の意を表す胡錦濤・中国国家主席。

「初めての訪問先に中国を選んだことは、日中双方が両国関係を極めて重視していることを示す、日中両国は未来志向で戦略的互恵関係を築くべきだ !!」と応じる安倍新総理。

5年ぶりに総理訪中実現、北京・人民大会堂にて胡錦濤国家主席、温家宝首相らと会談。

「政治と経済の両輪を力強く作動させ、関係を高度な次元に高めたい。(両国が)2国間や地域、国際社会の戦略的利益を共有し、それに立脚した互恵関係を築く。」との安倍総理提案に中国側も『 戦略的互恵関係 』構築を目指すことに了承。

安倍総理は、中国首脳の早期訪日招請、中国側も原則合意。
来月、ベトナム・ハノイでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議で胡錦濤国家主席と12月にフィリピン・セブ島開催の東アジア首脳会議での温家宝首相との日中首脳会談を行なうことでも同意。

また、中国側は『 政 治 的 障 害 (靖国参拝) 』排除を強く望んだが、「日本の多くの歴代の総理は国のために亡くなった方々に対して哀悼の誠をささげ、平和を願い(靖国神社を)参拝してきた。恒久平和を祈るためで、A級戦犯を賛美するものではない。(自らが参拝に)行くか行かないか言及しない。政治的困難を克服し、両国の健全な発展を促進させる観点から適切に対処したい !!」と安倍総理、具体的な対応には触れず。

歴史認識問題では、「村山談話」(平成7年)踏襲姿勢を示すとともに日中有識者による歴史共同研究を年内に開始することで一致。

「まず、会うことが大事だ !!」(麻生外相)

「雨のち晴れになってほしい !!」(劉建超・中国外務省 報道局長)

日中両国民の願いも期待と不安が入り混じっているものの同じである。

一方、ファーストレディーとして外遊同行の安倍昭恵総理夫人、グレーのスーツに黒色ブラウス姿の清楚なスタイルで、北京市内の中学校訪問や中国障害者連合会慰問。

「夫(安倍総理)は現在、首脳会談中ですが、私と皆さんは未来を見つめて努力しましょう。日本のいいところを『 ソ フ ト 』に海外に紹介したい !!」とニッコリ。

北京では、「酒豪、『冬ソナ』韓国ファンで人気ディスクジョッキー」と紹介された昭恵夫人。

ご実家のシンボルの如く、「親善外交」で日本と中韓両国との『 エ ン ジ ェ ル 』となれるか ?! (ピポ・ピポ・ピポ・・・)

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